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使命を果たす

カピバラです。
人は年代における使命があると考える。10代は知識の習得と考え方の基礎を固める。20代は言われた事をやり抜く。30代は自分の仕事の充実。40代は人を育てる。50代は人に託して見守る…。
・カフェ14時〜BAR21時〜
・年代を経るごとに自分から他人へ
・軸足は変わっていく
の3本で。
今月のカフェですが、20日と26日はお休みです。BARは毎日20時(たまに21時)からやってます。

正直まだ50年そこそこしか生きてない人間が言う話かどうかは別。あと、テーマとしては学校とか会社での自分の在り方を考察しての話。

50歳を超えた今になってBARを始めたわけだが、今で良かったと思っている。もしもっと早くに始めていたら「お客様に生かされている」とは思わなかっただろう。元から我の強い性格なもので、他人は自分のために存在してるとでもいう考えが根本にあった。何が何でも自分が優先でそうでなければ怒る。他人を心から盛り上げようとはあまり思わなかった。

特に最初の会社の時は顕著。営業でお客様の為と言いながら結局は自分の売上だけが目的。グレーゾーンをどの様に白く見せるかが勝負だった。自分もそうだが20歳そこそこの女性社員でさえそんな考えに染まっているのを見て辞めた。その後規模の小さな会社に転職し表面上の学歴や大会社勤務経験がいかに役に立たないものかを思い知らされた。またその後別の会社では自分中心の発想から「答えは相手の中にある」事を気付かされた。相手に対する自分本位な強制は無意味。相手に軸足を置いて考える事が重要かつ自分も楽な事に気付けた。

ようやくお客様に軸を置いて考える事が出来始めた。自分の事だけ考えるならお客様には自分の店に来るか来ないかだけを問い、自分が満足するかどうかのサービスを提供し、それでもなるべく多く支払ってもらうように画策してたっぷりお金をもらう…。そんな目先の事しか考えないような営業してたと思う。自分もそんな店嫌だ。だから呼び込みせずお客様を盛り立てリーズナブルな価格で楽しい場の雰囲気を味わってもらう店を目指している。マナーの逸脱だけチェックしてあとはお客様に託すだけ。

では本題。今まで自分がその年齢層でやっておくべき事は何だったかを振り返ってみる。
10代は知識の習得と考え方の基礎を固める時期。学校より社会に出てからの方が学ぶ事は多い。それに対応出来るだけの知識を最低限身につける。また結論→理由の順でプレゼンしたり仮定仮説から説明する能力を身に付けるという社会人になる為の準備期間と考える。
20代は社会に出て学校とは違い受け身ではなく自発的に物事を進めなければならない事を実感する時期。ただあまりにも先輩とは実力の差があり過ぎる。だからまずは言われた事をやり抜く。単にこなすのではなく自分がお客様の期待に十二分に応える為にどう行動したらいいかを先輩と話し合い指示にしたがう。
30代はそこで得たノウハウを活かして自分の仕事を充実させていく。もちろん後輩ともドンドン関わり合いながら組織の中核としての役割を果たす事が重要。
40代は軸足を自分から他人へ徐々に移していく時期。自分の仕事はそこそここなせるようにはなっているはず。組織としては売上を上げる事と同等な社員教育にこの年代を当ててくる。リスク対応力と包容力に期待される。
50代は100%軸足を自分から他人へ移す時期。嫌でも自我は固まっており俺が俺がと言わずとも目立とうと思ったらすぐに目立てる。ここは潔く誰かを楽しませるとか盛り上げる役割を果たす事が最優先。そして静かに見守る。また若さにはそれだけの価値があると認めること。それ以降は実感がないが、さらに託していく事を考えるしかないのかな。

年代ごとに区切ってはみたが、その年代でしかなし得ない事は物理的つまり身体的や社会的に存在すると思う。だが、もうすこし早くから自分の仕事を充実させてかつ他人へ軸足を置く事が出来たらその方がいい。1人だけでやってる仕事ならお客様が対象者であり、2人以上の組織なら相手とか対象者はその構成員も含む話。自分は生きなければいけない。でも他の人を活かす事はそれと同等かそれ以上の楽しみが潜んでいる事に気付きたい。

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