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【イタリア国立大学】②大学生活 授業と復習

市庁舎の裏側


はじめに

以前公開していた2012年~13年の記事に
加筆、改訂を加えてまとめました。
ただし当時の手続き事項なので、
最新の情報は
各自でお調べ頂きますようお願い致します。

イタリアの大学へ正規留学するには、
まず▶東京イタリア文化会館にお問い合わせ下さい。
下記情報は、国立の教育機関に
外国人枠として正規入学する事を目的とした、
個人の経験による
入学手続きや大学生活のまとめ(2012年当時)です。


授業風景

授業は、基本的に全てイタリア語

学科によっては、英語など他言語で行われる授業もある。

専攻する学科によるが、
全学生必修科目や大人数が受講する科目は
長机跳ね椅子の所謂、講義室で行われる。
レベル別や少人数の科目であれば、
ミニテーブル付きのパイプ椅子教室になる場合もある。
ネイティブのイタリア語授業に着いて行く事は
専門用語の聞き取りの問題だけでなく
黒板の筆記体にも苦労するが、
更にパイプ椅子の机はとても小さくノートを取りにくい為、
初年度の前期は慣れる事をまず第一の目標にする事を奨める。

※個人の経験を話すと、最初から気負い過ぎると体を壊す恐れ有り。


教科書

各科目から指定される
授業用の教科書や試験用の指定図書などは、
一般の書店(リブレリーア)だけでなく
町のコピー店(コピステリーア)でも入手出来る場合がある。
書店によっては学割で購入出来る場合もあるので、
会計時に
学生証(テッセラ・ウニヴェルスィターリア)を掲示すると良い。


Ricevimento

各科目の担当教授は1週間に1度、
Ricevimento(リチェヴィメント)と呼ばれる相談時間を設けている。
曜日や時間、予約制の有無は教授によって異なるが、
指定の時間に教授室へ行けば
授業内容、課題図書への質問、卒業論文の相談などが出来る。


放課後学習

授業前、授業の空き時間、放課後など、イタリア人学生達は復習に励む。
友達を作って一緒に勉強すると、独りで張り詰める事も減る。
イタリアの大学校舎では
廊下の各所に勉強用の机が設置されており、
カフェ休憩もしつつ復習する事が可能。
大学図書館や市立図書館、学生寮の自習室なども遅くまで開いているので、
自分の「いつもの席」を決めて勉強するのも良い。

各大学、学科の授業詳細については、
希望大学のHPで各自ご確認下さい。



在日イタリア大使館(東京)
在大阪イタリア総領事館(大阪)
もしくは留学エージェント会社などに問い合わせる等、
最新の情報は必ずご自身でご確認下さい。

▶本記事の出典元ブログ記事
▶元ブログ「シエナの坂道。。」


【イタリア国立大学正規留学】目次

▷▷大学のシステム
学士/修士/博士課程

▷▷申請手続き
・渡航前
① 準備(1)
② 準備(2)
③ ビザ(1)
④ ビザ(2)
⑤ 住居証明
⑥ 学費納入
⑦ 海外保険
⑧ ビザ申請予約

・渡航後
⑨ 滞在許可(1)
⑩ 滞在許可(2)
⑪ 滞在許可(3)
⑫ 滞在許可(4)
⑬ オンライン入学登録

▷▷大学生活
① 授業期間
② 授業と復習  ←今ここ。
③ 期末試験

▷▷卒業論文・大学卒業
① ラウレア
② 始め方
③ 進め方
④ 完成後
⑤ ラウレア当日

▷▷番外編
卒論執筆の裏話

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