見出し画像

横山先生、覚えてる!

――みーこさんとまりこさんと仲のいい友達の娘さんが、僕が実習した中学校の出身だったことを受け、僕のことを知っているから聞いてみたところ、「横山先生、覚えてる!」と返事があったとのこと。


人生は物語。
どうも横山黎です。

作家として本を書いたり、木の家ゲストハウスのマネージャーをしたり、「Dream Dream Dream」という番組でラジオパーソナリティーとして活動したりしています。

今回は「信じた道の先で、交わるもの。」というテーマで話していこうと思います。


🏨株式会社やっほーの方々と

今日、株式会社やっほーの方ふたりと会う機会がありました。みーこさんとまりこさんのおふたり。先週、「お仕事のお話をしたい」と連絡があって、ちょうどそろそろやっほーの方々にお会いしたい頃だったから、快諾したんです。

株式会社やっほーは「人を整える会社」。大人が今を楽しんで輝く姿を見せることで子どもたちが安心して未来を描けることを目指しています。子どもが集まる「秘密基地」の運営をしたり、美容や健康に関するイベントをしたりしています。

僕も何回かやっほーさんのイベントにお伺いしているんですが、毎回いろんな面白い大人と、元気溢れる子どもたちがいて、楽しい時間を過ごしています。また、やっほーさんから作文教室の先生の依頼の仕事を受けたこともあって、子どもたちに作文の書き方を教えたこともありました。

遊びや学びを通して、自分らしく豊かに生きる人たちを増やしていく。そんな意識のもと、日々いろんなアイデアを試されているのです。

作文教室の様子

やっほーをメインで動かしているふたりの女性がいらっしゃるんですけど、その方々とはやっほーが生まれる前から知り合っていて、すごくお世話になっていました。

同じ水戸市内で活動しているとはいえちょっと離れた場所を拠点にイベントを運営されていたりするので、なかなか会えずにいたんですが、この度、やっほーさんから直々にご連絡があり、再会の機会に恵まれたというわけです。

2時間くらいお話したんですが、とっても有意義な時間でした。仕事の話や考え方、価値観の話など、話題は多岐に渡りましたが、総じて僕が思ったことは、「過去が今につながってきた」という確信でした。


🏨横山先生、覚えてる!

僕が「あ、嬉しい!」と思った瞬間がありました。それは、みーこさんとまりこさんの知り合いの娘さんが、教育実習生としての僕を覚えてくれていたんです。

今は木の家ゲストハウスのマネージャーをしたり、ラジオのパーソナリティーをしたり、本のイベントを開催したり、寺子屋サークルの活動に関わったり、もちろん作家として物語をつくったりしていますが、こんな僕でも一応教育学部の学生でした。ちゃんと教員免許は持っているし、在学中に教育実習にも行ったんです。

大学3年生の秋、大学の近くにある中学校に行って、中学1年生のクラスを担当しました。ここで実習した3週間はすごく実りのあるもので、教師のやりがいや今の教師に求められる立ち回りを知ることができました。指導してくださった先生のおかげもあり、実習終盤に控えていた一斉研究授業では、手応えのある授業を展開することができました。

あれから早二年が経とうとしているわけですが、あのとき僕が担当したクラスのひとりが、僕のことを覚えてくれていたそうなんです。

みーこさんとまりこさんと仲のいい友達の娘さんが、僕が実習した中学校の出身だったことを受け、僕のことを知っているから聞いてみたところ、「横山先生、覚えてる!」と返事があったとのこと。それを、今日の昼間、僕に伝えてくれたんです。

「そのうち、その子に会えるかもね」

みーこさんがそんなことを言ってくれました。

その子にとって、少なからず記憶に残るような授業、学級経営をすることができたといえるわけで、さらにあのときの頑張りが当時花を咲かせるだけでなく未来に枝葉を伸ばして、再会につながるかもしれないのです。今を生きる意義、仲間を大切にする意義を再認識することができました。


🏨信じた道の先で交わるもの

さっきも触れたように、やっほーが生まれる前から、みーこさんともまりこさんとも知り合っていて、会社を設立した頃には僕のトークイベントに参加してくれました。「BOOK TALK LIVE ”Message”」というイベントです。

僕の初書籍『Message』のあらすじや魅力を1時間かけて物語りにいくという内容のもの。物語の誕生秘話、舞台となった成人の日の出来事、物語にも関わってくる僕の過去の出来事について物語ったんです。

「どんな過ちもミスも失敗も、捉え直すことで正解にすることができる」

「どんなしくじりも物語ることでエピソードトークになる」

「自分の信じてきた道を信じて歩いていきたい」

伝えたいことを伝え続けていった先で得た知見を説き、その舞台に幕を下ろしました。

「BOOK TALK LIVE "Message"」

教育学部だから教員になることが正解だったんだろうけれど、僕が本当に見たい景色はその先にないと思ったし、自分のやりたいことをやり続けるためには、自分の信じた道を歩くことが必要だと思いました。

今日やっほーのふたりから僕が展開している活動報告の記事の依頼があったし、「やっほー」×「木の家ゲストハウス」を追求してみたいという声もいただきました。自分の積み上げてきたものが、ひとつずつ結果となって現れていることを実感しています。

もちろんネガティブな言葉を投げられることもあったけれど、それでも間違いかもしれないと不安になりながら一歩を踏み出したあのときの自分に、今の僕は胸を張って伝えられます。

「自分の信じる道を歩いて正解だったよ」

信じた道の先で、あのときから結ばれた縁が今につながっていることが確かめられたし、今よりも先の未来、艶やかで大きな一輪が咲く予感を抱くことができました。やっぱり今に夢中になること、信じた道を信じ続けて歩き続けることって大切ですね。最後まで読んで下さり、ありがとうございました。

20240711 横山黎






この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?