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うつのこと

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#鬱

うつに良くないもの

うつに良くないもの

5月に忙しさがピークに達した。

前にも話したように
2月から「そろそろキャパオーバーだな」と
思っていたからいよいよ来たってわけ。

5月に自分のキャパを超える。
超えても、色々あって
止めることはできなくて。

ラジオから聴こえてきた曲
noteの記事に助けてもらって
5月を乗り切った。

その後、どうなったか?

6月。
体が動かなくなってきた。

やらないといけないことができない。

おっ

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6年前、空へ旅立ったあなたへ

6年前、空へ旅立ったあなたへ

さちさん
また一年が経ちました。

わたしはね。うつ病治ったと思います。

だって前と同じくらい
動けるようになったから。

毎日忙しくしています。

一緒に作っていた地域新聞も
コロナで一昨年は休刊してたけど
昨年は年3回発行してね。

4月からはまた隔月発行に戻ります。

苦手だった営業も
がんばってこなしています。

さちさんが教えてくれた

目から鱗が落ちた気がしたあなたの言葉。

引け目

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誰かが待っているということ

誰かが待っているということ

やさしいピアノソロ ヒット曲ではじめる!
初心者ピアノ 〜バラード人気曲〜
I LOVE YOU   クリス・ハート
作詞 H.U.B.・坂詰美紗子
作曲 坂詰美紗子

物事には全て意味がある。

そう思っている。

こうして毎日
ピアノを録音して弾いていることも
noteを綴っていることも。

それが何につながっていくのかは
まだわからないけれど。

でも
いつもどこか意外なところで
つながって

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5年前の昨日、 空へ旅立ったあなたへ

5年前の昨日、 空へ旅立ったあなたへ

5年前に命を絶った友人へ書いた手紙です。

   🍀   🍀   🍀

さちさんへ

あなたの名前はさち。
わたしの名前はさちこ。

同じ"さち"だったよね。

同じなのは名前だけじゃなく

子どもを産んだ年齢。
第一子が男の子だったこと。
息子の誕生日が2日違いだったこと。

あなたとわたしは10歳違いだったので
10年前のわたしと同じ時間を
あなたが過ごしているような
そんな気がしていま

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鬱の始まり

鬱の始まりは

寝られなくなる

食欲が無くなる

ストレス対象のことを考えると動悸が早まる

涙がよく出る

空が青いと思えなくなる

花の色を綺麗だと思えなくなる

外界との間に透明な膜を感じる

涙が出なくなる

いつもできていたことができなくなる

決断できなくなる

感情が凍る

この世からいなくなりたいと思う

いなくなった方が世のためだと思う

鬱になったことがある人

鬱の家族や友

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うつ病に…

1/26(日)に娘から爆弾を投げられ

翌27(月)に、「いなくなりたい」は

いよいよひどくなった。

家族に死体を片付けてもらうのは悪いので

死体が見えなくなる方法を考え始める。

雪山での凍死

崖からの飛び込み

樹海での遭難

いっそ、火をつけて自分で火葬…

という考えが頭から離れなくなった時

中学校に電話をしていた。

スクールカウンセラーの先生のアポを取るため。

たまたま翌日

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うつの処方箋 〜死にたいと思う人へ〜

人生で多分3回目のうつ病にかかっている。

ということは、2回生還したということ。

つまり、私はうつのサバイバー?

そんな私が生還した方法と

うつの仕組みについて

自分の体験談で書こうと思う。

① うつのやっつけ方

うつは、頭の回路の不具合だ。

頭の中をパソコンに例えるとわかりやすい。

過剰な信号(ストレス)が来過ぎて

負荷が限界を超えると

パソコンはまず異常を示すだろう。

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うつの処方箋 続き

その4

自分を信じる

「死にたい」と思う一方で

「死にたくない」という感情も

どこかから湧いてくる自分を信じる。

「自分は生きたいはず…」

そう自分を信じる。

そして、浮上=頭の回路が

正常に動くようになるまでじっと待つ。

その5

爆弾源を見極める

前に2回あったうつの時は

爆弾源から離れて身を守ったけど

今回はそううまくいかないことに気づいた。

私も、世の中のしがらみ

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本当の話

ここ数日ずっと

書くか書かないか悩んでいたことを

書くことにします。

頭を離れない本当の話です。

*****

数年前の3月。

友人が命を絶った。

産後うつだった。

ボランティアで知り合った彼女は

赤ちゃんを身ごもった。

赤ちゃんとの生活を

共に楽しみにしていた。

新しい命の誕生をあんなに喜んでいたのに

産まれて少しして

彼女は不安を口にするようになった。

そして突然、

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本当の話 続き

この間、動悸がして

書けなくなった続きを書こうと思います。

*****

年が明けて

私は、彼女とメールのやり取りをしながら

ワードや行動で気になることがあった時

役所の職員さんにメールをするようになった。

どうして、緊急性があると思うのか?

どの言葉や行動が気になるのか?

専門家ではない私が

支援者でもない私が

でも、できることは、【事実を伝える】こと。

聞き流せない言葉と

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本当の話 その後

辛かった記憶を書き起こしています。

暗い話かもしれませんが

よかったらお付き合いください。

*****

彼女が亡くなった後
覚えているのは

電話口で役所の職員さんを罵倒したこと。

就職の面接とテストを受けて
簡単な計算を間違えたこと。

数日、よく寝られなくて
頭が痛いような
外の世界と自分との間に
透明な壁があるような
そんな数日を過ごしていた。

彼女のご主人からはメールが来た。

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そして、今…

彼女の命日から2週間が経った。

私は、毎日を淡々と過ごしている。

午前中は、家事。

私のルーティンは、食器洗いと洗濯。

食器洗いに30分。

洗濯をたたんで干すのに30分。

計1時間の作業を淡々とこなしている。

心療内科の先生は、

「あと10年くらい生きたらどう?」

「娘さんのために…」

と言ってくれた。

私は、その言葉を受け止めて

10年生きることにした。

10年経ったら

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ずっと一緒にいる

ずっと一緒にいる

昨日の朝
夫が起きてきた時に
勇気を出して話しかけてみた。

少し時間をもらえることを確認し
私は今まで話して来なかったことを
順番に話し始めた。

夫には、今回のうつ病が
「ゴミ屋敷で孤独死したい」
という衝動がきっかけだったのも
話してなかったことがわかった。

いなくなりたい理由が
夫のため息だということも
口にできた。

私がいなければ
夫はため息をつかなくてすむ。

私がいなければ
片付

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《幸せ》って感情は、どこから来るんだろう?

鬱になって3ヶ月が経とうとしている。

今年の1月4日。
「ゴミ屋敷で孤独死したい。」
という不思議な願望が
抑えられないほどの衝動となって
自分を襲ってきた。

私は、この世からいなくなる前に
自分の生きてきた証
どうしても伝えたいことを
誰かに伝えたくて
noteを始めた。

初めて、noteに自分の気持ちを綴った日。
投稿のボタンを勇気を出して押し
少しして、すぐに来た初めてのスキ。

あの

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