見出し画像

【イタリア国立大学】②正規留学の申請手続き 準備(2)

シエナの中心、カンポ広場


はじめに

以前公開していた2012年7月の記事に
加筆、改訂を加えてまとめました。
ただし当時の手続き事項なので、
最新の情報は
各自でお調べ頂きますようお願い致します。

イタリアの大学へ正規留学するには、
まず▶東京イタリア文化会館にお問い合わせ下さい。
下記情報は、国立の教育機関に
外国人枠として正規入学する事を目的とした、
個人の経験による
入学申請に必要な書類準備のまとめ(2012年当時)です。


前記事の時系列

イタリア文化会館での説明会以降の時系列。
※詳しくは、▶① 準備(1)を参照。

  • 6月6日、東京イタリア文化会館。入学希望者説明会に参加。

  • 8日、出身校へ連絡。高等学校卒業証明と成績証明の発行希望を連絡。

  • 13日、在大阪イタリア領事館。写真証明の申請。(無料)

  • 14日、出身校、外務省大阪分室。午前中に出身校で証明書を受け取る。午後、外務省にて卒業証明書と成績証明書にアポスティーユ)を申請。(無料)
    出身校が公立→アポスティーユ、私立→公印証明。証明書だけでなく、入学申請書にもアポスティーユが必要。

  • 15日、在大阪イタリア領事館、外務省大阪分室。領事館にて写真証明を受け取る。外務省にてアポスティーユを受け取る。

  • 17日、翻訳家へ郵送。政府指定の翻訳家へアポスティーユ原本を速達で郵送。

  • 18日、公証人役場。入学申請書を公証人役場で証明してもらう。(約12000円)

  • 19日、翻訳家から返送。翻訳証明付きのアポスティーユが届く。

  • 21日、京都地方法務局、外務省大阪分室。公証人役場での証明を地方法務局で更に証明してもらう。(無料)そのまま外務省にてアポスティーユを申請。()(無料)
    入学申請書にもアポスティーユが必要な事を忘れていた為、複数回大阪分室を訪問。

  • 22日、外務省大阪分室。アポスティーユを受け取る。

  • 28日、東京イタリア文化会館。申請書類提出手続きをする。(約6000円)


注意

  1. アポスティーユは入学申請書にも必要。

  2. 翻訳への謝礼は、翻訳家によって26000円~70000円と大きく差がある。

  3. 入学申請書の大学名、コース名、学科名は正しく記入する事が必要。


申請書類提出手続きでの説明

① 入試通知書

入試通知書は、大学の任意で連絡が来る場合がある。
※来るかどうかは不明。


② ビザ(入国許可)

受験ビザは2017年から廃止。
現在は、観光ビザで入国してからの受験。

  1. 入試受験者は全員観光ビザで入国。

  2. 受験後、一旦帰国

  3. その後、日本で就学ビザを取得してから再渡航

※最新の情報は、各自でご確認下さい。


③ 語学入試

イタリア全国一斉イタリア語学力テストは、毎年9月上旬に現地で実施。
B2レベル以上の証明書保有者は免除。


④ 学科入試

学科別の入試の有無については個人で各大学へ確認する。


⑥ 現地居住住所

ビザ申請時に現地での滞在先住所が必要かは、
各自で在大阪イタリア領事館へ確認。



最新の情報は
文化会館の説明会にて各自でご確認下さい。

▶本記事の出典元ブログ記事
▶元ブログ「シエナの坂道。。」


【イタリア国立大学正規留学】目次

▷▷大学のシステム
学士/修士/博士課程

▷▷申請手続き
・渡航前
① 準備(1)
② 準備(2)  ←今ここ。
③ ビザ(1)
④ ビザ(2)
⑤ 住居証明
⑥ 学費納入
⑦ 海外保険
⑧ ビザ申請予約

・渡航後
⑨ 滞在許可(1)
⑩ 滞在許可(2)
⑪ 滞在許可(3)
⑫ 滞在許可(4)
⑬ オンライン入学登録

▷▷大学生活
① 授業期間
② 授業と復習
③ 期末試験

▷▷卒業論文・大学卒業
① ラウレア
② 始め方
③ 進め方
④ 完成後
⑤ ラウレア当日

▷▷番外編
卒論執筆の裏話

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?