船橋市・弓場清孝

広島県東部神石高原町出身(井伏鱒二の「黒い雨」の舞台となった小畠近隣の山村)1951年…

船橋市・弓場清孝

広島県東部神石高原町出身(井伏鱒二の「黒い雨」の舞台となった小畠近隣の山村)1951年生まれ(71)学歴:福山市神辺高校(神辺工業高校定時制夜間(普) 職歴;主に電工並びに通信 最終職歴:元・柏崎刈羽原発下請け労働者 で現在、重度障がい者の一人です。

記事一覧

長生炭鉱の抗口見つかる

 9月25日午後4時ころ市民の手で抗口が見つかったという報告がⅩから流れてきた。動画を見ると左側を穴から大量の水が流れ込んでいる。 長生炭鉱については昨年、参議…

船橋無線塔記念碑文は書き改めるか、撤去すべきである。

 私のnoteを読まれている方はご存知だろうが、私は船橋市民であるところから、県立行田公園の入り口に設置してある、旧海軍無線電信所船橋送信所跡地に軍事色が色濃く漂う…

一般人が何故、虐殺に及んだのか。

 9月の時期は毎年、関東大震災と並行して日本においてのジェノサイドを取り上げるのが私の習慣となっていますので、今日はデモクラシータイムスから「101年前の虐殺から見…

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平和教育の違い

 私が現在、在住している千葉県船橋市では小中高生にどのような平和教育が行われているのだろうか、詳細は不明だが、下に一つの指針のような事が書かれてある。  これは…

兵站の街、船橋での朝鮮人虐殺について

今回、1923年9月1日に起きた関東大震災に伴う船橋市、習志野市、市川市、八千代市、浦安市での朝鮮人虐殺犠牲者の人たちへの追悼式が1日、船橋市営馬込霊園内の関東…

朝鮮人虐殺と永井柳太郎

 1923年の関東大震災に伴い、特に関東地方では多くの朝鮮の人たちが、その地区の自警団によって竹槍や日本刀、木刀、鳶口、銃などで虐殺されました。その事がその年の…

原発労働と偽装請負について

 福島第一原発においては2014年から汚染水対策の労働者不足から外国人労働者(日系ブラジル人)を雇用していたが、偽装請負で任務についていた事が2016年になって…

井伏鱒二の「黒い雨」への批判に応える③

前記事②の続きになります。  さて、本日は井伏鱒二氏の「黒い雨」が記録文学か原爆文学かと問われると最近、私は反戦・反核を強く訴える優れた原爆文学であり、また文芸…

井伏鱒二の「黒い雨」への批判に応える②

 続いての記事がずいぶん途絶えましたが、これには些少訳がありました。 さて、井伏鱒二が書いた原爆文学としての「黒い雨」ですが、前記事でも書きましたが井伏鱒二が「…

井伏鱒二の「黒い雨」への批判に応える①

 広島・長崎に米国による原子爆弾が投下されてから今年で79年を迎える。そして、今年の広島での記念式典は特に異様と思える警備体制の下で開催されるからだ。そのひとつ…

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原発死②

 あれこれと私自身が問題を抱えていますので、「原発死」の続きが書けませんでした。ところで日本原電といえば、昨日の報道においては、敦賀原発の真下に活断層があること…

原発死

 「原発死」という松本直治氏が書かれたノンフィクションの著作本が私の手元にもある。そして、主な内容は彼の子息だった松本勝信氏が北陸電力の社員で、北陸電力が、まだ…

石丸伸二都知事選候補について

 今回、石丸伸二氏という広島県安芸高田市で市長を歴任した人物が都知事選に出馬し、注目されていた蓮舫氏を破り驚くべき事に165万票以上で2位となった。  しかし、…

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TBSと都知事選

 昨日、7月7日は都知事選の投票日だった。そのお昼からTBSテレビで「アッコにおまかせ」という番組の中で東京都知事選をめぐって誤った情報が報道されての内容が酷いも…

都政と原発問題

 都政と原発問題はが絡み合ってることは明らかであろう。何故なら、再稼働で揺らぐ柏崎刈羽原発の電力は都内をはじめとした首都圏で利用されてきたからだ。  しかし、3.…

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福島第一原発に職人は集まらない

 このところ、東京電力の福島第一原発ではコンクリート打設に伴う骨盤骨折や化学熱傷など多彩な事故が続いて発生している。  (2024/6/20(木) 原子力定例記者会見・アー…

