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竹を割ったような質問。

■ ローカルに囲まれた生活。
・ベトナムで私はほぼローカルに囲まれながら日々の生活を送り、日本人仲間や来越者との会食、アテンドをする必要がなければ日本人街、外国人が多く集まるエリアに行く機会は少ない。
・そのような生活の中で当然日々様々なベトナム人とセッションする機会に恵まれる。

■ほぼ全員ベトナム人。
・日々会社で共に仕事をするベトナム人の仕事仲間、行きつけの珈琲屋で働く若いベトナム人、毎日通う食事処はベトナム人家族で経営され、スポーツ仲間は全員ベトナム人となっている。
・配車アプリを利用する際、バイクでピックアップに来られる人々も当然ベトナム人となるので、彼らとの挨拶、天候等について当たり障りない会話を私は楽しむ。

■ 知りたいから聞く。
・彼らは私にこう言って会話を切り出す、「ベトナム語を話せるのか」、「何年ベトナムに住んでいるのか」と、ここまでは割とよくある会話の流れだ。
・しかし更に突っ込んで遠慮がちもどこ吹く風、「結婚はしているのか」、「ベトナム女性と結婚しちゃえよ」とカジュアルにさらっと質問なのかアドバイスなのか良く分からないような会話を続けている。日本人の感覚からすれば「土足でプライベートの領域に入り込まれた」と感じられるかも知れない。
・しかし、私は幾度となく同じような会話を繰り返しているため、今では普通に返答出来るようになった。いやむしろガンガン突っ込んでくる質問に対して、忖度しない、知りたいから聞く、言いたいから伝える、そんな自然体である彼らのコミュニケーションの仕方に案外私は心地良さを感じている。

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