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陰謀論者は健全な思考を持ち、反陰謀論者(一般論者)は非合理的で攻撃的である

https://web.archive.org/web/20181229135105/https://www.veteranstoday.com/2013/07/14/whatabout7/

これは最新の結果ではないのだが、2013年に発表された研究に基づいている。

SNS上では、主流メディアやマスコミが報道しないことを言及する人は「陰謀論者」とレッテルを張らされたり、「デマ」呼ばわりされているが、実際は、逆で、常識に囚われている、柔軟性に欠ける反陰謀論者の方が真の陰謀論者だったのだ。

あえて、陰謀論者という名詞で表現するが、彼らは事実(ファクト)を述べているだけで、正式には陰謀論者ではない。現実を受け入れられない、反陰謀論者には、陰謀論として見えているだけの話だ。

最近、トレンドの印象操作コント

その逆も然り、陰謀論者(事実論者)からも反陰謀論者が陰謀論者として見える。

反陰謀論者が敵意、敵対心があり、攻撃的なのは、ありきたりな知識、思考しかないため、受け入れがたい事実に直面した時、論理的に解釈できなくなってしまうからだ。稚拙な文言でしか反論できない人が多く、それは、自身が情弱であることを自己紹介しているようなものでもある。

不適切な用語で、怒りを露わにする反陰謀論者

ということを伝えている時点で、アンチコメントが書き込まれるだろうと予想ができる。


研究内容と結果

陰謀論が、もはや主流

アメリカとイギリスの心理学者と社会科学者による研究は、主流メディアの固定観念に反する「陰謀論者」とレッテルを張られた人々の方が、健全な思考力を持っていることを示した。

この研究は2013年、ケント大学(イギリス)の心理学者マイケル・J・ウッドとカレン・M・ダグラスが7月8日に発表したものである。

『What about Building 7? A social psychological study of online discussion of 9/11 conspiracy theories』と題された研究で、ニュースウェブサイトにおける、陰謀論者(陰謀論賛成派、賛陰謀論者)と一般論者(陰謀論反対派、反陰謀論者)のコメントを比較した。

※conventionalist→和訳すると、慣習主義者(型にハマっている者)となるが、分かりやすくするため、一般論者と表記する。

筆頭著者は一般論者のコメントよりも陰謀論者のコメントの方が主流となっていることを発見し驚いた。

集められた2174件のコメントのうち、1459件は陰謀論者に、715件は一般論者に分類されたのだ。

つまり、ニュース記事にコメントした人々の中で、911やJFK暗殺のような事件に対する政府の説明を信じない人々の数は、信じている人の二倍以上である。

これは、今や常識となっているのは陰謀論のコメントをした人であり、一方、一般的なコメントをした人は、小さな、苦境に立つ少数派であることを意味するものである。

敵意、敵対的、攻撃的、怒り

自分たちが主流と想定している見解がもはや多数ではなかったため、一般論者のコメントは頻繁に怒りや敵意に満ち溢れていた。

この研究は、911の公式説明を支持する人は、ライバル(陰謀論者)を説得しようとする際、敵意を持っていることを示すことになった。

https://web.archive.org/web/20181229135105/https://www.veteranstoday.com/2013/07/14/whatabout7/
https://web.archive.org/web/20181229135105/https://www.veteranstoday.com/2013/07/14/whatabout7/

固定観念に固執する

加えて、一般論者の人々は敵意を持っているのみならず、自分達自身の通説に狂信的に固執していることも判明した。

彼らにとって19人のアラブ人が世紀の犯罪を成し遂げたという説が911の真実であると思っている。一方、陰謀論者は、911を完全に説明する説を持っている振りはしなかった。

911が政府の陰謀であると考える人々にとって、焦点は特定の対抗理論を宣伝することではなく、公式の説明を否定しようとすることにある。

https://web.archive.org/web/20181229135105/https://www.veteranstoday.com/2013/07/14/whatabout7/
https://web.archive.org/web/20181229135105/https://www.veteranstoday.com/2013/07/14/whatabout7/

