あなたは会社で「関所」になっていませんか?
ロッシーです。
会社で仕事をしていると、いわゆるホウレンソウ(「報・連・相」)が発生します。
それらの情報の流れが円滑であればあるほど、組織は活性化します。
人体という組織と同じですよね。血流が良いと、体の調子は良くなりますし、血流が滞れば体のどこかに障害が発生します。
組織のパフォーマンスを高めるには、情報の流れを円滑にすることが大事です。
流れをとめる関所
でも、情報を円滑に流すこと自体、なかなかうまくいかないんですよね。
なぜなら、組織には情報の円滑な流れをとめてしまう人がいるからです。
「必ず俺を通して申請しろ!」というタイプは、まさにその好例でしょう。
いわば会社における「関所」のようなものです。
役に立つ関所ならいいけれど
その関所に情報を流すメリットがあるならいいと思います。
でも、大抵のケースでは、関所は何もしません。
「自分を経由させること自体に価値がある」
と思っているため、自分自身の存在意義に疑問を持つことはありません。
なぜ関所が生まれるのか
関所になってしまう人は、弱いのだと思います。
なぜ弱いのかというと、
「自分が必要とされていない」という事実を受け入れることができないからです。
そして、その事実から目を背けるために、無理やり「情報をよこせ!」となり、「関所化」してしまうわけです。
必要とされれば自然と情報は来る
皆さんの会社でもこういうことを言う人はいませんか?
「俺はそんなこと聞いてないぞ!」
でも、こういうことは言わないほうがいいと思います。
なぜなら、そういうことを声高に言うことで、
「私は情報が集まってこない人間です」ということを表明しているわけですから。
その人に伝えないといけない情報なら、その人に自然と伝わるものですし、みんな伝えようとします。
それが伝わってこないということは、「あなたに伝えなくても問題がない」からにほかなりません。
あなたが「何も問題がないのに、それを問題にしている」だけです。
余計なことはしない
伝えなくても問題がないのですから、無理に情報を集めようとするのは余計なことです。
関所が必要ないのですから、関所をやめればいいのです。
他の事でもそうです。
必要のない仕事、行事、習慣、そういうものはやめればいいのです。
無理にしがみつくのではなく、手放してみる。
そうすれば、もっと楽になると思います。
そして、少し強く、少し幸せになれると思います。
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