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#論理的思考のコアスキル
【読書メモ】波頭亮『論理的思考のコアスキル』52
読んだ本読書マインドマップ読書メモあとがき
著者が論理的思考の本を書いてから15年経っている
→その15年の間に脳科学や認知科学が大幅に進歩した
その脳科学や認知科学の研究の進歩で明らかになった脳のメカニズムが意味するもの
→理性の仕事だとされてきた論理的思考という脳の情報処理作業が、本能や直感といった非理性的な作業と明確に区分するのが難しいものかもしれないということ
近年の脳科学、認知科学
【読書メモ】波頭亮『論理的思考のコアスキル』51
読んだ本読書マインドマップ読書メモ第IV章 クリティカル・シンキング 2 クリティカル・シンキング:それは本当に正しいのか
クリティカルなスタンス
クリティカル・シンキングにおいても、「何をするか:what to do」と同等以上に「どう行うか:how to do」が重要
人間の脳は、通常、省エネで迅速に、"だいたい正しい"答えを得るような情報処理を行っている
また、非常に自己肯定的である
【読書メモ】波頭亮『論理的思考のコアスキル』50
読んだ本読書マインドマップ読書メモ第IV章 クリティカル・シンキング 2 クリティカル・シンキング:それは本当に正しいのか
論理チェックの3つのポイント
論理構造は「根拠」+「論理」+「結論」
→正しい結論が導かれていないということは、「根拠」か「論理」、または両方が誤っている
→結論と現実との整合性もチェックしなければならない
チェックポイント
根拠が妥当であるかどうか
論理が妥当であ
【読書メモ】波頭亮『論理的思考のコアスキル』49
読んだ本読書マインドマップ読書メモ第IV章 クリティカル・シンキング 2 クリティカル・シンキング:それは本当に正しいのか
人間の脳はネイチャーとして間違える
→論理的思考のコアスキルを身につける what to do、how to do の知識やノウハウを得ても、論理的思考力は十分可能というわけではない
論理的思考をよくするための十分条件ともいうべき思考の方法論
→クリティカル・シンキング
【読書メモ】波頭亮『論理的思考のコアスキル』48
読んだ本読書マインドマップ読書メモ第IV章 クリティカル・シンキング 1 ネイチャーとして間違える脳
認知バイアスとは何か⑤
後づけの論理(ロジック)による誤り
人間の思考プロセス自体が非論理的に働くメカニズムを持っている
人間の脳が判断を行う時の通常のプロセス
瞬間的/無意識的に「結論」が浮かぶ
その「結論」が成立し得るような「根拠と論理」を探し出してきて後づけ
瞬間的に浮かんだ「
【読書メモ】波頭亮『論理的思考のコアスキル』47
読んだ本読書マインドマップ読書メモ第IV章 クリティカル・シンキング 1 ネイチャーとして間違える脳
認知バイアスとは何か④
ステレオタイプ:ある集団に対する固定観念的な知識やイメージを、その集団に所属する個にそのまま適用してしまい、その個に対する認識が実態と乖離してしまうこと
特に、集団およびグループに対するイメージが強ければ強いほど、個別の情報が見落とされたり軽視されたりしがち
ステレ
【読書メモ】波頭亮『論理的思考のコアスキル』46
読んだ本
読書マインドマップ読書メモ第IV章 クリティカル・シンキング 1 ネイチャーとして間違える脳
認知バイアスとは何か③
感情ヒューリスティック:個人や事象に対する感情、特に好き嫌いで物事を判断してしまうこと
→「どのような内容か」ではなく「誰が述べたものか」によって情報を選別・判断してしまうのが感情ヒューリスティック
感情ヒューリスティックは、事象の正誤を客観的に判断することではな
【読書メモ】波頭亮『論理的思考のコアスキル』45
読んだ本読書マインドマップ読書メモ第IV章 クリティカル・シンキング 1 ネイチャーとして間違える脳
認知バイアスとは何か②
確証バイアス:自分の仮説や信念を支持するような情報を集めてファクトを積み上げていく一方で、反証となる情報を無視したり軽視したりすること
確証バイアスによって、「結論ありきのロジック」を作るための偏った根拠の収集を行ったり、自分の信念に都合の良い解釈をしたりして、結果と
【読書メモ】波頭亮『論理的思考のコアスキル』44
読んだ本読書マインドマップ読書メモ第IV章 クリティカル・シンキング 1 ネイチャーとして間違える脳
認知バイアスとは何か①
認知バイアス:人間の本能や感情による影響や、経験や知識による先入観によって、判断や思考にバイアス(偏向)がかかってしまう現象
人間が陥りがちな認知バイアス
自分の信念に固執することが要因となって客観性を損なうバイアス(代表例:確証バイアス)
自分の感情/好悪に影響
【読書メモ】波頭亮『論理的思考のコアスキル』43
読んだ本読書マインドマップ読書メモ第IV章 クリティカル・シンキング 1 ネイチャーとして間違える脳
脳はかくも間違える
人間の思考が陥りがちな誤謬のパターン
4枚のカード実験(p.210)
「A」「F」「4」「7」の4枚のカード
→片面にはアルファベット、片面に数字
→「あるカードの片面が母音のアルファベットならば、そのカードのもう一方の面は偶数の数字でなければならない」というルールが守
【読書メモ】波頭亮『論理的思考のコアスキル』41
読んだ本読書マインドマップ読書メモ第III章 コアスキル習得の具体的方法 3 練習の総時間 : どれくらいやればよいか
総時間数と練習密度の目安
総時間:(ビジネスパーソンとして1つのスキルとして周りから認めてもらうレベルであれば)トータルで1000時間程度
→途中で挫折してしまう場合は、300時間取り組むことを最初の目標とすると良い(しばらく成長が停滞したかと思っていたら、ふっと上昇するタイ
【読書メモ】波頭亮『論理的思考のコアスキル』39
読んだ本読書マインドマップ読書メモ第III章 コアスキル習得の具体的方法 2 How to do : どう練習するのか
経験に紐づけて考える
世の中で共有されている多くの情報は、一般化・抽象化されたもの
→人間は抽象と具体を行き来して物事を理解しており、抽象だけでは本当に腹落ちして「分かった」感覚にはならない
→"知る"と"分かる"は別物
では、わざわざ一般化・抽象化するのか?
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