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社内の評価は実績よりも人柄。 『適職の結論』宇都宮隆二 の私なりの要約と感想

あなたは社内で評価されることとは何だと思いますか?

仕事の評価、仕事の結果つまり

『実績』であると考える人が多いのではないでしょうか?成果主義というものです。

違います!

 
結論から言えば関係はありますが最終的な判断基準ではないです。

では、何が評価されるのかと言うと

『人柄です』

あいつだったら任せられそう。
信頼できる。
気心が通じている。
           などなど...

このように思われるのが一番なんです。その後に実績は見られます。なぜなら、任せられる候補で実績がない人は少ないです。何かしら全員実績はある上で候補に上がります。

ここまでを聞くと『成果主義が徹底されてないこの会社は時代遅れだ』と思う人もいるかもしれません。しかし、成果主義の欧米企業はまさにこの人柄で評価しています。例えばceoが交代する際には新しいceoは自分の人脈から人材を集めて新しい体制を築くのがお決まりのパターンです。ここでは実績はもちろん必要ですが、『あいつなら信頼できる』この評価が最も大切になります。大きな仕事も信頼できるという理由で任されることがあります。映画でよく見る光景ですがあれは本当にあります。

だからと言って人柄が良いだけではだめです。

『求められる人材にならないといけません』

求められる人材とは自分の軸(自分を持っている人、目標を持っている人)です。

・何のために働くのか
・その仕事を通じて、自分の世間に何をもたらしたいのか
・自分にしかない強みとは何か

企業が求める人材とは会社に何かをもたらせてくれる人材です。自分の軸を持ち実績を残さないと会社が求めている人にはなれません。

これは就職でも同じです。実績より人柄(徳が高い人)の方が選ばれます。スキルはあった方がいいのは間違いないです。しかし、そのスキルがあれば絶対に仕事がうまく行くとは限りません。最悪スキルは仕事をしているうちについてきます。

仕事力=ソーシャルスキルと考える

仕事は全て人と人との人間関係です。
売る側と買う側、雇う側と雇われる側。何をしても絶対に誰かとつながらないといけません。では、仕事を上手くやっていこうと考えると対人関係を上手く使い目的を達成する『ソーシャルスキル』の考えが必要です。相手に信頼されるように言動や行動を工夫することが最も仕事力に繋がっていきます。

私の感想です。
これまで評価する側からの考えを知らずに仕事をしていました。評価が何でされているのかが明確に分からなかったため仕事ができること(実績)が最も昇格に近づく道だと思っていましたが、この本を読んで知ることができました。もっと客観的に考えないといけないと思い知らされました。
私が今回紹介したことは全体の20ページほどの内容です。この本は本来就職を考えている人に焦点を当てた本です。私は転職は軽くしか考えていなかったのですが初めて知ることばかりで読んでいて面白かったです。採用をする側からの本音を聞ける機会はなかなか無いので本当に出会えてよかったです。

【自己紹介】
社会人と学生をしている19歳のrunning(らーにんぐ)です。
本の要約、感想をメインとして活動をしています。
ぜひ、よろしくお願いします<(_ _)>

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