希死念慮から離れたい
私は希死念慮がある。
なんなら自殺しようと終活もしたことがある。
昔の私物を捨て、色んな物事を解約し、切れないような頑丈なロープを買った。
本気で死のうとした。
でも死ぬ前になら何でもかんでも最後にやっちゃえるんじゃない?と行動した結果、新しい病院に通う事となった。
死から遠ざかってしまった。
でも、だからといって私の中から希死念慮は消えはしない。
だってあと一歩まで準備していたのだ。
今からだって、すぐ自殺できる。
昔からゼロヒャク思考ではあった。
友達も全員関係を切ったり。
(原因はいじめでしたが)
つまり極端なのだ。何事においても。
楽しく過ごしてね、ストレス溜めずリラックスしてね、といくら病院の先生に言われても、そんな風に過ごせない。
先生に言われたように過ごせない自分にストレスが溜まる。
こんな自分はさっさと首吊って死んでしまいたくなる。
ね、極端でしょ。
でも簡単にいえばこんな感じの思考回路なのだ。
これが鬱状態によるものなのかは知らないが、ゼロヒャク思考はわりと昔からなので、きっと私自身の性格(感性?)なのだと思う。
死は救い。死が救い。
この考えは自殺を考える前からずっと変わらない。
現実社会は地獄だとしか感じられない。
親に地獄に産み落とされたのだとすら感じる。
どうやったらこの希死念慮から離れられるのだろう。
病院で現状の心身から良くなりたいとは言ったが、本当は死ぬのが私の一番の幸せだとすら思っているとは言えなかった。
だってどうにもならない。
生きたいと思ってる人も居るとか、自殺はよくないとかもし言われても、正直な所それは私には関係のない話で。
私のまわりで生きたいけど死んでしまう人が居ても、私自身は死を羨ましがるのだ。
手遅れな段階だと自分でも思う。
でも私の育ちが、性格が、感性が、死を羨ましいと、救いだと叫ぶのだ。
こんなのどうしたらいいのか。
自分自身でも手におえないのに。病院の先生になぞ余計に言える筈もない。
死が密接な場所で働いている方に失礼なくらい、さすがに分かっている。
でも内から叫ぶのだ。
早く死んでしまえ、消えてしまいたい、と。
どうしたらいい?
どうしようもない。
ただ己の希死念慮と付き合っていくしかないのか、離れることは不可能なのか?
誰か希死念慮から脱した方と話してみたい。
どうしてその思いから離れられたの?
でも今の時点の私には、離れるのはきっとまだまだ不可能だ。
スイスなど自死を合法化している国もある。
羨ましい。私はその夢が諦めきれない。
病院で希死念慮が無くならないと言ったらどうなるんだろう。
現在の私は正直に言えず嘘を吐いているのだ。
とても失礼だ。
でもならここには来ないで良いと言われたら、私は自殺を選んでしまう。
だからせめて自殺をしないために、金と時間を使い病院に行って希死念慮を誤魔化しているのだ。
どうすればいいのか、いつも目の前はまっくらだ。
一歩進むも、そのさらに一歩先には、そして後ろには自死…希死念慮があるのだ。
死を考えず生活している人が居ることが信じられない。
私だってこんなこと考えず、毎日過ごせる人間になりたい。
どんな人間から死を考えず生きていけるのか?
日々、自死を耐えている。希死念慮からの離れ方を誰か教えて。