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藤本和子 塩を食う女たち――聞書・北米の黒人女性
相変わらず、在宅勤務は続いている。私の勤める会社では7月から普通に、「顔を合わせて」勤務することを推奨するという。なぜ、21歳の時の私は、この会社に入ろうと思ったのだろうとしみじみ思いだすくらい、自分の価値観と会社の価値観にずれがある。これだって、会社から貸与されているPCで書いているというのに。ambivalentな状況が続いても、人は慣れる。
そんな最中に、本好きの友人のインスタを見て、
Because it's June 2020…
あまりにも世界中で色んなことが起こっている。1つの新しいウィルスによって、未知の病の蔓延による恐怖だけでなく、多くの人たちの今まで我慢してきた感情や本音の部分が露わになってきている。
こんな6月は初めてだ。(誰にとってもそうだけれど)
ウィルスへの対応について言えば、この国にはリーダーはいなくて、目安は都道府県が出して、決めるのは各企業や個人なんだと痛感している。けれど、これからもウィルスと共
Michelle Obama『My Story』
このコロナでの“緊急事態宣言”下において、私の勤める会社も重い腰を上げて、#wfhを始めた。外資系企業に勤める夫は、とっくにwfhを始めており、憧れの眼差しで見ていたwfhが遂に始まると、とにかく、読書が出来ることに気が付いた。(私の仕事は待ちがとにかく多い)
そんな中で、この3月後半~5月に読んだ本の中で心に残ったものの中で、特に多くの人(女性はぜひ!)に読んでほしいのが、Michelle O
瑯琊榜にドはまりして、沈黙を学ぶ。
「瑯琊榜」(ろうやぼう)という、ドラマをご存知だろうか?
まだこのドラマを知らないという人が非常にうらやましい。
全54話あり、中国の時代物というハードルを軽々と超える面白さ。何より、なんだかんだ製作費が半端ないので、セット(戦場のシーンであそこまで火薬や本物の馬を使った撮影って、黒澤明以来でした)もお衣装も豪華で、美しい。2015年に放送されて、中国のエミー賞を総なめしたという、大変にクオリテ
恋するレシピ“ヘストン流”を観て、愛を語る。
録画していたこの番組を観た。(NHKのBSって、海外ドキュメンタリーがいちばん充実してる気がする)
ロンドンの三つ星レストランのシェフ、ヘストン・ブルメンタールが5組のカップル(新婚・子供がうまれたばかり・結婚25年以上・くっついたり離れたり・ゲイ)に食事で、お互いの愛を再燃させようというもの。
彼の作る料理は、分子ガストロノミーと呼ばれるジャンルで、非常に革新的。(食材を液体チッ素で凍らせて