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長生炭鉱の抗口見つかる

 9月25日午後4時ころ市民の手で抗口が見つかったという報告がⅩから流れてきた。動画を見ると左側を穴から大量の水が流れ込んでいる。

長生炭鉱については昨年、参議院で社民党の福島みずほ党首が第212回国会(臨時会)で質問注意書を出されているが、(下リンク先)

 国務大臣の松野 博一氏は水没事故で朝鮮の人々が犠牲になられた事については認めるものの『遺骨発掘は困難としたうえで、御指摘の「「遺骨発掘の

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船橋無線塔記念碑文は書き改めるか、撤去すべきである。

 私のnoteを読まれている方はご存知だろうが、私は船橋市民であるところから、県立行田公園の入り口に設置してある、旧海軍無線電信所船橋送信所跡地に軍事色が色濃く漂う無線塔記念碑があります。昨年には「関東大震災の千葉県における虐殺を訪ねるフィールドワーク」として追悼・調査実行委)事務局の平形千惠子さん(84)が無線塔記念碑を訪れ、記念碑文の矛盾をお話しされています。

以下が記念碑文です。

 まず

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一般人が何故、虐殺に及んだのか。

 9月の時期は毎年、関東大震災と並行して日本においてのジェノサイドを取り上げるのが私の習慣となっていますので、今日はデモクラシータイムスから「101年前の虐殺から見えてくる「今」 安田浩一さん シン池田香代子の世界を変える100人の働き人10人目」と題した動画をみなさんに見ていただき、考えていただきたいと思います。

 この動画においてもほぼ、最初に「海軍無線電信所船橋送信所」の話題が出てきます。

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平和教育の違い

 私が現在、在住している千葉県船橋市では小中高生にどのような平和教育が行われているのだろうか、詳細は不明だが、下に一つの指針のような事が書かれてある。

 これは「真珠湾攻撃の電文を送った無線塔」と題して滝口昭二氏が書かれた文章の一コマだが、私のこのnoteの読者の方に赤線の箇所を読まれて欲しい。佐川一元という御仁が無線塔記念碑の碑文を発案され、それがプレートに刻み込まれて記念碑の下に碑文として設

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兵站の街、船橋での朝鮮人虐殺について

今回、1923年9月1日に起きた関東大震災に伴う船橋市、習志野市、市川市、八千代市、浦安市での朝鮮人虐殺犠牲者の人たちへの追悼式が1日、船橋市営馬込霊園内の関東大震災犠牲同胞慰霊碑前で行われた。そして、今回の追悼式には千葉県知事の熊谷俊人氏も弔電を送ったと。

 しかし、知事として、これはあたりまえの事ではないだろうか。嘗て、1923年9月3日に海軍無線電信所船橋送信所から各地方長官宛にデマ電文が

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朝鮮人虐殺と永井柳太郎

 1923年の関東大震災に伴い、特に関東地方では多くの朝鮮の人たちが、その地区の自警団によって竹槍や日本刀、木刀、鳶口、銃などで虐殺されました。その事がその年の12月になって、帝国議会衆議院で内容は以下の「第47回帝国議会 衆議院 本会議 第5号 大正12年12月15日017」永井柳太郎議員の質疑で今でも読むことが可能です。

 この質疑を昨日、著述家の菅野完氏が説明をされてYouTubeで読み上

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原発労働と偽装請負について

 福島第一原発においては2014年から汚染水対策の労働者不足から外国人労働者(日系ブラジル人)を雇用していたが、偽装請負で任務についていた事が2016年になってから毎日新聞などで報じられた。

https://web.archive.org/web/20180727092004/http://mainichi.jp/articles/20161107/ddm/001/040/211000c

 し

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井伏鱒二の「黒い雨」への批判に応える③

前記事②の続きになります。

 さて、本日は井伏鱒二氏の「黒い雨」が記録文学か原爆文学かと問われると最近、私は反戦・反核を強く訴える優れた原爆文学であり、また文芸評論家でもある、黒古一夫氏が言うように井伏鱒二氏の「黒い雨」は一度読了したくらいでは、原爆の惨禍の強い訴求力に慣れることができないのです。
 また、「黒い雨」の反戦思想は前記事にも書きましたが原爆記録文学としての重松日記を資料(史料)の一

