見出し画像

「好き」は最強の言い訳。

――僕がかれこれ10年以上小説を書き続けられているのは小説が好きだからだし、noteの毎日投稿が続けられているのはnoteが、書くことが好きだからです。


人生は物語。
どうも横山黎です。

今回は「『好き』は最強の言い訳」というテーマで話していこうと思います。


📚YouTubeで対談

今日の昼間、YouTubeの撮影がありました。学生支援プロジェクト「ヒカリノイロドリ」のオーナー岡崎佑汰さんと対談するという動画です。

対談、といいつつも、僕の本や活動について質問されてそれに答えていくインタビュー形式の動画になりました。様々な角度からの質問にどんな答えに辿り着くべきか考えながら言葉を選んでいくのは良い頭の体操で、自分の思想やこだわりの整理にもつながりました。


意外だったのが、弾き語りについて訊かれたこと。僕のほぼ稼働していないYouTubeチャンネルに載っている弾き語り動画に注目してくれて、どういう意図があり載せているのかを質問されました。

正直、そんなに考えずに投稿していたので、どう答えようか迷ったんですが、僕がやりたいからやっていることを伝えました。歌がうまいわけでも、ギターが上手なわけでもない。それでもやりたいから弾き語ったし、忘れたくないから日記を綴るように動画を投稿しました。

ただ、それでも今日みたいに注目してくれる人はいるし、「メッセージ」の弾き語り動画に感動しましたと言ってくれる人はいる。やりたいからという理由だけで始めたことでも、自分のためになっていることがあるわけで、だからこそ僕は自分の「やりたい」を優先するような生き方をしているんですよね。

それは動画の中でも話したことでした。


📚「義務」と「権利」の天秤

佑汰くんから「小学生の頃に執筆を始めて本を出すにいたるまで続けてきたことが凄い」という評価をいただきました。それにあわせて、嫌になることはないのか、しんどいと思ってもどうして続けようと思うのか、という質問を投げられました。

ここに関しては結構はっきりしていて、「1%でも『権利』として動いているから続けている」という答えを持っています。


「義務」と「権利」を天秤にかけたときに、少しでも「義務」に比重がきてしまうようだったら、僕はそれをやめます。わずかでもいいから、「権利」が上回っていないと続けようとは思えない。何かひょんなきっかけからやめてしまおうと思ってしまうんですよね。

義務感があるからそれが良い緊張を生んで高みを目指すことにつながります。僕がnoteに記事を毎日投稿できているのも、毎日やると決めた「義務」に依ります。毎日やると決めたから、頑張ろうと思える。

ですから、軽すぎる「義務」も好ましくありません。ただ、重すぎる「義務」はもっと良くない。

「ああ、noteの記事を投稿しなきゃ」と急き立てるようにディスプレイと向き合うのはよくありません。それはある種の奴隷で、その先に自分の待ち望んだ未来はないのではないでしょうか。

僕が毎日投稿を続けてこれたのも、毎日記事を書くことを「権利」として捉えているから。「書くことないな」と思うことはあっても、「書きたくないな」と思うことはありません。だからこそ、書くことがないときも、どうにかして日常のどこかにネタを見つけ出して、そのときに思っていることを、考えたことを言葉にしようと行動に移せるんです。


📚「好き」は最強の言い訳

そういえば昨夜、突然女友達から恋愛相談を受けたんです。その人からも、「続けるってすごいよね」と、noteの毎日投稿について評価をしてくれました。
#たまに僕はカウンセラーになる
#ちなみにまた一件増えそう

ただ、僕からしたら別にすごいことをやっているつもりはありません。そんなこといったら、相談してきてくれた彼女の方が凄かった。


彼女は彼氏とこまめに連絡を取り合うそうなんです。バイト先へ行くときは「行ってきます」、家に帰ったときは「ただいま」と連絡し合うそうなんです。ちなみに、彼女らは付き合って既に二年半が経っています。

付き合ってすぐとかそこらでもないのに、こまめに連絡を取り合える関係を築けていることの方が、僕からしたら凄いと思いました。それに、きっと面倒だなって思うときもあっただろうけど、それでも続けてこれたのは、そのやりとりを「権利」として捉えていたからで、彼のことが好きだから。


そう、結局、好きかどうか。それに尽きる気がします。


僕がかれこれ10年以上小説を書き続けられているのは小説が好きだからだし、noteの毎日投稿が続けられているのはnoteが、書くことが好きだからです。

恋愛相談するくらいですから彼との付き合い方に悩んでいた彼女でしたが、バイトから帰ってきた彼氏から「ただいま」のLINEが入って悶えていました。いくら悩んでも彼からの連絡に喜びを感じられるのも、紆余曲折ありながらも2年半一緒に付き合ってきたのも、彼が好きだから。

佑汰くんがヒカリノイロドリとして活動を始めてまだ1年ですが、彼は自身のプロジェクトを「半永久的に続けていきたい」と口にしていました。それだけの続けられる自信があるのも、学生を支援すること、誰かの力になること、その先でまた新しい人に出逢えることが好きだから。


「好き」は最強の言い訳です。

「好き」のせいにして、自分の進む道を選ぶというのも生きる術。自分の「好き」と向き合い続ける意義について、今回は語ってきました。


対談動画は近日中に公開する予定らしいので、是非ご視聴ください! また共有しますね。最後まで読んで下さりありがとうございました。

20230303 横山黎



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?