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わたしの中身

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所詮、凡人

所詮、凡人

久しぶりに神社でおみくじを引いた。
最近生き悩んでいた私は「どうしたらええんすかね」という気持ちで引いた。

おみくじを開いてみると【末吉】だった。
言葉を読み進めてみると
「色々と思い巡らしてみてもきりがない
 所詮慾も感情もある凡人である
 物事は見極めが肝心である
 むしろ新たな発想のもとに新境地を求めて
 行動すべき時である
 強き信念を持て」
と書いてあり、衝撃を受けた。

たしかに、気

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なぜだろう。
急に今朝歩きながら、気が変わった。

これまでは『これが私だ!!』というものを完成させたいと思って過ごしてきた。
けれど『私は私だけど、本当は私ではないのかも』と思った。

『I Am the Walrus』の最初の歌詞のようなことだ。

備忘録として記しておく。

しあわせな人生

しあわせな人生

日々、暮らしていて「そんなことって、ある?」ということが、よくある。

それがいいことだったら「奇跡」、よくないことだったら「悪夢」など言ってしまうかもしれない。

けれど、割と頻繁にそんなようなことが起きているので、もうあまり騒がなくなった。

物事が出来すぎていたり、うまくいかなさすぎたりする。
なんだろうな、と思う。
もしかしたら、私がそれをどこかで望んでいるのかもしれない。

スーパーのレ

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 be alright!

be alright!

Bob Marley & The Wailersの曲に『No woman, no cry』というものがある。

私はその曲がとても好きだ。

歌詞で「Everything’s gonna be alright」という言葉がある。
「何もかもうまくいくさ」という意味だと思う。

安い慰めや、言葉だけのやさしさが相手を傷つけたり、逆撫ですることもある。

けれど、この歌を聴くといつも心の底から励まされ

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『easy & fun』

『easy & fun』

私は、集団行動が苦手だ。
とはいえルールは守る。
けれど、どうしてもはみ出してしまうことがある。

そうすると、目立ってしまう。
やっていることが自然と真反対だったりするし、無理をしてまで、ルールでもないその場の空気に合わせることはできそうにない。

できそうにはないが、とても苦しくなることがある。

それは、何かの拍子に『私の言動で誰かを傷つけたんじゃないか?』と感じたときだ。

最終的に、私は

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とっ散らかった頭

とっ散らかった頭

このところ、興味の対象があちらこちらに散らばっている。

現在に始まったことではないとはいえ、やりたいことや、気になることが次々と現れる。

どういうシステムか分からないけれど、芋づる式にいろいろなことが連鎖反応のように目の前に現れる。

そんな時、私は喜びと同時に軽くパニックになる。
うれしい悲鳴だ。
集中して取り組むべきか。
気になった時に、気になったものに取り組むべきか。

『〜べき』ていう

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野菜

野菜

都会というほどの場所に住んでいるわけでもないけれど、普段自然が豊かに感じられるわけでもない。

以前読んだ書物で、たしか料理研究家の方が「野菜は小さな自然だ」というようなことを言っていたように思う。
あまりマメな暮らしをしていない私も、よく行くスーパーマーケットの地産地消コーナーで、勢いのある野菜を見るとついついたくさん買ってしまう。
そして、野菜の始末をして、きれいにおいしく食べられたときは本当

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灯と煙

灯と煙

先日、実家に帰った。

仏壇に向かい、ろうそくに火を灯し線香を供えた。
じっと灯を見ていると、不思議な気持ちになった。

なぜ燃えているのだろう。
空気があるからだろう。
なぜ一定の範囲しか灯とならないのだろう。
…分からない。

いろいろなことが分からないまま、ずいぶんと生きてきたことを思い知らされる日々。
それはそれで、まだまだ、余白があるということで楽しめるから、よい。

ろうそくや線香は、

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いろいろ

いろいろ

去年の今頃『いろいろあって、ここにいる』という記事を書いている。

1年後に読んでみて「なるほど〜」と思った。
去年は「cool&tough」が目標だったが、「冷静にしぶとく」と書いてあった。
そういうことか。

1年を通して、割と投げ出さずにやってきたように思っているけれど、「いろいろ」の中身に向き合ってみるというところができなかったなぁ、と反省している。

新年の抱負というか、今年は「面白いと

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これから

これから

なんとなく好きだけれど、自分には似合わないなぁと思うことがある。

この絵のような明るい通りとか、シチュエーション。
「あぁ、いいなぁ」と思うけれど、この場に自分が似つかわしくないんじゃないかと思う。

なぜだろうか?

後ろめたさ?
自己嫌悪?
それとも?

わざわざ、避けて通ることもないだろう。

好きなことを好きなようにすることができないこともあるけれど、いろいろなレベルでそれは可能だろう。

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流れ

流れ

本当に物事は、思いもかけないことが、思いもかけないタイミングで起こるものだ。

ほとんどの場合、心配していることは大したことがなく、思いもかけないことが火種になったりする。
それが良い教訓とならず、四方八方心配だらけになると、眠れなくなる。

どんなに最善を尽くしても、うまくいかないときはうまくいかない。
なんとなく自然にやったことが、良い結果となることもある。
ただただ自分のためにしていることが

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これは何だろう

これは何だろう

これは何だろう?と思うことがある。

ものに対して思うこともあれば、状況に対して思うこともある。
そして、自分に対して思うこともある。

私はnote以外にも、短い日記をつけている。
書けなかった日の分は、週末に帳尻を合わせたりしている。
ものすごく忙しいわけじゃなくても、ここ数ヶ月はいろいろなことがありすぎて、いま私はどこにいるのだろう?と思うことがある。

なんとなく、悪い状況ではないと思う。

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読みもの

読みもの

読書をする人としない人がいる。

私は読書の楽しさを知ってしまったので、本を読むことは喜びだ。

小学生の頃、夏休みで家には私ひとりしかいなかった。昼下がり、ただただ暑くて何もしたくない。二段ベッドの上の段でぼんやりと近くに見える天井を見ていた。

枕元に、学校で月に一回買っていた雑誌のようなものがあった。それは、夏休みの特別号だったのか、読みもの特集だった。何もすることもないし、天井を見るかわり

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自分とは異なるもの

自分とは異なるもの

初めて買ってもらったレコードは、ゴダイゴの『ガンダーラ』と『モンキーマジック』だった。確か、小学1年生の頃。当時のドラマ『西遊記』のオープニングとエンディングテーマだった。

『西遊記』を見るのが大好きだった。三蔵法師と弟子たちの旅。三蔵もたまに弱さを見せることもあって、悟空や沙悟浄、八戒とともにハラハラしながら旅をしている気分だった。毎回、妖怪が現れて邪魔をしてきたり、三蔵が食べられそうになった

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