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井伏鱒二の「黒い雨」への批判に応える②

 続いての記事がずいぶん途絶えましたが、これには些少訳がありました。
さて、井伏鱒二が書いた原爆文学としての「黒い雨」ですが、前記事でも書きましたが井伏鱒二が「黒い雨」で伝えかったのは国家への「反戦・反核」であり、その第一資料として使用したのが、重松静馬氏が書かれた「重松日記」です。

 井伏鱒二氏と重松静馬氏との交流の始まりは原爆投下から2年後の1947年5月で井伏鱒二が疎開のために深安郡加茂村

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井伏鱒二の「黒い雨」への批判に応える①

 広島・長崎に米国による原子爆弾が投下されてから今年で79年を迎える。そして、今年の広島での記念式典は特に異様と思える警備体制の下で開催されるからだ。そのひとつとして、今年もロシアは招待しないで虐殺国のイスラエルを招待するからだ。先日の松井広島市長の会見において、『「黒い雨」訴訟』の著者でもある、元・毎日新聞記者の小山美砂さんが、これを追及された。それを、全国紙記者の宮崎園子さんが文字起こしされて

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原発死②

 あれこれと私自身が問題を抱えていますので、「原発死」の続きが書けませんでした。ところで日本原電といえば、昨日の報道においては、敦賀原発の真下に活断層があることから、東京新聞によれば『日本原子力発電(原電)が再稼働を目指す敦賀原発2号機(福井県敦賀市)を巡り、原子力規制委員会の審査チームは26日の会合で、原子炉建屋直下に活断層が通る可能性があるとして、原発の新規制基準に適合しないと判断した。規制委

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原発死

原発死

 「原発死」という松本直治氏が書かれたノンフィクションの著作本が私の手元にもある。そして、主な内容は彼の子息だった松本勝信氏が北陸電力の社員で、北陸電力が、まだ、原子力発電に本格的に足を踏み入れていない頃で原発開発の安全性を高めるために日本原子力発電(原電)の東海や敦賀原発に出向させらて、管理区域内で被ばくさせられ、舌ガンに冒されて亡くなる直前の末期にはガン細胞が全身に転移し、勝信氏は病院のベット

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石丸伸二都知事選候補について

 今回、石丸伸二氏という広島県安芸高田市で市長を歴任した人物が都知事選に出馬し、注目されていた蓮舫氏を破り驚くべき事に165万票以上で2位となった。

 しかし、彼にも問題が無いというわけではない。私も広島県出身者として、選挙後に彼の言動や公約などが非常に気になり、それなりに調べて見た。その理由は都政というのは一つの国の予算が動かせるくらいのおカネが調達できるからだ。下の画像はれいわ新選組の山本太

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TBSと都知事選

 昨日、7月7日は都知事選の投票日だった。そのお昼からTBSテレビで「アッコにおまかせ」という番組の中で東京都知事選をめぐって誤った情報が報道されての内容が酷いものだった。

 これに対して、著述家・活動家の菅野完氏も怒り、TBSに抗議の電話を2時間かけられても繋がらず、直接にTBSへ抗議に向かわれたが、警察を導入されての問答となったが、TBS側は責任者も出て来ず、無責任な対応となった。菅野氏が削

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都政と原発問題

 都政と原発問題はが絡み合ってることは明らかであろう。何故なら、再稼働で揺らぐ柏崎刈羽原発の電力は都内をはじめとした首都圏で利用されてきたからだ。
 しかし、3.11後においても、柏崎刈羽原発が稼働せずとも首都圏の電力事情は賄われているのが実情である。そして、最近の都庁においては無駄としか思えない小池都知事の下でプロジェクションマッピングと命名され総額48億円の税金が垂れ流されている。

 そして

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福島第一原発に職人は集まらない

 このところ、東京電力の福島第一原発ではコンクリート打設に伴う骨盤骨折や化学熱傷など多彩な事故が続いて発生している。
 (2024/6/20(木) 原子力定例記者会見・アーカイブ)

 上の写真が先だっても取り上げたが高齢のミキサー車の運転手が脚立作業でシュート内の残コンをポンプ車のホッパーに洗車ブラシなどで掻き下ろそうとして脚立から足を踏み落とし、土間に尻もちをつくようなかたちで転げ落ち骨盤を骨

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