読書のコツ①興味のあるページだけ読む
こんにちは!
今回は、教養書やビジネス書を楽しんで身につけるコツを解説してみたいと思います。
誰でも今日から簡単にできるうえに、めちゃくちゃ役立つコツなので、是非参考にしていただければ幸いです。
本は最初から最後まで読むものではない
小説やエッセイは最初から最後まで順番に読むしかありません。
一方、教養書やビジネス書は、最初から最後まで順序正しく読むと、とても不効率です。
興味のもてない情報や、自分の抱えている問題の解決に役立たない情報、すでにある程度知っている情報を読み解くのは時間の無駄になります。
実際、元マイクロソフトCEOの成毛眞さんは、1日に100冊の実用書を読むそうです。
もちろん、100冊、数千ページ全部に、目を通すわけではありません。
100冊の中の、必要なページだけをピックアップして読むわけです。
教養書やビジネス書などの実用書は、「読みたい箇所だけ拾い読みする」という活用法こそ正しいのです。
興味が読むべき箇所を教えてくれる
目次は本の地図です。
旅行をするときって、地図全体を見渡して、一番興味を惹かれた場所に足を運びますよね。
実用書の読み方も旅行と同じです。
目次を眺めて、「お!この部分は面白そうだ!」というところだけをピックアップして読みます。
興味を惹かれる部分なので、がんばって読まなくても、努力なしで簡単に血肉にすることができます。
つまり、本全体の中から、興味深い部分だけを拾い集める読み方こそ最も効率的で、しかも「楽しい」読書法なのです。
別の言葉で言えば、実用書を読むうえでは、興味のもてない箇所を無理して読む必要は少ないと言えます。
関心のある情報だけ厳選して読むから勉強が楽しくなりますし、勉強が楽しいからもっと本を読もうという好循環が生まれるので、読書はますますはかどります。
興味は「必要」の証拠
ビジネス書などの実用書を読むとき、「興味のあるところばかり読んでいたら、大事な知識を見逃すのでは!?」と心配される方もいらっしゃるのではないでしょうか。
事実は逆です。
今自分自身が抱えている問題の解決に役立つからこそ、興味を惹かれるのです。
ものすごくシンプルな例を考えてみれば、「興味=大事」だと簡単にわかります。
たとえば、「猫を飼いたい!」と思っている人なら、ペット図鑑の「猫のページ」に興味を惹かれることはあっても「熱帯魚のページ」を積極に読みたいとは思いませんよね。
「猫を飼いたい人」にとって大事なページも、「熱帯魚のページ」ではなく、「猫のページ」に決まっています。
つまり、大事だからこそ興味を感じる。
興味を感じることは、そのページが自分にとって大事な情報を扱っていることの、何よりの証拠なのです。
興味がもてないページというのは、確かに筆者からしたら、是非とも伝えたい重要なポイントの可能性もありますが、読者にとっては「少なくとも今の問題意識からするとあまり価値のない情報」なのです。
まとめ
私はWebライターとして仕事を請け負うにあたって、文章術の本を何十冊と読みました。
もちろん目次を見て、「これは面白そうだ!」という部分だけを厳選して読んだので、数十冊の文章術の本を読むのに、数週間しかかかりませんでした。
好きこそものの上手なれではありませんが、「面白い部分」は、心から楽しみながら読めるので、努力ゼロで素早く血肉にすることができます。
その結果、初めてのライティング案件の仕事では、「他のWebライターさんの見本になる素晴らしいクオリティ」とクライアントからお褒めの言葉をいただきました。
このことからも、まるで旅行のときのように「目次を眺めて、面白そうなページだけ読む」という読書術がいかに効果的かご理解いただけると思います。
このnoteが皆様の読書ライフのご参考になれば幸いです。
以上でした!
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