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最も苦痛のない死に方『老衰』を目指すために必要なこと

このnoteは「ピンピンコロリのいきかた」と題して書いていますが、実はなかなか難しいことが、分かってきました。しかも、ピンピンコロリが一番良いとも限らないということに気づきました。

一番良い死に方は「老衰」です。


老衰は、いわば自然死です。「寿命」がきて命が終わるわけですから、全うした生き方だと思います。

ではどうすれば老衰できるのでしょうか? 私が調べたところ一つ言えることは、これです。

病院へ行かないこと


まずはこれに尽きます。高齢者はなぜ病院へ行くのでしょうか? まずそれを知ることが大事かと考えます。

・痛みがある
・しびれがある
・違和感がある
・不安がある

だいたいこんなところでしょう。

痛みといっても、どの程度の痛みなら病院へ行くかは人それぞれです。ちょっと違和感があるだけでも行く人もあれば、転げ回るほどの痛みが出ない限り、行かない人もいます。

それらは、日頃の考え方や、生き方にもよるところでしょう。家族や周りの意見に左右されることもあります。


以前、整形外科の先生にお会いした時、言われていたことがあります。

「年取ったんだから、痛みもしびれも出るよ。そんなことで、いちいち病院へ来るなよ! とりあえず湿布出しとくから。」

患者へ向けて言われた言葉ではありません。裏でボヤいていた言葉です。また、内科の先生はこんなこと言われていました。

「病院へ来るから検査しなけりゃいけないんだよ。年取ったら、そりゃ何かあるよ。そしたら薬も出さなアカンし、患者が望んでいるからやってるんだよ。うちは儲かるから良いけどね。」

これもまた、裏でボヤいていた言葉です。医師全員の声ではありません。

さて、中高年の皆さん、どう思われますか? そして、これからどうしますか?


高齢者と話をしていると「病院神話」を感じることがあります。(私が勝手に名付けただけですけど)

〜病院神話〜
医者は神様のような存在であって、医者が言うことは絶対のもの。何かあれば医者に相談すれば良い。


「医者が絶対?」と尋ねると、「そんなことない」と必ず答えます。「その割には、何かあるたびに病院へ行きますよね?」と尋ねると「当たり前じゃない!」って言われます。

この会話から分かることは、医者は神様のような存在であるとは言わないのに、行動はそう感じることが分かります。とても不思議です。


病院へ行かない方が良いというのは、あくまでも一例です。絶対でも全てでもありません。何を信じるかは自由です。


病院へ行くなと発言している医師は、テレビ出演されることがありません。医療業界の敵でしょう。だって、患者というお客様が減るわけですからね。

実際のところ、老衰で亡くなる人は少なくなっています。それは医療が進んだからです。ベッドの上で長々生かされる医療を選ぶかどうかは、あなた次第です。

どんな死に方を希望するかによって、病院や医者との付き合い方を考える必要があることは確かです。


サポートしたいと思われるくらいまで頑張って書きますので、今はシェアかコメントをいただけると嬉しいです。よろしくお願いします。