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仕事のこと

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#私の仕事

アドラー心理学入門講座に参加して/劣等感と補償、さらには自立

アドラー心理学入門講座に参加して/劣等感と補償、さらには自立

今日は、劣等感と補償について書きます。私たちは理想とする自分像があります。その理想の自分と今の自分を比べると今の自分は劣っています。そのときに抱くのが劣等感です。また、この劣等感は成長の鍵になります。理想の自分になるために劣等感を克服しようとするからです。この努力を補償と言います。

私の劣等感と補償まずは、自分のことを書きます。私は、自分の仕事に真摯に向き合うことを心がけています。それは専門職と

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仕事がうまくいかなかった日/話を聴きとれなかった…

仕事がうまくいかなかった日/話を聴きとれなかった…

私は、障がいのある人の支援をしています。サービスを利用してくださる人たちのおかげで毎日、充実した日々を送っています。しかし、まれに不完全な日があります。その日は、利用者の訴えを聞き取ることができませんでした。利用者も何か釈然としない顔で送迎車で帰って行きました。

私は、障がいのある人が利用する社会福祉法人を経営しています。主たる業務は理事長職です。しかし、現場にも出ます。また、いくつかある事業所

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あいさつは立ち止まって(あたりまえだけどできていない)

あいさつは立ち止まって(あたりまえだけどできていない)

半年ほど前、法人全体で接遇マナー研修を受講しました。その後も、それぞれが実践できているかその確認とふりかえりを始めます。私は、その研修後に意識して気をつけていることがあります。それは、あいさつをするときに立ち止まるということです。

接遇マナーの必要性私は、障がいのある人が利用する社会福祉法人を経営しています。今年の冬、法人の人権研修として「接遇マナー研修」を実施しました。近年、福祉サービスは、提

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理事長に再任です

理事長に再任です

本日、理事長に再任されました。引き続き、社会福祉法人の理事長をさせていただきます。しかし、再任されるたび、そろそろちがう人の視点も必要だなぁ…と思います。しかし、なかなか後任が見つからず困っています。と、いうことは、私が新しい視点にならなければいけないということです。

私が経営する社会福祉法人は、障がいのある人が利用する事業所を経営しています。事業は、相談、生活介護、地域活動支援センター、グルー

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専門:障害福祉から地域福祉へ

専門:障害福祉から地域福祉へ

私は、障がいのある人が利用する社会福祉法人を経営しています。専門分野は、障害福祉サービスです。しかし、最近になって専門分野を見直さなければいけないと思っています。これからは、地域福祉を専門分野にできるよう、地域のことを学んでいきます。

私が経営する法人は、主に知的な障がいがある人を支援する事業所を運営しています。事業所は、相談支援、日中活動、グループホームです。私は、仕事に就いてから30年、障害

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介助でも体を触っていることには変わりない

介助でも体を触っていることには変わりない

支援や介助では、利用者の体に触らなければいけないときがあります。支援者は、トイレや入浴の支援など特定の場面ではていねいに言葉をかけながら支援をしています。しかし、日常の何気ない場面では、利用者に声をかけることなく利用者の体を触っていることがあります。注意が必要です。

私は、障がいのある人が利用する社会福祉法人を経営をしています。今は、理事長職と相談業務が中心のため、利用者の皆さんの身体介助をする

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マインドマップを内部研修に使う

マインドマップを内部研修に使う

マインドマップが好きです。以前から、会議や研修に参加をすると、うにょうにょしたとマインドマップを描いていました。今はパソコンでマインドマップを作るソフトにはまっています。

マインドマップを学ぶマインドマップは、イギリスのトニー・ブザンが開発した思考の表現方法です。紙の中央にメインとなるキーワードを書き、そこから放射状に自由に発想を広げてキーワードをつなげていきます。また、イラストをふんだんに使っ

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対面でオリエンテーション/法人理念を共同体感覚で説明する

対面でオリエンテーション/法人理念を共同体感覚で説明する

ひさしぶりに対面で面談をしました。4月採用の支援者のオリエンテーションです。法人の理念や支援姿勢の説明をしました。昨年の夏以降、面談も研修も会議もほとんどがZoomです。生で顔を見て話すことに緊張しました。今日のnoteは、その面談のことを書きます。

私は、障がいのある人が利用する社会福祉法人を経営しています。今年の春、新しい支援者を雇用することができました。私の法人では、新しい支援者を雇用した

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オンラインによる注文に挑戦

オンラインによる注文に挑戦

新しい販売方法を考えて、オンラインによる注文フォームを作りました。自画自賛で喜んでいます。しかし、注文が来なければ意味がありません。また、たくさん注文が来たらそれはそれで課題があります

私は、障がいのある人たちが利用する事業所を経営しています。事業所の中には、日中活動でお菓子を作る部門があります。今日は、そこで作るシンプルなサブレクッキーを紹介します。

クッキーを売る場所がない事業所の利用者が

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実習生を迎える、それは人生に関わることです

実習生を迎える、それは人生に関わることです

10月になると、養護学校高等部の生徒が現場実習に来てくれます。現場実習は、例年、春と秋にあります。今年度は、コロナの影響で春の現場実習がありませんでした。この実習は、とてもたいせつな事業です。コロナ対策にも気をつけて、実習を受けます。

私は障がいのある人が利用する事業所を経営しています。事業所を利用する人は、本契約をする前に、実習(学生)や体験(在宅の人)をしてから契約を結びます。

養護学校の

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民生・児童委員の活動を知っていますか?

民生・児童委員の活動を知っていますか?

私たちが住んでいる町には、必ず民生委員がいます。民生委員は、厚生労働大臣から委嘱された非常勤の地方公務員です。また、合わせて、必ず児童委員も兼務しています。

民生・児童委員は、地域住民の立場から生活や福祉全般に関する相談・援助活動を行います。子育てや介護の悩み、障害のこと、孤立、さまざまな地域課題解決のために活動していることから「地域の身近な相談相手」として位置づけられています。また、民生・児童

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気兼ねなく使えるように

気兼ねなく使えるように

対人援助、支援において、相手やそのご家族等に気を使わせないということも大事なことの一つです。

今日は、日本国憲法第13条に関係することを書きます。まず、日本国憲法第13条の条文を引用します。

すべて国民は、個人として尊重される。生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする。

ここに幸福追求と書いてあります。私たち

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「ありがとう、大丈夫だから、座ってて」って言うけれど、その結果…

「ありがとう、大丈夫だから、座ってて」って言うけれど、その結果…

私は、障害福祉サービスを提供する事業所を経営をしています。今日は、新人支援者の研修用に新しいスライドを作っていました。今回のスライドは、私がファミレスのアルバイトで学んだことと、アドラー心理学から学んだことが中心です。

アドラー心理学とパセージ早稲田大学のエクステンションセンター中野校でアドラー心理学を学びました。その後、サークルに入りアドラー心理学を基本とする子育てにおける親の育成プログラム・

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グループホームで暮らす

グループホームで暮らす

地域の皆さまに、私たちの事業を説明する機会があります。そこでの説明の一部を書きます。ぜひ、多くの人たちに知ってもらえると嬉しいです。

私は、障がいのある人が利用する事業所を経営しています。事業所の中には、グループホームといい、障がいのある人たち6人が支援者と一緒に共同生活をしている場所があります。

この写真は、私の法人のホームの一つです。

グループホームは、個室です。

それ以外に、共用のリ

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