【イタリア国立大学】⑫正規留学の申請手続き 滞在許可（4）
はじめに
以前公開していた2013年1月～3月の記事に
加筆、改訂を加えてまとめました。
ただし当時の手続き事項なので、
最新の情報は
各自でお調べ頂きますようお願い致します。
イタリアの大学へ正規留学するには、
まず▶東京イタリア文化会館にお問い合わせ下さい。
下記情報は、国立の教育機関に
外国人枠として正規入学する事を目的とした、
個人の経験による
入学申請に必要な書類準備のまとめ（2012年～2013年当時）です。
ペルメッソ・ディ・ソッジョルノ
滞在許可（ペルメッソ・ディ・ソッジョルノ）は
渡航国での滞在が違法ではないという許可であり、
入国許可（ビザ）とは異なる。
関連記事:
▶④ ビザ（2）
▶⑨ 滞在許可（1）
▶⑩ 滞在許可（2）
滞在許可の有効期限
就学目的の滞在許可の場合、
申請する滞在期間は2種類。
3ヶ月以内
3ヶ月以上最長1年
1年以上滞在する留学生は、毎年更新が必要。
2回目以降の更新であれば
今後の滞在予定期間を申請すれば良い。
ビザを持って初めての申請の場合、
最初の滞在許可の有効期限はビザの交付期間と同じになるので注意。
滞在許可が満期になる前に、
3ヶ月以内、もしくは最長1年で更新する。
滞在許可証の更新申請期間
現行の滞在許可が切れる60日前までに更新を申請。
有効期限が切れても、
有効期限60日後までが更新猶予期間とされている。
更新時の必要書類
通常更新の場合
申請フォーム（キット）
パスポートの（未使用ページも含む）全ページのコピー
税務番号（コディチェ・フィスカーレ）のコピー
現行の滞在許可証の裏表コピー
保険証書のコピー
住居証明のコピー
貯蓄証明のコピー
規定数以上の試験合格証明
最初の試験を受ける前に更新が必要な場合
上記、合格証明以外の書類
在籍証明書（試験合格証明の代わり）
更新方法
最初の申請時と同じく、
郵便局で貰った申請フォームに必要事項を記入。
上記の必要書類と一緒に
封をしていないキットをAMICOマークの郵便局窓口へ。
申請料と郵送料を支払うと、
クェストゥーラ（移民局）での招集予約日を渡される。
領収書と招集日用紙は暫定の滞在許可証代わりとなり、
招集日でも必要。
移民局招集時の持ち物
証明写真4枚（実際には1枚もしくは2枚だけ使用する場合が多いが、念の為に4枚持って行く事を奨める）
パスポート原本
現行の滞在許可証原本
郵便局での領収書と招集日用紙
必要書類未提出の場合
移民局の窓口で、
更新に必要な書類が揃っているかチェックされる。
足りない書類があれば、
提出すべき書類リストと
提出先（FAXもしくはスキャンしてメール添付）の用紙を渡される。
※2012年当時はFAX提出、現在はPDFメール添付。
再提出にも期限があるので注意。
更新滞在許可証の受け取り
滞在許可証が出来上がると、
受け取り日時指定のSMSが
移民局から突如2日ほど前に届く。
指定日に不在であっても、
管轄移民局の受け取り専用日に行けば受け取る事が可能。
2012年～2013年にかけての個人の経験をまとめた記事なので、
最新の情報は各自でご確認下さい。
▶在日イタリア大使館（東京）
▶在大阪イタリア総領事館（大阪）
もしくは留学エージェント会社などに問い合わせる等、
最新の情報は必ずご自身でご確認下さい。
▶本記事の出典元ブログ記事
▶元ブログ「シエナの坂道。。」
【イタリア国立大学正規留学】目次
▷▷大学のシステム
学士／修士／博士課程
▷▷申請手続き
・渡航前
① 準備（１）
② 準備（２）
③ ビザ（１）
④ ビザ（２）
⑤ 住居証明
⑥ 学費納入
⑦ 海外保険
⑧ ビザ申請予約
・渡航後
⑨ 滞在許可（１）
⑩ 滞在許可（２）
⑪ 滞在許可（３）
⑫ 滞在許可（４） ←今ここ。
⑬ オンライン入学登録
▷▷大学生活
① 授業期間
② 授業と復習
③ 期末試験
▷▷卒業論文・大学卒業
① ラウレア
② 始め方
③ 進め方
④ 完成後
⑤ ラウレア当日
▷▷番外編
卒論執筆の裏話
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