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ゆらゆらゆらり

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自分に満たしたい言葉を、自分のために書いています。
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記事一覧

人生に意味は、、、?

人生に意味は、、、?

人生に意味はあるのか?ないのか?

僕なりの現時点での答え
人生に意味はないけど意味が必要。

大前提として、虫や動物、植物はただ生きているだけで美しいし素晴らしい。
誰が1番大きいとか、誰が種の繁栄に最も貢献したとか関係ない。
ただただ健気に懸命に生きている。
だから、人の人生にも意味はなくて、ただ懸命に生きればいいだけ。

でも、「意味がない」と考えて、ただぼんやりと生きていくだけではつまんな

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露天風呂のおじいさん

露天風呂で本を読んでいるおじいさんと出会った。
露天風呂のヘリに座り、分厚い茶色の表紙の本を読んでいた姿があまりにもかっこよかったのでじっと見てしまう

本は年季が入っていて、あと数十ページで読み終わりそう。
四角いメガネに、頭にタオルを乗せて、乾いた素手で本を読む。
脇には黒いナイロンの小さなバッグがあって、ビニール袋ともう一つタオルが見える。バッグの脇にはペットボトルの緑茶がある。

おじいさ

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経験、そして作ること

経験、そして作ること

息子のスタイを作ってみた
妻の手を借りながら

曲線の型紙を切り出すのに直線の定規を使い少しずつ線を引く
楕円の建築物の中を歩いた時のようなハッとした感覚があって
直線の積み重ねが曲線を作ることを再認識する

きっと数学ってこういう時に使うのかな?
手仕事の中で改めて学びたいと思える機会はたくさんある

高校の恩師が大事にされていた経験から学ぶことについて思い巡らす

N先生は生物教師でありながら

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ゆらゆらゆらりってバイブレーション
視覚的にはグラデーション
常に動いている 波がある 
カオスでありながら調和してる

次のゲルへ向かう

次のゲルへ向かう

約6年住み着いた世田谷区から出る
次の住処は佐賀県鳥栖市
まだ人生で住んだことがない町

鳥栖市のイメージと言ったら
複雑なジャンクションとアウトレットとサガン鳥栖
佐賀でありながら福岡に囲まれた不思議な土地
そんな人口7.2万人の地方都市にワクワクしている

思えばうちは転勤族だったから引っ越しは慣れっ子だった
両親は佐賀県生まれで
ぼくが生まれた時に住んでいたのは福岡
そこから熊本に住んで

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ゆらゆらゆらり

ゆらゆらゆらり

ゆらゆらゆらり

ぼくらは止まっていられない
常に世界は動いているし、蠢いている
動きながらバランスが保たれてゆく
だから動き続ける
動的平衡ってやつじゃないか?

止まっていると調和が保たれない
止まっているとじぶんが霧散していく
じいちゃんはガンの術後の痛みを忘れるために
働き続けてると言ってた

じいちゃんは手仕事をしている時だけは
本来のじぶんでいられたのかも知れない
それはじいちゃんしか

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前を向くことについて

前を向くことについて

ある日の事。
ーーー
足りていない、できていない、完璧じゃない、といった言葉を率直に受け取った。
その率直さのおかげか、自分としては意外と冷静でいたし、心がズキっとしてなかなか取れない、みたいな状態にもなっていない。

ただ、なんだかどうしたものか気持ち良くはない。そこで、自分がどう感じて、どう思っているかを残しておきたいと思ってnoteを開いた。

意外と冷静だけど、スッキリはしてない。
こうい

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じいちゃんが亡くなった。悲しいけど、不幸せじゃない。

じいちゃんが亡くなった。悲しいけど、不幸せじゃない。

おれが物心ついてから亡くなった人の中でいちばん身近な人だったじいちゃんは、3人の子どもと9人の孫と20人のひ孫に愛されていた

誰よりもずっと穏やかでひたすらに優しい人だった

農工具・左官工具をつくる職人で、14頭の乳牛を飼ったのち、牛舎を縫製工場にし、同時にお米を作っていた。器用で探究心の強い百姓の中の百姓だった。

おれが20歳を超えた頃、会うたびにおれらはハグして挨拶した。なかなか会えない

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[続]じいちゃんが亡くなった。

じいちゃんをつくっていた精神性が知りたくなった。じいちゃんが信じていた言葉や哲学や座右の銘のようなもの。残った人のこういう思考で偉人の言葉って残されてきたのかもなぁ。