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澄みわたる日本。

■世界で最も大気汚染がひどい都市。
・最近のニュース、「世界保健機関(WHO)発表、『世界で最も大気汚染がひどい都市』はハノイ、ベトナムでは毎年推定6万人死亡」。
・ベトナムの中央肺病院医師は「大気汚染の期間中、同病院では呼吸器疾患の患者数が増加し季節の変わり目や大気汚染がひどくなると、診察患者数は通常の20%増加する」と示す。

■ホーチミン市も深刻な状況。
・ハノイ市民からは「外出時に息苦しさや不快感を感じる」、「マスク着用も鼻に直接飛来するほこりをはっきりと感じ、非常に不快である」、「数週間に一度は喘息や鼻炎、喉の炎症等で病院を訪れる」、「空気清浄機を使用しているがあまり効果がない」等の声がある。
・一方ホーチミン市はどうか、「子どもたちの喘息発症率は国内の他の都市よりも高く、ホーチミン市の子どもたちの29%が喘息を患っているのに対してカントー市やラムドン省では5%に留まる」とのデータもある。

■太陽の見えない季節。
・余談、以前私のnote『太陽の見えない季節(2024年3月10日付)』では大気汚染の細かい数値などを書き留めたが、ハノイ市では毎年12月~3月は地理的要因、大気汚染等の影響で太陽が見えない日々が続く。気休め程度だろうが、私はマスクに慣れてしまいコロナ禍以来外出時は常に着用している。
・今年はどこかのタイミングで日本に一時帰国する予定だ。ベトナムに比べ日本の空気と景色は澄みわたる、そして空港の外に一歩出た瞬間私は恒例の行い/目一杯深呼吸出来る日を楽しみにしている。

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