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思い、そして書く

自分の意見を持って己の信念を信じて活動している人は物凄く輝いているしカッコいいと思う、それは育ってきた環境や、自分に影響を与えたものがあるから出来ているのであって、私のように人生にさほど影響も与えないような平凡な家庭環境で過ごして、自分の胸に深く刻まれるくらいの出会いがなければそんな熱量は生まれない、そう思っていた。

最近になりライティングの仕事をしている際に、いろんな人たちの文章を見たり、人生観を除く機会があって芸能人やyoutuber、アーティストなど活動をしている人たちには同じように何か信念があるからこそ続けられて有名になっている人が多いというのがしみじみ身に染みた。

それをさらに自分に刻んできたのがたまたま見ていたテレビ番組での一場面、小学生が環境問題をテーマに企業を起こして代表取締役になっているというお話、それを見たとき私の中に衝撃が走った。

自分が感じたことに全力に取り組んで人の役に立ちたいと思うようになったから親に直談判して、将来のためにためている学資金をカンパに企業を始めたのだ、その熱量は本物でちゃんと親を説得できるほどのプレゼンまで出来ているのが衝撃だったのだ

かく言う私も、自分の思う思想を行動に移したくて自分や仲間たちの力でボランティア団体を作ろうとしていた。
だが、その活動が家族に知れた際に姉からこんなことを言われた。
「自分の家の状況を分かっているのか?今にも貯金が尽きて破産しそうな状況でそんなことできるのか?」

正直ムカついた。

反論して言い負かしてやろうと思ったけど、考えていることが浅はかすぎて全部正論で言い返された。

ぐうの音も出なかった。

自分の考えていたことは間違っていたのかな・・・

なんて考えたこともあった。

正直家庭環境が深刻で本当にボランティア団体をやるなんて状況じゃなかったのは事実、それを払しょくするには一度家庭環境を安定させなければ前には進めないと自分でもわかっている。

だからこそ自分のやってきたことを断念せざるしかおえなかった。

でも「気持ちの中のその考えは変えるの?」と言われたらそれは違う、以前は考えがまだまだ甘ちゃんだったんだろうなと思う、私に怒ってきた姉を説得することすら出来ない浅はかな考えだったのは明白だろう、だけどこのまま終われるか?

そう考えたら絶対それは嫌なんだ、腑に落ちなくてしょうがない、せっかく作った団体を解体せざるおえなくなってしまった原因を作ったのは自分だ、だから尚更そう思ってしまう

最近自分の心に触れてくる成功している人たちの人生を垣間見るたびに思っていた。

「私はいつも浅はかな考えでしか行動できてない、ちゃんとした信念もないから中途半端しか動けないし、相手を説得できるほどの熱量すらも発揮できない」

それは、私が女に代わっている今の現状にも言えることで、私の母は私に対して味方をしようなんて気持ちは全くない、自分の子供がLGBTの当事者で少数派だからその気持ちを分かってあげなきゃと思う気持ちが全くないんだ、
そもそも女性に変わっている私に対して認めようとする素振りすらない

「恥ずかしいから人前で女みたいな格好するな」って言うくらい私をそういう感情でしか見ていない・・・

正直めちゃくちゃ悲しいし、わかってほしいと言う感情がすごく強いけどその原因を作っているのは私にも原因があると思っている。

母親を説得できないくらいの力が私には無いから・・・

この気持ちに関してすごく母に伝えたいけど怖くて話せないんだ・・・

たとえ何を言っても私を“男”という概念でしか見れないんだろうなと思ってしまっているから言えないんだ・・・

正直このまま一生母親は私をそういう目でしか見れないんだろうなとしか思えない、切なくなる。

本当ならちゃんと気持ちを伝えてわかってもらいたい、でも正直話して解決できるなんて思っていない、そもそもの私に対する感情が家庭を支えられない情けない息子みたいな印象になっているから、それを払しょくしない限りは何を言ったって私を下にしか見れないと思っている。

だからこそ思うんだ、そんな状況を打破したいなら私自身がちゃんと変わらなきゃいけないんだということ、母親が私を認めざるを得ないくらい変わっていかなきゃいけないんだということ!!

