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里山の暮らし

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集落に住み始めて変わった意識、日々の想い
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残心余情(ざんしんよじょう)

残心余情(ざんしんよじょう)

茶人・井伊直弼が残した言葉
「独座観念」
「一期一会」
そして
「余情残心」

茶道から生まれた言葉だけど
様々な場面で
日本人の心を見事に表現した熟語だとおもう

余情とは
後まで残る、しみじみとした味わい。
詩歌では表現の外に感じられる趣を指す

残心とは
心を後に残す事、心残り

故人にたいしては
名残惜しみつつ
安らかな旅立ちを想う

そんな感じかなあ・・・

余情残心
ともいう

口数少

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芒種

芒種

毎年、田んぼの畦に咲いてくれる
葵(あおい)

今年始めて名前覚えました
葵は太陽の方を向く習性を
「仰ぐ(おあぐ)陽(ひ)」として
「葵(あおい)」

美しいバラ園を歩くのもいいけれど
こういった自然の中に咲く花にも
心奪われます

今年はじめた1枚の田んぼも
3回にわけてやっと田植え終わりました

同じくイセヒカリを御田植されている
三重県の伊雑宮では
日本三大御田植祭のひとつ
御田植祭(おた

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梅仕事

梅仕事

梅仕事の中でも
失敗がすくない作業のひとつ
梅シロップ

簡単だけど超美味しい

入梅
梅雨
どちらにも「梅」が付くって面白い
季節がまた巡って来たことを
知らせてくれる梅って
昔から人々の生活に
欠かせないものだったのだなぁと感じます

わたしの梅シロップ作りも4年目
子どもたちの夏の飲物に欠かせない
砂糖とはちみつの配分も
毎年変えてみるけれど

梅1:氷砂糖0.7:はちみつ0.3

という比

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亀の甲羅干し

亀の甲羅干し

毎年5月の終わり頃になると
堤にすんでる亀たちが
甲羅干しを始めます

亀って甲羅を干すんだな

集落に来て初めて知りました

なんとも可愛いものです

田舎に暮らしていると
自然と生き物の関係を観察できて
ほっこりします

田んぼはじめ

田んぼはじめ

2022年4月3日
田んぼはじめのはじめ
あぜぬりです

なぜ畦塗りをするかというと
もし田植え後に田んぼの水が漏れて
土が空気に触れてしまうと草が出やすくなってしまいます

そのようなことが田植え後起こらぬよう
あぜを修繕し、水を堰き止める機能を復活、
維持させるためにおこないます

春がきた感

八重桜を塩漬けにします
おにぎりに添えたり、何かと便利です

しいたけの菌打ち

しいたけの菌打ち

2022年4月20日
ご近所さんの山で
秋に伐採したくるみの木などで
しいたけ、なめこ、ひらたけ
菌打ちさせてもらう

収穫がたのしみだー!

稲の育苗

稲の育苗

2022年5月5日 育苗
まだまだ小さい苗たち

農薬や成長剤を一切いれていないので
育ちはゆっくりだけど
すくすくしっかり育ってほしいな

5月5日こどもの日
今日でちょうど
ヤギ2頭がうちに来て1年がたつ
早いなー
大きくなったなー
いつも癒やしてくれてありがとう。

限界集落の在り方

限界集落の在り方

限界集落に越してきて2年が過ぎました

2022年4月から、JRバスが廃止となり
乗り合い送迎サービスの導入に踏み切るようです

現在わたしたちの交通網は
鉄道駅は9kmほどあって遠いので
自家用車、自転車、JRバス、タクシーになり
高齢者には、普段の生活に
送迎サービスに頼ることが多くなるかと思います

そして
この地区の小学校1校は
現在は複式学級で18名が通学しています
1991年に4校が統

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マインドフルネス

マインドフルな呼吸の実践の目的は
マインドフルネスと呼ばれる愛のエネルギーを
生み出すことを助け
それを活かし続けることを助けること

例えば
わたしたちが怒りの中にいるときに
怒りの種が、私たちの顕在意識の階層
私たちの表面的な気づきの階層に現れる時
それは怒りの種が
私たちの意識の奥深くにあるからです

そして私たちは苦しみ始めます。
瞑想者のやるべきことは、
そこにある怒りのエネルギーを

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瞑想

瞑想

インドで瞑想を学んではや4年
帰国後は熱心に時間をつくって
瞑想タイムを楽しんでいたけれど
いつの間にか日々の雑務に
その時間が埋められてしまった

ここ最近また
ヨガ、瞑想にふれることが多くなり
以前よりまして
身にしみることが多くなった

わたしにとって瞑想とは
心を中庸に保つため
善・悪
良い・悪い
から開放された時空に
心を放つこと

今日の練習会は参加できなかったけれど
よい言葉に出会っ

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証拠を探すのをやめる

証拠を探すのをやめる

人間の脳は思ったことの証拠を
周囲から探すいきものだそうです

先に結論を決めていて
後で証拠を周囲から探して
ほらね、やっぱりね
と固めて安心する

そうすると
未来の暗いイメージを引き寄せてしまう

わたしはそんな
スパイラルの中にいたことに気がついた
そもそも安定が人一倍ほしい
持ち主なのだ

ひどいことを言われて
後で何度も思い返してしまい
その人の性格にレッテルを貼る
未来を暗い方に捉え

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more and more からの脱却

今までわかってはいたけど
ぼんやりしていた
なぜ人はもっともっと、と
私欲に満ちるのか
そうでないと言っていても
誰しもわずかながら無意識的に
保有している
more and more
という欲求

ここからの脱却方法が
クリアになった氣付きの瞬間
幸せの再現性を
外部から
内部の「わたし」の魂、こころと
直に繋げること

わたしが幸せだった日、
またはサイコーだった時期を思い出す
仕事が順調だっ

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日本人の誇りを思い出そう

20年前は共存していた
ネアンデルタール人とホモサピエンス
中学校のときに学んだ気がしますが
なぜネアンデルタール人が滅びて
ホモサピエンスが生き残ったのか?
このことについては
当時は学びを深めなかった気がします

ほんとうの学びの面白さって
こういったことを思考してみることに
あるのではないかと思うのですが
それはさておき

今までは、ホモサピエンスのほうが
知能が高かったから、
と言われてい

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真の持続可能な行動とは

夫はSDGsの企業研修のお仕事をしています

実はあまり快く思っていませんでした
なぜなら
会社、企業の生存という利己心を満たす
またはイメージアップのため
流れにのるためだけの
自然環境の保護、保存を進める
という看板を
お金で買っているように思えてならなかったからです

企業はひとつひとつ孤立して
生計をたてているわけではありません
地球という限られた資源を
分かち合い共存しあってこそ
真の持

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