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なんとなく元気出た! わし流ショボ鉄たび㉒「武術本線埼玉千葉」・わし流 芸術の春2022⑦「埼玉武術英名録」埼玉県立 歴史と民俗の博物館⑧「世界が尊敬する忍者」野田市郷土博物館

今回は「青春18きっぷ」を使用しないことにし、フツーにきっぷを買って大宮へ。大宮からは東武野田線で大宮公園へ。そこには桜が咲いていました。

大宮公園220327-1ブライト&ビビッド


しかし今回の目的は桜ではなく、歴史と民俗の博物館で開催されている「埼玉 武術英名録」です。

埼玉県ゆかりの武術諸流派の紹介や英名録や武具の展示などがしてあります。

特に指摘はしてありませんでしたが、英名録のなかに「武州日野宿 土方歳三」とあるのを歳さんファンのワシは見逃しませんでした。

また、「鉢金」の展示もありました。鉢金といえば新選組のカッコいい、額に付けるものを思い浮かべますが、ここに展示していたのは小さな座布団のようなもの。これをどう使うのか、だいぶ前の映像でおじいさんがやってみせていましたが、なんと脳天にのっける、正直、カッコ悪いものでした…。

埼玉武術220327-1ブルースカイ.jpg80


今回の展示の中で最も驚いたのが「気楽流柔術」の映像。昭和30年代とおもわれますが、おじいさん2人が型の数々を紹介。これがなんと、片方が日本刀で斬りつけ、片方は十手や槍、鎌などで受け、組み合って当身を食らわせるというもの。いまの柔道とは全然違います。合戦を想定しているのでしょうか? 編集してあるとはいえ、おじいさん2人が武甲山らしき山が見える場所で延々と繰り広げる、相当なスタミナですね。なんだかグレイシー柔術のエリオさんを思い出しました。格闘技に興味ある人は一見の価値ありとおもいます。ブルース・リーに見てほしかった気もします。

しかしおじいさん、おじいさんと言ってしまいましたが、昔の人は早く老けていたから、もしかしたらいまのワシ(還暦)より若かったのかもしれませんなぁ…。

ここでは珍しくブックレットを購入。もしかしたらマンガ等の資料になるかもしれないからです。よくある目録のように高価なものではなく、500円なので助かりました。


大宮公園に戻り、再び東武野田線へ。岩槻までは10年以上前に行ったことがありますが、その先は初めて乗ります。窓の外には菜の花が咲き誇っている河原が見えたりしましたが、とっさのことで撮影は無理でした。

野田市で下車。ここはイラスト化しました。

東武野田市駅にて強い濃い220327


駅前は整備中とのこと。なかなか格調高い建物になっています。しかしコンビニはあれど、立ち食いそば等は見えず。目的地近くにスーパーがあるようなので、そこに行ってパンを購入。

野田市駅220327-1ゴージャス.jpg80


郷土博物館へ向かいながら公園を物色。ありました。子供たちが遊んでいましたが、奥へ行って木の根元に後ろ向きに座って、ショボい昼食。

「さて、博物館はいったいどこなんだ…」と、久々にグーグルマップをやってみると、なんと公園の目の前でした。

ここでは「世界が尊敬する忍者 武神館宗家 初見良昭の足跡をたどる」を開催中。

初見先生といえばこれまで市川雷蔵の映画「忍びの者」アニメ「少年忍者風のフジ丸」テレビドラマ「影の軍団」など数々の時代劇にかかわってこられたわけですが、最近では「Youは何しに日本へ?」でユーモアをまじえて外国人に教える姿が印象的。映像を見ると、90歳というけどお元気そうです。いつのまにか髪が紫色になっていたのには驚きましたが…。

ここでは手裏剣や忍者刀、鎖鎌、甲冑など数々の武具が展示。FBIなど世界中に教え子がいるというのは凄いの一言。エルトン・ジョンからのメッセージが展示してあったりして、これまたビックリしました。

忍者220327-1ゴージャス.jpg80


野田市駅に戻り、野田線で柏へ。ここまでが初乗車区間。年頭に関東鉄道龍ケ崎線に乗ったこともあり、今年は関東近郊の民鉄未乗車区間を幾つか乗ってみようと思っています。

柏からはJR。どこで夕食にするかで行先を迷いましたが、新宿まで行くことに。新宿ではまず金券ショップで美術館等のチケットを物色。美術館等は見たいものを見る…というわけでは必ずしもなく、少しでも安く手に入るチケットのものを行くことが多いです。しかしこの日はこれといったものがなく、急な出費はしなくて済みました。

ではおなじみ「カプセル飯獣」の中から1つを取り出して夕食を…と思いましたが、昼食が遅かったので腹はまだ減っておらず、西武新宿線経由で家に直帰することにしました。


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