シェア
N
2020年9月7日 18:34
食べさせる人がいないと小洒落たパスタなんて作らないし、かわいい食器もワインもいらない。1人だと2日間お風呂入らなくても平気だし、パジャマも伸びきったTシャツでいい。あなたがいるから可愛い部屋着を着て間接照明を付けて、洋楽を流すの。そんな自分が好きだったけど、あなたがいないと何もしてない自分に嫌気がさした。自分の為だけに全部をやってみよう #小説 #彼 #恋愛 #エッセイ
2020年5月21日 08:03
日常によくある会話だ。どんな人がタイプ?何か答えを決めていた方が楽だなと思いつつ毎回考えてしまう。無難に優しい人。面白い人。頭がいい人、人としてちゃんとしてる人。とかテンプレートのような回答をしていた。そして、また自分がどんな人がタイプなんて忘れていく。いつか行った、好きな本を読みながら過ごせるカフェ 隠れ家のような雑居ビルに入っていた。流れている音楽も小さな
2019年10月23日 02:45
彼と離れようと決心して別れをほのめかす。ー別れましょう。と言えるほど強くない。あなたはどうしたい?決まって私はクエスチョンを投げかけて彼に答えを委ねる。彼はいつも言う。僕が決めれる事じゃない。ただ君といると幸せだ。言い回しを変えながら毎度同じ事を言う。 そうすると私は無意識に彼に近付き、彼も無意識に私に手を伸ばす。のどがじりじりと音をたて、私は空っぽの安い涙を流す。
2019年10月21日 21:22
何か新しい自分の一部を作りたくて本を買った。影響を受けやすいのだ。自己啓発本と昔から好きな女性小説家の文庫本。中身をじっくり読んで買ったわけじゃない。直感で選んだ。自己啓発本の1ページ目には、自分が変わりたいと思った時はそれは今がタイミングだと言う事。そう信じ込む事。シンプルな文章でストンと心に落ちた。あぁ私は今変わりたいんだ。と。私以外の女を抱き続ける、狂うほど愛している
2019年6月13日 17:56
さよならをした後も何かしら理由を付けて会ってしまう。彼も拒まない。もう肌を重ねたりはしない。 ただ手を繋いで寝てしまう。部屋を出る時に優しく抱擁を交わす。お互いに付き合っていた数年の時間を止められずにいる。 もうとっくに終わってしまっているのに。いつ終わってしまったのか、思い出せない。早く誰か別の人を好きになってしまいたい。彼を全て忘れてしまうような。もう一回
2019年6月6日 12:32
自分から別れを告げると。後悔が付きまとう。どうしてそんな事言ってしまったんだろう。私には今後もう彼みたいな存在の人は現れない。そう思い込んでしまう。いいえ、そんな事はない。別れて正解よ。私はまだ若くて綺麗。人生は長い。たった数年間一緒にいただけ。 この2つの考えが頭の中を交互に支配する。お願い。どうかどっちでもありませんように。私にとっても、彼にとってもお互いに生涯大