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表現方法の葛藤を経て・・・

みなさん、こんばんは。綺羅です。

今日もnoteをご覧いただき、ありがとうございます。


最近、私の周りの人は、いろいろな道を、それぞれの決断で進まれている方が多いように思います。

そんなみなさんを見て、私は内心焦っていたり、「もっと頑張らなきゃ」という気持ちになったりします。

ただし、今までのように、闇雲に「行動しなければいけない!」という気持ちはかなり薄れたようです。

それはおそらく、まだはっきりとは分からないのですが、”何か”から「私には、私の為すべきことがある。」と強く言われているように感じるからです。

こんな気持ちになったのは、生まれて初めてかもしれません。


私は今、フォロワーさんへの感謝絵の仕上げ、年賀状の下描きと、創作活動を満喫している最中です。

ここまでたくさんの絵を、この場でみなさんにご覧いただきましたが、まだまだ描きたいものがありますし、それに伴って「描き方」にも一層興味が出て来たのです。



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絵、小説、詩、文字、写真、ハンドメイド・・・。

私のフォロワーさんは、創作活動に取り組んでいらっしゃる方が本当に多いです。

記事やつぶやきを見られるのも楽しいですが、クリエイターさんの思いや理想が、形となった「作品」として見られることも、noteでの醍醐味だと思っています。

私も記事のほかに、絵や写真、たまに洋服やハンドメイド、滅多に出しませんが小説を過去に載せたことがあります。

これらの中でも、特に「絵」を描いて出すことが多いです。

ですが、noteを始める前の私は、人前で「自分の絵を載せること」に激しく羞恥を覚えていました。


私の描く人間は、少女マンガやアニメのような描き方が多いです。

そして、パソコンで描く「お絵描きアプリ、ソフト」を持っていないので、紙と鉛筆とペンとコピックで表現する、アナログ絵です。

Twitterでの周囲の子たちは、みんなパソコンで描いた絵を載せていきます。

そのことに加えて、少女マンガやアニメの描き方が好きなのですが、周囲は少年マンガ系やリアルな描写、絵本のようなやわらかいタッチで描く人が、周囲には多かったです。

私は、絵を描くことも、見ることも好きなのですが、その景色は、何だか自分が場違いな感覚でした。

今考えると、私は自分の好きな絵の描き方をしたいと思いつつも、自分の表現方法と紙からパソコン変化するお絵描き環境に、酷くコンプレックスを持っていたのでしょう。


ですので、このコンプレックスを持っている間は、本当に地獄でした。

一生懸命に誰かに描いて、例え最高の出来になったとしても、完成と同時に、私の創作熱が冷めてしまうのです。

「最高に描けたのに、あの子に向けて描いたのに、なんでこんなに怖いんだろう・・・」と、考える時がほとんどでした。

また、「アナログ」というだけで、

「私の絵は、多分みんな、”ついで”で、もらってくれているんだ。私も絵を描くって言ったから、話を振らないとまずいと思ってくれたんだ。」

という、酷くこじれた考え方に囚われていた時もありました。

「今すぐに、絵を描いて欲しいと言ってくれた相手と、紙と鉛筆とペンとコピックに謝りなさい。」

と、当時の自分に言ってやりたいのですが、この気持ちの葛藤が無ければ、私は絵を描くことが嫌いになっていたと思います。


”ついで”ではなく、私の絵を大切にして欲しい気持ちを、自分自身で踏みにじっていました。

時代の流れとして、表現の媒体が紙からパソコンに変遷しただけで、私はそれに気付かず、その変化を「自分を否定されたこと」と、誤って捉えていたのです。

こうして気付けた私は幸運ですが、私と似たような考えの人がいたとして、このことが原因で、ペンを置いてしまった人がいるならば、同じクリエイターとして、悲しくて寂しいです。



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過去の自分に、この状態を見せてあげたいです。

「キミの絵が手描きだからこそ、喜んでくれる人がたくさんいるんだよ。」

と、堂々と言いたいです。


初めてnoteのフォロワーさんに向けて、絵を描かせてくださいとお願いした時も、

「デジタル絵が当たり前になっているような雰囲気の中で、手描きの絵を受け取ってもらえるだろうか・・・?」

と、恐怖と不安と、受け取ってもらえなかった時にどう応対すべきかというシュミレーションで、頭がいっぱいでした。

それでも、

「私の世界観で見えている、この人を描いてみたい。お礼をしたい、感謝を言いたい、これからもよろしくおねがいしますと言いたい・・・」

そんな気持ちだけが、確かな味方でした。


ですが今では、こんな私の絵を、すごく喜んでくれる人たちがいてくれていることに、感謝してもしきれません。

私の世界観で、ある人・物・事を表現して、その絵を見てくれる人を見つけられたことが幸福です。

自分に対しても、これから絵を送るだろう相手に対しても、素敵な絵を贈ることができるように、いろいろな描き方を学んでいきたいと、心の底から思えるようにもなりました。


みなさんには、私の創作の成長にお付き合いいただけていること、心からお礼申し上げます。

試行錯誤とたまに行き詰まるけれど、それでも進もうとする「私の絵」に、これからもお付き合いいただけると嬉しいです。



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トップ画像は 吉田 翠*詩文*様 からお借りしました!

ありがとうございました!


みなさんのスキに、いつも感動させられっぱなしです!

この記事にお時間をいただき、ありがとうございました。


それでは、今日はここまでです。

みなさん、いい創作時間をお過ごしください!



クリエイターの活動費として、使わせていただきます。 また、日本を中心とした、伝統文化を守り後世にも残して参りたいですので、その保護活動費としても使わせていただきます。