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須藤海の検索ミステリ 第1章 行方知れずの友人(前編)
「よし、多分これだ!」
探偵の須藤海は、満足そうに顔を上げ、ノートパソコンに付けている覗き見防止フィルターを外す。そして、向かい合ったソファの真ん中にあるテーブルにパソコンを置き、液晶画面を俺に向けた。
「君のアカウント、ひょっとしてこれじゃない?」
画面に映っている映像を見て、俺の腕に鳥肌が立つ。それは紛れもなく、大学の友人にも教えていない、俺のTweeterのアカウントだった。
「
「よし、多分これだ!」
探偵の須藤海は、満足そうに顔を上げ、ノートパソコンに付けている覗き見防止フィルターを外す。そして、向かい合ったソファの真ん中にあるテーブルにパソコンを置き、液晶画面を俺に向けた。
「君のアカウント、ひょっとしてこれじゃない?」
画面に映っている映像を見て、俺の腕に鳥肌が立つ。それは紛れもなく、大学の友人にも教えていない、俺のTweeterのアカウントだった。
「