マガジンのカバー画像

わし流 芸術の春夏秋冬

183
美術館・文学館・映画館など、いろいろ行ってます。
運営しているクリエイター

2022年3月の記事一覧

なんとなく元気出た! わし流ショボ鉄たび㉒「武術本線埼玉千葉」・わし流 芸術の春2022⑦「埼玉武術英名録」埼玉県立 歴史と民俗の博物館⑧「世界が尊敬する忍者」野田市郷土博物館

なんとなく元気出た! わし流ショボ鉄たび㉒「武術本線埼玉千葉」・わし流 芸術の春2022⑦「埼玉武術英名録」埼玉県立 歴史と民俗の博物館⑧「世界が尊敬する忍者」野田市郷土博物館

今回は「青春18きっぷ」を使用しないことにし、フツーにきっぷを買って大宮へ。大宮からは東武野田線で大宮公園へ。そこには桜が咲いていました。

しかし今回の目的は桜ではなく、歴史と民俗の博物館で開催されている「埼玉 武術英名録」です。

埼玉県ゆかりの武術諸流派の紹介や英名録や武具の展示などがしてあります。

特に指摘はしてありませんでしたが、英名録のなかに「武州日野宿 土方歳三」とあるのを歳さんフ

もっとみる
二千年前、火山の爆発で1万人と都市が埋没…わし流 芸術の春2022⑥「特別展ポンペイ」東京国立博物館

二千年前、火山の爆発で1万人と都市が埋没…わし流 芸術の春2022⑥「特別展ポンペイ」東京国立博物館



六本木の「梅図かずお大美術展」から上野に移動。「カプセル飯獣」の1つ、吉野家の優待券を投入して「牛すき焼き鍋定食・肉2倍盛り」とビールを食していると、店内のテレビニュースで「宝田明さん死去」の悲報。ゴジラはもちろん、近年は戦争の貴重な証言者(ワシ、新聞記事を切り抜き保存)だっただけに、惜しまれます。数年前、新文芸坐の成瀬己喜男監督特集のトークショーだったとおもいますが、その少し前のトーショーを

もっとみる
80代にしてなお先へ進む天才! わし流 芸術の春2022⑤「梅図かずお大美術展」東京シティビュー

80代にしてなお先へ進む天才! わし流 芸術の春2022⑤「梅図かずお大美術展」東京シティビュー

ワシが梅図先生のマンガをリアルタイムで読んでいたのは週刊少年サンデーの「怪獣ギョー」「アゲイン」「漂流教室」「まことちゃん」といったあたりなので、おおむね70年代ということになります。「まことちゃん」でも表題作よりも、若返ったおじいさんの方が主人公の「アゲイン」が好きでしたなあ。アニメ映画化の「まことちゃん」は夏の住み込みアルバイトの休日に小田原の映画館で「翔んだカップル」と2本立てで見た思い出も

もっとみる
双眼鏡で見た名優の目に、たぶん涙がキラリと美しく光っていた! 仲代達矢 役者生活な、なんと70周年記念作品!! わし流 芸術の春2022④「左の腕」無名塾/シアター1010

双眼鏡で見た名優の目に、たぶん涙がキラリと美しく光っていた! 仲代達矢 役者生活な、なんと70周年記念作品!! わし流 芸術の春2022④「左の腕」無名塾/シアター1010



還暦のワシが生まれたころにはすでにクロサワの「用心棒」で、いまや伝説の悪役で世に出ていた名優、仲代達矢。

続いてやはりクロサワの「椿三十郎」でやっぱしワルやったかとおもえばそのあとの「天国と地獄」では警察側のいい刑事、小林正樹の「人間の条件」では戦時下における等身大の青年の成長、市川崑の「炎上」では雷蔵と共演、木下惠介の「永遠の人」では屈折した役で少年時代の田村正和の父親、tたぶん勝沼あたり

もっとみる
太宰ゆかりの地をいまのうちに…わし流 ショボ鉄たび⑲で芸術の春2022②「〝桃太郎侍〟生みの親 山手樹一郎の世界」さいたま文学館③「ナイル殺人事件」109シネマズ高崎

太宰ゆかりの地をいまのうちに…わし流 ショボ鉄たび⑲で芸術の春2022②「〝桃太郎侍〟生みの親 山手樹一郎の世界」さいたま文学館③「ナイル殺人事件」109シネマズ高崎

今回も「青春18きっぷ」を利用。まずは取り壊しが決まったという太宰ゆかりの三鷹にある跨線橋を、いまのうちに撮影。

さぞやテツが多いであろう…とおもいつつ行ってみると、意外や家族連れが多く、「小さな子供たちが、行きかう電車を見る場所」となっていました。今さらながら子供って小さいですなぁ。いつのまにか足元にいたりします。目線が低いため、ワシらより先に「あずさが来た!」などといち早く気付いていました。

もっとみる
北斎と広重は奇抜な構図を競ってたな…わし流 芸術の春2022①「ジャポニズム 世界を魅了した浮世絵」千葉市美術館

北斎と広重は奇抜な構図を競ってたな…わし流 芸術の春2022①「ジャポニズム 世界を魅了した浮世絵」千葉市美術館

ワシんちから千葉はフツーに切符を買うと3千円近くかかってしまうので、展示も閉幕間際の3月上旬になってから「青春18きっぷ」を利用して出かけました。途中の乗り換え駅・錦糸町からはビルの合間から謎の塔が見えました。なおこの画像は写真のイラスト化です。

千葉駅といえば万葉軒。美術館へ行く前に「JUMBOカツ弁当」を購入し、公園で腹ごしらえをしました。

浮世絵にはスターが数あれど、やはり代表的なのはこ

もっとみる