信念をもって貫き通さなきゃいけないこと、それは女性化する初期のころからわかっていたこと、最初の頃の計画ではあと二年後、つまり私が四十歳になるまでに達成したいことなんだ・・・

正直かなりつらい道のりだと思う、だけど今までの経験でちょっとずつだけど自分のやるべきことや、スキルを少しづつ上げてきていた。
それを中途半端に披露する機会も出てきてしまったが、それは私の信念の再確認とやるべきことを明確化をするためのプロセスの一環ではと最近の出来事で感じたのだ

団体をあきらめたがまだ気持ちは変わらない、LGBTの人たちの気持ちに寄り添って心のしこりを取ってあげるサポートをしてあげたい考えは変わらないんだ

だからこそ別の形になってもそれを実現するために動いていこうと思える。
それが一人の力で成しえるかはわからない、もしかしたら他人の力を借りなければならないかもしれない・・・

いいんだ、もしそうなったとしても自分の信念を貫きたいなら馬鹿なプライドなんて捨てられる。

他力本願になるかもしれないけどそれをしなければ実現できないならありがたく勉強させていただきたい所だ

そう思わせたのは、私の知るとある旅人さんがこんなことを言ってたからだ

「意地、我儘、泥臭さ。夢を叶えるために必要なことは「誰もしたがらないこと」をただひたすらやり続けること。」

それを見てハッとした。

確かにそうだなと思えた。

謙虚に行動していればそんな行動についてきてくれ、そして我儘でさえもわかってくれる環境が生まれてくる。

それは自分がやりたいと思うことを素直にやりたいと動いていくかによって決まってくる。

信念があればついてくる。

自分があればついてくる。

それは行動があるからこそのたまもので、その行動があったからこその経験になる。

そこから見えてくる何かが自分の信念を作り、未来を創り、夢を作るんだと思えた。

道は険しくてもちゃんと信じて進めば変わっていくものがあると思う、だから今は私の準備期間なんだと思う、今まで経験してきた自分の体験をしっかりその思考にインプットして未来につなげる架け橋を着実に作っていかなきゃいけない、目標があるならそれに向かって着実に進んでいこう

今年の初めから「自分を人としての成長のための飛躍の年にしたい」を抱負に動いてきた。

当初の目標とはズレたが、意外と抱負に沿った成長ができているんじゃないかって思っている。

今年もあと三か月だがその中でも私を成長させてくれる機会が何かしら出てくるはずだから、満足せずに邁進していきたい。

その経験を成長に変えて目標までに少しづつでも形にしていきたい、支援団体としての形は消えそうだけど、新たな形として何かしらできる活動をしたいなと思っている。

私の感じた経験や、思いをアドバイスに変えて同じ当事者達の心を癒せるような人間になりたい、それを基礎にお互いに話しあい、意見を交わし勉強しあい当事者たちの気持ちがいろんな人に伝わっていく、それは鼠算式にその思想がいろんな人に“経験”としての話で伝わりLGBTの理解が深まっていく、私はそう思っている。

一人の人間や、集団の人間がただ声を上げるだけじゃ環境なんて変わらない、ちょっとずつでも当事者達の話を聞ける場があれば、間違った知識もなくなっていくと思っているし、当事者たちが行動に移せる環境が出来上がっていくと思っている。

必然的にそうなるように動いていくことで環境が変わるし自然と行動が伴ってくるんだと思う、無理やりな変化ではなく“必然的”な変化を作るために何か行動をしていきたい、今は考えが曖昧だから整理がついてないがアドバイスくれそうな人に相談してみるのもありだよね。

まあまずは考えを前よりも明確にすることが重要かな、頭悪いし学がないからどこまで人を説得できる形にできるかはわからないけど、やらないことには変わらない、行動できる勇気は作れたんだからあとはめげずに諦めない信念をもってやってみればいいさ、今は味方になってくれる人はいないかもしれないけど、行動を起こしたいと思うならやれることから頑張ってみなよ!!

私は私の味方だから、また挫けそうなことがあったらnoteで私と会話すればいい、自問自答、考えを文章に起こすことは、自分の思想のアウトプットになるし、考えをまとめることもできる。

noteを続けてきたことにも意味があるんだから、こういったツールも有効活用していかないとね。

あ!あとたまにXでもつぶやこう、あっちは完全に日々の感じたことや共感してほしいことのオンパレードだけど、こんな私が居るよってアピールの場だからいいんじゃないかな?

私の人間性をさらけ出す場、正直どっちもだけどそんな気持ちを言葉にして話したい人が身近に居ないから、こういうところに吐き散らかして考えをまとめていかないとね。

オートガイネフェリアだった私。

MTFな私。

Xジェンダー?な私。

女性化している私。

私はここにいる。

日々悩んでる。

ストレスたまってる。

もがいてる。

抗ってる。

悔しがってる。

色んな感情が入り混じってる。

そんな私がここにいる。

生きてる。

息をしてる。

文字を書いてる。

考えてる。

成長しようとしてる。

女に変わろうとしてる(大事なことだから二回言う)

こんな私がここにいる。

ここにいる。

ここにいる。

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