りえ*双極性障害Ⅱ型*

昔は混合性不安抑うつ障害、統合失調症、今は双極性障害Ⅱ型。

りえ*双極性障害Ⅱ型*

昔は混合性不安抑うつ障害、統合失調症、今は双極性障害Ⅱ型。

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記事一覧

三日月

ぼくのちいさなあしあとが 三日月にむかってのびている 夜の国 輝く城 ここは時間の流れが 現実とはちょっとちがう ぼくは 流れる水面にうかんだ 葉の船にのりこん…

モラトリアム

風の足音がきこえる 春の芽吹きがそっとうごきはじめた ため息が空に吸い込まれていく 子供の走る声 バイクが横切る音 ああ 消えたくてもお腹は空いて 時は進む ぼ…

ぼくのなかのちっちゃなぼくへ

心の鏡

詩は心の鏡だ ぼくの心をうつして文字になる ぼくは声に出すのが苦手だから 文字に書いてたくすんだ これをよんだ誰かに伝われって ぼくはまた書くんだ 悩みを吐き出…

のぼってる?おりてる?

がんばってがんばって、もう頑張り疲れた。ダラダラしよう。寝よう。休もう。でかけよう。罪悪感なんかしまっとこう。

コーヒー淹れた。だらだらしよう。

生きる覚悟

生きる覚悟をしなくちゃならない この先どんなことがあっても 根っこが一本だけでは そこが折れた時、倒れてしまうから 根っこはたくさん持っていい 逃げ道はたくさん…

生きるのはつらい

やりたいことが分からなくて どうやって生きたらいいのかネット検索してた 啓発本を買っても最初の数ページしか読まず 筋トレも続かない 僕はどこへ行きたいのか なに…

明日に咲く花

明日に咲く花 女の子はたねをまいた きれいな花が咲くたねをまいた まいにちお水をあげて だいじにだいじに 育てた やがて芽がでて 双葉がひらいた お水をあげて きら…

ナナメ

40分の家出

家から飛び出した 街は気づかないうちに秋から冬になってた うろこ雲が夕日にひかって どこに向かうでもなく自転車を走らせた 冷たい風をきって廻る車輪 家には帰りた…

+1

うろこ雲

引き出し

自分の引き出しに入りきらないぐらいの モノを持って 奥に何があるのか忘れたまま ボクらはしあわせって呼べるのかな 大切なものをどこにしまったのか わからないまま…

三日月

三日月

ぼくのちいさなあしあとが

三日月にむかってのびている

夜の国 輝く城

ここは時間の流れが

現実とはちょっとちがう

ぼくは 流れる水面にうかんだ

葉の船にのりこんだ

ゆらゆら 夢を見ているよう

ここでは涙も月の光に変わる

たくさんの思いを船にのせて

流してゆく

辛いことも 苦しいことも

ここではありのままのぼくになれる

三日月の夜 夜が明けるまで

いまはこのままで

ゆれ

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モラトリアム

風の足音がきこえる

春の芽吹きがそっとうごきはじめた

ため息が空に吸い込まれていく

子供の走る声 バイクが横切る音

ああ

消えたくてもお腹は空いて

時は進む ぼくの気持ちを置き去りにして

どこにいればいいだろう

僕の居場所はあるの?

お日さまのしたで みんな生きてる

ああ

暗いトンネルにも出口はありますか

ここにいてもいいですか

パンを食べる 美味しいと思う

生きている

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心の鏡

心の鏡

詩は心の鏡だ

ぼくの心をうつして文字になる

ぼくは声に出すのが苦手だから

文字に書いてたくすんだ

これをよんだ誰かに伝われって

ぼくはまた書くんだ

悩みを吐き出すように

紙に文字を書くんだ

それが詩になって

ぼくをうつしている

がんばってがんばって、もう頑張り疲れた。ダラダラしよう。寝よう。休もう。でかけよう。罪悪感なんかしまっとこう。

生きる覚悟

生きる覚悟

生きる覚悟をしなくちゃならない

この先どんなことがあっても

根っこが一本だけでは

そこが折れた時、倒れてしまうから

根っこはたくさん持っていい

逃げ道はたくさんあっていい

だから、ひとつが折れても倒れないで

生きていく覚悟をしなくちゃならない

面倒なことも退屈なときもあるかもしれない、けど

折れても逃げてもいいから生き延びて

いつか頂上についたとき

「生き延びてやったぞ!」と

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生きるのはつらい

生きるのはつらい

やりたいことが分からなくて

どうやって生きたらいいのかネット検索してた

啓発本を買っても最初の数ページしか読まず

筋トレも続かない

僕はどこへ行きたいのか

なにをしたいのか

わからないまま逃げているだけ

生きるのはつらい

でもそんなの僕がそう思っているだけだ

サイコロみたいに

きっと裏側は違う世界のはず

僕はどうしたいんだろう

ーーわからないまま時計が進む

僕はどこにいけ

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明日に咲く花

明日に咲く花

明日に咲く花

女の子はたねをまいた
きれいな花が咲くたねをまいた
まいにちお水をあげて
だいじにだいじに 育てた

やがて芽がでて
双葉がひらいた
お水をあげて きらきら光ってる
本葉がでてきて
つぼみができて

もうすぐ咲く もうすぐ咲く
けれど花が咲く前に
女の子は恋をしてしまった
彼の声 彼の手 彼の指先に
恋をしてしまった

お花は咲いた
きれいな花が咲いた
つぼみが増えて
3りん4りん

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40分の家出

40分の家出

家から飛び出した

街は気づかないうちに秋から冬になってた

うろこ雲が夕日にひかって

どこに向かうでもなく自転車を走らせた

冷たい風をきって廻る車輪

家には帰りたくなかった

頑張るだけの家

重たいだけ

頑張るのは嫌い

家が変わればいいのに

そうだ

僕が逃げ出さなくても済む家になればいいんだ

外には居場所なんてない

帰りたい家になればいいんだ

帰ろう

そうだ

ハンバーガ

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引き出し

引き出し

自分の引き出しに入りきらないぐらいの

モノを持って

奥に何があるのか忘れたまま

ボクらはしあわせって呼べるのかな

大切なものをどこにしまったのか

わからないままで

ポケットにものを詰め込みすぎて

穴があいたみたいに

詰め込みすぎた心に

感情のブラックホールがあいている