あめつち

音楽と文学が好きです。感じたこと、思ったこと、考えたことを言葉にしていきたい。好奇心の…

あめつち

音楽と文学が好きです。感じたこと、思ったこと、考えたことを言葉にしていきたい。好奇心の赴くままに。across the universe .

最近の記事

  • 固定された記事

しあわせな人生

日々、暮らしていて「そんなことって、ある?」ということが、よくある。 それがいいことだったら「奇跡」、よくないことだったら「悪夢」など言ってしまうかもしれない。 けれど、割と頻繁にそんなようなことが起きているので、もうあまり騒がなくなった。 物事が出来すぎていたり、うまくいかなさすぎたりする。 なんだろうな、と思う。 もしかしたら、私がそれをどこかで望んでいるのかもしれない。 スーパーのレジで突然不具合が起きてひどく待たされても、なんとなく「私が並んだからかな。すみま

    • 所詮、凡人

      久しぶりに神社でおみくじを引いた。 最近生き悩んでいた私は「どうしたらええんすかね」という気持ちで引いた。 おみくじを開いてみると【末吉】だった。 言葉を読み進めてみると 「色々と思い巡らしてみてもきりがない  所詮慾も感情もある凡人である  物事は見極めが肝心である  むしろ新たな発想のもとに新境地を求めて  行動すべき時である  強き信念を持て」 と書いてあり、衝撃を受けた。 たしかに、気づけばいつも考えても詮無きことをぐるぐると考えているだけの日々だ。 けれど欲と感

      • 心が踊る

        今朝、なんとなくとても気分が落ちていた。 我ながら、良くなかった。 通勤途中、歩きながら音楽を聴いていても涙があふれそうになったりした。 それは悲しいというよりは、やるせなさ故の感情の爆発のようなものだった。 最終的に「あー、もう、自分のリミッター外して好きなようにやったらえーんかい⁈」とか思いつつ、おとなしく出社して、いつものようにあっという間に何かに絡めとられて一日が終わった。 けど、絡めとられることでやるせなさは消え失せて、くたびれ感全開で動画を見ていたら…。

        • 夏の休日

          何だか今日はイライラしたり、憂いたりしながら午前中を過ごした。 無性にムシャクシャした。 なんだったんだろう。 途中から衣類の整理をして、不要品を捨てたり、まだ使えるものは確認をして出したりしながら、久しぶりに新しい服や何かを注文した。 このところ、着るものは既にあるものをずーっと何も考えずに着ていた。 気に入っているものだから、気持ちよく着ているのだけど、今日新しい服を選んで決済して、そのうち届くと思うと細胞が入れ替わるような新鮮さを感じている。 毎日、余裕がなさ過ぎ

        • 固定された記事

        しあわせな人生

        マガジン

        • わたしの中身
          23本
        • 考えたこと
          86本
        • つれづれ日記(4)
          42本
        • つれづれ日記(3)
          99本
        • 絵から導かれたもの
          86本
        • 研究の手前
          14本

        記事

          傷ついちまつた悲しみに

          絶望と悲しみとともに ベランダでクリームパンとコーヒー 涙でにじんだ目に 爽やかな空色が映る ゆるく弧を描いたひこうき雲が 少しずつほどけてゆく 身のうちで もやもやゴワゴワしていても クリームパンは甘くておいしかった コーヒーは苦くておいしかった もうすっかり この世の全てが面倒になっても 空を見て 山を見て 私が食べているうちに また 自分を少しずつ取り戻す ただ 傷ついて悲しくなっただけなんだ 傷ついて悲しくなっても 放ったらかしていたけれど 傷と悲

          傷ついちまつた悲しみに

          一日

          このところ、一日として同じ日がない。 それは、普通に当たり前のことなんだけど、こんなに予測が立たない毎日がかつてあっただろうか。いや、ありはしない…。 これはもう『あきらめろ。楽しめ。』ということなのだろう。きっとそうだ。激流下り。スリルを楽しめたなら、最高のネタになりそうだ。 けど、めっちゃしんどい。 実際、しんどいし不安しかない。 でも、どこかで『いや、結構ギリギリいけてるんちゃう?おもろいやつやろ、これ?』ていう声も聞こえる。なるようにしかならんしな。『どうなり

          もう5月が終わる。 月初めが遠い昔のようだ。 遠い昔かもしれない。 すっかり遠い昔だ。 外面は変わり映えしなくても、内面はものすごい速さで変わって行く。 そして留まることはない。 元に戻っているようでも、一周回ってきた私は、もう元の私ではないのだ。 そんな月末だな。

          もう5月が終わる。 月初めが遠い昔のようだ。 遠い昔かもしれない。 すっかり遠い昔だ。 外面は変わり映えしなくても、内面はものすごい速さで変わって行く。 そして留まることはない。 元に戻っているようでも、一周回ってきた私は、もう元の私ではないのだ。 そんな月末だな。

