大事なことは全てじゃんけん列車から学んだ

11月23日は娘ちゃんの幼稚園で勤労感謝のイベントがあったんですよ。

もうね、その案内の時点で「頑張って働いているお父さんに感謝の気持ちを表すイベント」っていう文章で、どうかしてんじゃないかと思ったんですけどね。その書き方だと頑張って働いているお母さんどうするんだと。アンタのところの幼稚園が夜まで延長保育してるのは何のためなんだと。そういう共働きの家庭やシンママの家庭を支援するためにあるんじゃないかと。そういうの全部無視してその文を使うな、何年前から使いまわしてるんだ、カレンダー見ろ令和だぞ、ねるねるねるねだってCM撮り直してるだろって感じで。


まあそこはいいよ、もう。家で怒りまくったから。伝えたいのはそこじゃなくてですね。


親子イベントとして「じゃんけん列車」があったんですよ。じゃんけん列車、分かります? ペアになってじゃんけんして、負けた人が勝った人の後ろに付くっていう究極の資本主義イベント。最後には大きな1列になってめでたしめでたしっていう平和な資本主義。最後尾の人も逆に嬉しそうっていうね。現実ではそうはいかないからな。みんな君を見てわがフリ直せになるんだぞ。

でね、まず園児だけでやったんだけど、娘ちゃん、1回勝ったけど次に負けちゃったんですよ。だから前から3番目になって。でも、その先頭の子が勝ち続けて、最終的に一番トップで終えたんですよ。だから娘ちゃんも前から3番目のまま。勝ち組。CS進出できる。でも3位の子が結局日本シリーズ出たら全体的に変な空気になるんじゃないかな? お前何言ってんだよ。


それを見ながら僕は学んだわけです。これはビジネスにも通じるぞ、と。


順当に勝ち進んでも、どこかで負けたり統合されたりしたら、下半分になることだってありうるわけです。でも「この人は絶対に勝ち続ける!」って人を見極めてついて行けば、最終的には前に残れる。これこそ、「自分では切り拓けないけどトータルでは勝ちたい」人の処世術なんですよね。


そういうことを学んだ父親参観でした。最後にペットボトルで作った小物入れのプレゼントもらったので家宝にします。じゃんけんで負けても誰にも渡さない。

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