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23歳という新章もきっと面白い。

――22歳のページが残り少なくなってきた今、僕が思ってることは、23歳という新章もきっと面白いに違いないということ。


人生は物語。
どうも横山黎です。

作家として本を書いたり、木の家ゲストハウスのマネージャーをしたり、「Dream Dream Dream」という番組でラジオパーソナリティーとして活動したりしています。

今回は「23歳という新章もきっと面白い」というテーマで話していこうと思います。



📚23歳という新章もきっと面白い

人より記念日やら運命やら物語にこだわりたい僕にとって、誕生日を迎えることはその年齢のフィナーレを意味し、同時に、次なる新章への前奏曲を意味します。そんなことをいってしまうどうしようもない僕は、20歳のときから年齢ごとにテーマを設けてきました。

20歳は「20歳」、21歳は「Message」、22歳は「Biblio」といった具合に。

「Biblio」をテーマに掲げた22歳という1年はもうすぐ終わろうとしていますが、それは同時に、新しいテーマを掲げなければいけない23歳が近づいているということ。

詳しいことは、誕生日のときの記事に書くと思いますが、22歳のページが残り少なくなってきた今、僕が思ってることは、23歳という新章もきっと面白いに違いないということ。今日という1日を切り取ってもそれはいえることなので、大きく分けて2つの視点で自分の現在地をみつめてみようと思います。


📚脱出ゲームにみつけた希望

今日の午前中は木の家ゲストハウスで仕事をしていました。4月からマネージャーとして仕事を始めた木の家ゲストハウス。去年の2月、茨城県水戸市上水戸にオープンした宿泊施設です。最近は他都市への展開も現実的になってきたので何かと忙しいんですが、今日も2~3時間の仕事だったとはいえ、いろいろ考えることがたくさんありました。

そのまま昼も食べず、13時からミーティング。木の家ゲストハウスのオーナーの宮田さんと、Mito Escape主催のしゅんちゃんとの鼎談です。

しゅんちゃんは謎解き好きな大学4年生。彼が入学したときから親交のある僕の後輩です。リアル脱出ゲームや謎解き体験が好きで、そこになら時間もお金もかける人。参加するだけじゃ物足りなくなって、ついに自分でサークルを立ち上げて、自主公演を開催したり、企業や組織から謎作成の依頼を受注したりしています。ちなみに明日、彼が謎を提供した「石岡街ナゾあるき」に参加してきます。

宮田さん
しゅんちゃん

そんなしゅんちゃんと一緒に、僕は木の家ゲストハウスを舞台にした謎解き体験コンテンツをつくることになったんです。4月くらいから少しずつ話が進んでいって、宮田さんに相談したら好感触で「7月にはプレ公演やるぞ」と背中を押され、6月頭にどうにか僕が物語を書き上げ、すったもんだあって、今に至ります。

そろそろ本格的に運営していかないといけないよね、ということで、今日の昼ミーティングを開くことになったんです。正直な話、物語をつくったとはいえシナリオはまともに進んでいなかったし、しゅんちゃんもしゅんちゃんで忙しくて謎作成に時間を割けていなかったから、不安がっていたんですが、この時間がめちゃくちゃ良かったんです。

詳しいことはあんまり言えませんが、とにかく生産的で有意義で希望を見出すには十分な時間でした。7月頭から本格的に動き始めます。是非、続報をお待ちください。


📚寺子屋でみつけた希望

謎解きミーティングが終わってから、僕は近くの23RD studioという場所へ。僕が関わっている寺子屋サークルの活動に参加するためです。

寺子屋サークルとは、23RD studioを会場に、子どもから大人まで多世代の地域の人たちが遊んだり、学んだりすることを目的とした学生と社会人の集いです。

大学卒業間近、現在サークル顧問の大学の教授から寺子屋サークル発足の話をいただいて、社会教育には関心があるし、面白そうだから飛び込んでみるかと思い、参加することにしました。大学在学中にどこのサークルにも所属しなかったのにもかかわらず(笑)

昨日の記事でも触れましたが、今日の活動のなかでは、僕が本の知的活動を行う予定でした。「本のタイトルだけで中身をあてるゲーム」と題した企画です。クリエイティブな思考の促進と読書推進を目的としたもので、ビブリオバトルや本のイベントをやってきた自分の強みが活かせる良い企画だなと考えました。

しかし、今日が雨だったこともありますが、運営のメンバーがあんまり集客に力を入れていなくって、未就学児とその親御さんの2人しかいらっしゃらなかったんです。それも、開始予定時刻から30分後とかに来たものだから、最初の方は今後の方針などを話すミーティングになってしまいました。

結局、僕の本の知的活動はできなかったんです。同じく別のメンバーが用意していた企画もできませんでした。

「Biblio」の年が終わる頃に本の知的活動をする発信をしたかったので、そういう意味でちょっと心残りはあるんですが、しかし僕は全然不満に思っているわけではなくて、参加してよかったなと今振り返っています。

ステキな景色が見られたからです。

参加してくれた子どもは活発的で、とにかく興味のシフトチェンジが激しい。同じくらいの子どもはみんなそうかもしれませんが、とにかく動くし、しゃべる。その姿に、メンバーたちはあまり動けずにいたんですが、ある時点から流れが変わりました。

その子どもが折り紙にはまり出したんです。僕じゃない今日企画持ってきたメンバーが小さな紙を何枚か持ってきていたり、折り紙得意な人がメンバーのなかにいたりと、いろいろと偶然が重なって、みんなで折り紙をする流れになったんです。

折り紙得意なメンバーが折り紙で飛ぶ蛙をつくったので、僕はホワイトボードに得点表をつくって蛙を飛ばし合ったりしました。別のメンバーが折り紙でうんちをつくると、子どもがめっちゃ食いつきました。やっぱり子どもにとっての究極のエンタメはうんちなんですね(笑)
#うんこ漢字ドリル

親御さんも「え、それどうやってつくるんですか?」と折り方を請うたり、他のメンバーも折り紙で手裏剣をつくったり、カブトムシをつくったり……そんな光景が見られたんです。
#みんな折り紙折れすぎな
#ちなみに僕は鶴が折れませんでした笑

用意していた企画はどちらもできなかったけれど、その場の好奇心に身を預けて、大学生や大人たちがそれに寄り添って一緒に楽しむ姿に、僕は寺子屋の理想の姿を見出すことができました。

もちろんつつけばいくらでも埃が出るくらいには企画や活動の整備が行き届いていないし、そもそも「思い」みたいなところからみつめ直した方がいいんじゃないかなと考えています。しかし、きっとメンバーのみんなは臨機応変に子どもに寄り添う今日の活動を通して得たものがあるはずです。特に僕は何もしていないけれど、もしそうだったら参加した甲斐があるな。また遊びに、学びにいこうと思います。

2つの記事に分ければいいくせに欲張って長々と書いてきてしまいましたが、これらのことがあった今日を通して、きっと自分の経験してきたことや今頑張っていることが23歳という新しい1年にも活かされていくはずだと、強い確信を得ています。

22歳はもうすぐ終わるけれど、既に23歳が楽しみです。最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

20240628 横山黎

※明日はこれ↓↓↓





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