また、バッファロー大学のスティーブン・ホフマン教授は、一般論者は、強固な確証バイアスに陥っており、既存の信念が正しいと確認できる情報だけを探し求める一方で、非合理的なメカニズムを用いて、矛盾する情報を避けていると付け加えた。

簡潔にいうとウッドとダグラスによる研究は、911の公式説明に異議を唱える人々をではなく、擁護する人々、言い換えると、自分の通説(陰謀論とは真逆の固定観念、ステレオタイプ)が真実だと固執している敵対的な狂信者を正確に描写している。

歴史的背景の議論と拒まれる陰謀論という用語

さらに、この研究では、陰謀論者は「陰謀論者」と呼ばれることを好まないことを発見した。また一般論者よりも陰謀論者の方が歴史的背景を議論することも判明した。

これらの両方の発見は、テキサス大学から出版された、政治学者、ランス・デヘヴン・スミスによる、『Conspiracy Theory in America(アメリカにおける陰謀論)』で詳しく述べられている。

彼は、人々が、なぜ、「陰謀論者」と呼ばれるのを嫌うのか、その理由を説明している。

それは、この用語は、JFK暗殺に疑問を抱く人を中傷するためにCIAが生み出した造語だからだ。

https://alzhacker.com/in-1967-the-cia-created-the-label-conspiracy-theorists/

残念ながら、陰謀論という言葉を普及させ、陰謀論を嘲笑と敵意の対象にした、CIAのキャンペーンは、史上最も、成功したプロパガンダ活動の一つであると評価せざるを得ない。

つまり、蔑称の「陰謀論」や「陰謀論者」という言葉で侮辱する人たちは、真実を隠蔽するために使用しているのだ。

ところで、このキャンペーンは違法であり、関与したCIA職員は、犯罪者であった。CIAは国内活動を禁じらているが、法を破って、プロパガンダから暗殺に至るまで国内工作を行っている。

また、ランスは、重罪についての公式説明を疑う人が歴史的背景を論じたがる理由も説明している。

彼は、陰謀論が真実であることを説明し、未解決の民主主義に対する国家犯罪との間に強い関係があることを指摘している。

認知機能を妨げる

ゲルフ大学の心理学者、ローリー・マンウェル教授も「陰謀論」というレッテルが認知機能の妨げになっていることに同意している。

2010年、『American Behavioral Scientist』に掲載された論文の中で彼女は、一般論者は、既存の信念と矛盾する情報を処理できないため、明確に考えることができないと指摘している。

極端に非合理的である

陰謀論を攻撃する人の極端な非合理性は、ボイシ州大学のジンナ・ハスティング教授とマーティン・オア教授によっても言及されている。

『Dangerous Machinery: ‘Conspiracy Theorist’ as a Transpersonal Strategy of Exclusion』と題する2007年の査読付き論文で、彼らは、こう書いている。

もし、私があなたを陰謀論者と呼ぶ時、あなたが、実際に陰謀が存在することを主張していたのか、それとも私が、避けたい問題を提起していたいのかどうか、ほとんど問題ではない。問題なのは、あなたにレッテルを張ることで、あなたを発言、討論、論争が起きる場から戦略的に締め出すことにある。

https://web.archive.org/web/20181229135105/https://www.veteranstoday.com/2013/07/14/whatabout7/
https://web.archive.org/web/20181229135105/https://www.veteranstoday.com/2013/07/14/whatabout7/

しかし、今やSNSのおかげで、陰謀論の理解が広まり、学術的な研究やニュース記事へのコメントにおいても、陰謀論に賛成する声の方が、一般論よりも多く、理性的に思える。

ワクチンのニュースにおけるコメント

一般論者が、ますます敵意に満ちた、偏執的な変人の集団のように聞こえるのも無理はない。

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