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体が動けば脳も動く!ダブルタスクの効用

「ダブルタスク」と言われて、分かる人は、60代くらいまでかな? と私は考えます。

ようするに、「〇〇しながら、◆◆をする」という「ながら運動」のことを勧めている記事です。それを「ダブルタスク」と言うと、スッと入ってこないのは、私だけでしょうか。

(1)歩きながら認知課題を行う(しりとり、クイズなどの脳トレ)
(2)足踏み運動をしながら連想ゲームをする
(3)話しながら、書き物をする
(4)制限時間を設け、時間を気にしながら計算問題を解く。

難しいですね~。できますか? ジャンルの違うものを同時進行させるわけですから、脳が活性化するのは想像できます。私はこれらは苦手です。もう少しできそうなのが良いですよね。

私がお勧めしているのは、「歯磨きしながら、スクワット」「テレビ見ながら、ストレッチ」です。記事の中に、「歌いながら手と足を使ってリズムをとる」という運動も出てきますね。そう、こんなくらいならできそうです。肉体と頭を同時に使うものは、なかなか難しいです。

だから、卓球をお勧めするんですよ!

皆さん、卓球に対する固定観念がありすぎです。やろうともしないで、あーだこーだ言って、結局やらないです。最も興味すらないのに、やれと言われてもできませんよね(笑)失礼!

興味のあるものは、やり気が起こる


それはさておき、良い切り口が書いてあります。

本人の趣味や興味のあるものを課題に取り入れることで、患者のやる気や受け入れが変わってくると思います。その人がどういった生活をしてきたのか、どんな仕事や趣味を経験されてきたのか、興味のあることは何か。まずは私たちが患者、利用者個人のパーソナルな部分に興味を持って寄り添うことで、いいケアができるのではないでしょうか。また、それが信頼関係の構築にもつながると思います。

そう、これですよ、これ!

ところが、年と共に「興味が薄れて行く」ことが問題です。そうなる前に、着手しなければなりません。私も高齢者にあれこれ言ってみるのですが、まったくやろうともしません。例えば、料理です。昔は家族のために料理をしていたはずですが、一人暮らしになると、まったくしなくなった人がいます。冷凍品か、お弁当を食べるそうです。しかも一食分を一度には食べきれないので、昼と晩の二回に分けるそうです。そうなったら、もうずいぶん進行してしまっています。それまでになんとかしましょう。

気付いた時が始め時です


二つの物ごとを同時にできるということは、まだ若い証拠です。そこから知らず知らずのうちに、できなくなっていきます。それは誰のせいでもなく、自分自身に問題があります。積極的な行動ができなくなったり、億劫になり始めたら危険です。それ以上、落ちてしまわないうちに、なんとか踏ん張りましょう。自分自身の問題ですが、家族にも迷惑をかけることでもあります。気付いた時が始め時ですよ。

サポートしたいと思われるくらいまで頑張って書きますので、今はシェアかコメントをいただけると嬉しいです。よろしくお願いします。