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スライドの「見にくさ」は「醜さ」

――プレゼンのスライドの「見にくさ」は、そのまま「醜さ」になってしまうので、お客さんの負担にならないような見やすい資料作りを心掛けることを意識したという話でした。


人生は物語。
どうも横山黎です。

大学生作家として本を書いたり、本を届けたり、本を届けるためにイベントを開催したりしています。

今回は「プレゼンのスライドの『見にくさ』は『醜さ』」というテーマで話していこうと思います。


📚「桃太郎」のプレゼン資料が完成

最近の僕といえば、今度の3月3日(日)に開催する「BOOK TALK LIVE “桃太郎”」のことしか考えていません。自由に使える時間は全てそこに突っ込んでいる状況です。休憩でYouTubeの動画を観るときも、桃太郎の要素が含まれている古事記について話すからオリラジのあっちゃんの古事記の解説動画を見直したり、いろんな人の講演会の動画を観たりしています。

「BOOK TALK LIVE “桃太郎”」とは、卒業研究のテーマに「桃太郎」を掲げた僕が、その秘密や歴史を1時間かけて物語るというイベント。現時点で参加者は30人集まっている状況です。一応当日も受け付けるつもりなので、引き続き集客していこうと考えています。



もう1週間ありませんし、準備が万全に整っていないので、正直焦っている状況ですが、立ち止まっていても仕方がないので、やれることからひとつずつ退治しにいっているのです。

昨日は、他のことで手一杯でずっと後回しにしていたプレゼンのスライドの準備に明け暮れていました。1度リハーサルをやったので、流れはできていたし、スライドもあったんですが、よりよいプレゼンをするためにブラッシュアップすることにしたというわけです。

日中をそれに費やしたのでどうにかスライドを完成させることができました。今後少し改善を加える可能性はありますが、僕なりにステキなスライドがつくれたので、今日はその報告をしがてら、僕のスライドのつくり方について話していこうと思います。


📚そのスライドは見やすいか

僕は昔から人前に立つことが好きだったこともあり、周りの人よりも大勢の前に立ってしゃべる機会が多くありました。自分のお気に入りの本を5分間で紹介するビブリオバトルの公式戦に参加して、全国大会に3回行っているので、人よりも伝える力に長けていると自負しています。

そんな僕は、プレゼンのスライドをつくるときに何を意識しているのか、自分の頭の整理のためにも言語化していこうと思います。といっても、シンプルです。そのスライドは見やすいかどうか。それに尽きます。

お客さんはプレゼンターの使うスライドに見にくさを感じたら、その途端に聴くモチベーションが下がってしまいます。これは僕が聞き手として経験したことだし、誰にだって心当たりのあることだと思います。

スライドの文字が小さいと読めないし、1枚のスライドに情報がたくさんあるとどこを見ればいいのか分からなくなってしまいます。「ひとつのスライドひとつのメッセージを載せる」という意識のもと、スライドを作成していきました。


📚「見にくさ」は「醜さ」

具体例として、「BOOK TALK LIVE “桃太郎”」で実際に使うスライドを挙げますね。つまり、昨日つくったできたてほやほやのスライドです。

話のなかで、どうして犬や猿や雉を連れていくのか、なんできびだんごなのか……というように、言われてみれば確かに気になる桃太郎にまつわる疑問について触れるのですが、その答えは「十二支」「陰陽五行説」のなかにあるんですね。

詳しくは語りませんし、きっと以下のスライドを見れば、「あ、そういうことね」となると思いますが、十二支と陰陽五行説が関わっているという説が有力なんです。

日本桃太郎会連合会のHPでもそれについては言及しているのですが、そこで挿入されているグラフをコピペすることはできないし、たとえそれが許可されたとしても、スライドには合わないなと思ってしまったんです。そこには、十二支と、五行、五穀、五果の全ての要素がひとつの円グラフに含まれていました。たしかに、ネットで観る分にはいいかもしれませんが、スライドに乗せたら「見にくさ」を感じてしまう気がしたんです。

※ちなみにこれ↓↓↓


ということで、どうせ自分でつくらなきゃいけないんだから、見やすいグラフを追求してみることにしました。

簡単なことです。五行と五穀と五果を全部一度に説明するわけではないので、それぞれスライドをつくることにしたのです。五行に触れるときはこれ、五穀に触れるときはこれ……という具合に。百聞は一見に如かずなので、以下の僕のスライドをごらんください。

プレゼンのスライドの「見にくさ」は、そのまま「醜さ」になってしまうので、お客さんの負担にならないような見やすい資料作りを心掛けることを意識したという話でした。最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

20240228 横山黎


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