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オンラインによる注文に挑戦

新しい販売方法を考えて、オンラインによる注文フォームを作りました。自画自賛で喜んでいます。しかし、注文が来なければ意味がありません。また、たくさん注文が来たらそれはそれで課題があります

私は、障がいのある人たちが利用する事業所を経営しています。事業所の中には、日中活動でお菓子を作る部門があります。今日は、そこで作るシンプルなサブレクッキーを紹介します。

クッキーを売る場所がない

事業所の利用者が作ったクッキーは、バザーや地域の学童保育等に買っていただいていました。しかし、今年は地域のイベントが中止になったり、他事業所との交流に制限がかかり、販売先が激減してしまいました。販売先がなくなり、問題が出ています。

問題
1.利用者の工賃が支払えない
2.やること(活動)がなくなる

利用者からは、「お菓子作りたいです」「こんど、いつ作れますか」そんな訴えが増えてきました。そこで、オンラインによる注文受付を始めました。しかし、それだけで課題が解決できたわけではありません。まずオンラインによる注文を始めたことを知ってもらう、代金のやり取りをスムーズにする、配送を上手におこなう、今までやったことがないことばかりです。

PR活動

まずは、カードを作って関係機関に発送する郵便に同封をしました。次はポスター掲示して、地域にチラシをポスティングをします。

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もしたくさん注文が来たら…

今まで、積極的な販売活動をおこなってこなかった理由があります。大量注文に対応ができません。クッキーを焼くオーブンが小さく、一日に焼ける数が限られています。また利用者の活動の一環なので、活動に時間に制限があります。

以前、大量注文をいただいたとき、利用者の活動時間内では作り切れず、夜、支援者だけで作ったことがあります。利用者の中には、自分のペースや段取りが決まっていて、数を増やす、ペースを速める、予定日以外の日に作るということが苦手の人がいます。これからは、その兼ね合いをみながら注文を受けることも新しい試みです。

これも新しい生活様式

いつまでも立ち止まっているわけにはいきません。まさか、バザーが一切なくなることがあるなんて…と、愚痴を言っていても解決をしません。販売方法も新しい生活様式に合わせることが必要です。

私たちは、福祉サービスを提供する事業所です。利用者の立場で考えれば、活動は、仕事であり生きがいです。事業所は利用者と契約を結びます。そこには「お菓子作り」と書かれています。かんたんに、他の作業でがまんしてください、と言うわけにはいきません。

学びを活かす

私は、ここ数年、積極的に「学びの機会」を作ってきました。そこでは、本題とは別に、オンライン関係のスキルも身につけることができました。それがこのnoteでありGoogleのサービスです。覚えたことはとにかく使う、これが私の鉄則です。今回、法人のnoteに記事を書き、Googleフォームで注文フォームを作りました。

今、この瞬間は、オンライン対応の準備ができたことに満足をしています。しかし、問題は、これからどれだけ注文が入るか、いただいた注文にきちんと対応することです。

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