TBSと都知事選

 昨日、7月7日は都知事選の投票日だった。そのお昼からTBSテレビで「アッコにおまかせ」という番組の中で東京都知事選をめぐって誤った情報が報道されての内容が酷いものだった。

 これに対して、著述家・活動家の菅野完氏も怒り、TBSに抗議の電話を2時間かけられても繋がらず、直接にTBSへ抗議に向かわれたが、警察を導入されての問答となったが、TBS側は責任者も出て来ず、無責任な対応となった。菅野氏が削除されていなければ下の動画をご覧ください。

 私も昔(2013年)に原発の話しをして欲しいとのTBSの企画担当者から電話があり、その時は利用されたとは思わず新宿で撮影される事を引き受けた。
 
番組は深夜放送で「報道の魂」という番組だった。

 3.11後の東京で問いかけるものは何かという事で、私は東京都内にも3.11の影響があり、放射能が降ったというような事を話したが、私の話す内容は一切、放送されなかった。
 そもそも、TBSは三井系のグループであり、3,11による、放射能測定事業にも取り組んでいた。

 そして、今回の都知事選候補再選の小池百合子が進める神宮外苑再開発にも三井が大きく関わっている。

 すなわち、TBSの「アッコにおまかせ」も「アッコでまかせ」であり、報道メディアとして、本質を問わなけれならないのである。
 本来、マスメディアの役割とは、権力に対して批判的視点に立脚しなければならず、同時に情報の受け手から常に厳しい、視線にさらされている事を認識するのが常識であり、大本営発表と大企業擁護し垂れ流す報道なら害悪以外の何ものでもないのだ。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?