          久しぶりの『日々ごはん』

          またもや、体調を崩して休んでいる。 とはいえ、薬のおかげなのか、かろうじて本を読んだりできるくらいの余力はある。 と言っても、文章を読み砕くほどの力はない…。 どないやねんという感じですが、寝込んではいるが、目は覚ましていられる。 けれど、深くは考えられない状態です。 貧乏症というのか、意外と余白が怖いのか「せっかくできた自分の時間を有効に使いたい」とつい考えてしまう。 別に、のんびりぼんやり過ごせばいいし、そういうのが得意な人物だと思っていたけど、逆でした。 自分でも

          久しぶりの『日々ごはん』

          それでいい

          よく分からない苛立ちや、焦燥感で居ても立ってもいられない。 時々、そんなことになる。 全て投げ出して、楽になりたい。 ただただ逃げたい。 何が不安なのかも分からないままに。 かと思うと「どーとでもなるから大丈夫だろ」と思ってる自分がいたりする。 ぐちゃぐちゃだ。 いつまでこんなことやってんだろうな、と思うけど、ずっとやってんのかもな。 そして、こうして文字にしているうちに段々冷めてきて落ち着いた。 しょうもないな、と思う。 尊大で卑小。 それが私だなぁ。 笑えるけれど

          それでいい

          継続案件

          このところ、大きな心配ごとというか、悩みの種がふたつばかりあった。 うまくいけば、ふたつとも消えてなくなる可能性もあった。 ところが、まず、ひとつは継続案件となってしまい、割とめちゃくちゃ落ち込んだ。 もう、うんざりしていたから。 けれど、もうひとつの件は、ハッピーエンドとなった。 どうしても、どっちもうまくいかないイメージを払拭しきれなかったけど、結局、ひとつはいい結果となった。 そして、今朝、歩いていて、なんとなく『片方だけ解決でよかったのかも』と思えた。 両方解決

          なんとなく

          今日はイライラすることが多い。 と思って、文字にすると落ち着いた。 天邪鬼なのか、はたまた、客観的になるのか。 人生、思い通りに行かないことも多い。 そして、思いがけないことにぶち当たることもままある。 理不尽なことも日常茶飯事。 それがマイライフ。 なんでこんなことに…ということが、これほどひっきりなしにやってくるのなら、そろそろ逆もありだろう。 信じてみる。 そんなにうまくいくことなんか、あるわけないだろう、ということが、これからやってくる。 予測もできないや

          なんとなく

          今年のテーマ

          2024年が10日ほど過ぎた。 今年はのんびりできるかと思っていたけれど、相変わらずバタバタと忙しい。 今年のテーマは『slow & through』にした。 ゆっくり、じっくりやろうと思って。 ただ、「スルースキル」の「スルー」の意味もあるなぁ、と思えてきた。 じっくりもいいけれど、全部真正面から受け止めなくてもいい。 選球眼というか、関わるべきものとそうでないものを見極めていきたい。 この10数年で、私自身の在り方→人との関わり方→仕事との関わり方→家族・身内との関

          今年のテーマ

          冬の一日

          最近、しっかりと寒い。 そして昨日は冬至だった。 朝、通勤しながら空を見る。 うすい水色の空に、グレーがかった雲が浮かぶ。 色合いがとても好みで、寒さに震えながらもホッとする。 ほぼ毎日、同じ時間に空を見ていると、季節によって太陽の位置が変わっているのが分かる。 冬の太陽は柔らかい。 昨日、通り道の家の木々に葉が一枚もなかった。 「あれ?この前まで黄色や赤色の葉だったのにな?」と思ったけど、やっと冬がやってきたのだろう。 もう、今年もあと少し。 葉っぱが一枚もない木々

          今年のこと

          もうすぐ、今年が終わる。 とても、とても大変な一年だった。 なんとなく予兆はあったけれど、いつも現実は想像を軽く超えてきた。 驚いて、うろたえ、感情的になり、冷静になって、最後は笑うしかない…を繰り返した一年だった。 これも『これまで様々なことを経験していなければクリア出来なかった』と思えば、本当によくできたものだな、と思う。 人生は、強化合宿なのかな? 一体、私は何を強化しにきたのだろう。 なんとなく年初に、その年のスローガンみたいなものを考えるということを2年間やって

          今年のこと

          啓示

          今年の疲れがたまりにたまっていた。 そして、先日精神的にダメージを負った。 あまりにしんどくて、昨晩は早めに寝た。 今朝、目が覚めると頭痛と吐き気が酷かった。 なんとか起きてみたけれど、一向に良くならない。 今日はやらなければいけない仕事があるけれど、無理をして出勤しても傷口が広がる予感しかしなかった。 結局、仕事は休むことにした。 その後ベッドに入ったら、すぐに寝てしまった。 そして、よく分からない夢を見た。 海と山と神社が出て来た。 なかなかの組み合わせだ。 一

          変化

          『京都人の密かな愉しみ』が恋しくなって、改めて見直している。 この作品を見てから、去年の春から今年の春にかけて二十四節気七十二候を意識して暮らしてみた。あまりに知らないことが多すぎて驚いた。「なるほどなぁ」と思うことも多かった。 その後、『古事記』に興味を持ち、あれこれ調べたり動画を見たり、神社に行ったりもした。そして、夏には京都に行ったりもした。 そういう経験をしてからもう一度作品を見ると、格段に面白さが増した。 本にしても、音楽にしても、何でも経験値が増すと理解が