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2020年12月の記事一覧
頭巾を彩る世界 ~『赤ずきん』はなぜ“赤い”のか?(#24)
以前の記事(#22)でアルジェリアの民族衣装“ハイク”について触れました。
大きさ 通常6m×2.2m
素材 ウール、シルク、合成シルク
上記素材の織物であるのは共通ですが、名称や色彩は地域差があるようです。
首都アルジェと西部、色は生成→ハイク
東部、色は黒→マラヤ
南部、プリント柄→名称不明
そして現在は主に年配者が身に付ける傾向があり、若者が日常的に身につけているわけではないそうです
ラーメンマンをファッションチェックして気づいたこと。(#26)
前回の記事(#25)に引き続き、ラーメンマンについて、今回は衣装です。
彼は辮髪同様、実は清朝由来の衣装を身に着ています。
ちなみに日本で“チャイナドレス”と呼ばれるものは、一般的に女性の衣装で中国語で“旗袍(qipao)”と呼ばれます。
こちらも清朝貴族文化由来のもので、現代中国でも礼服として扱われています。
ただ広い意味では男性の衣装でもありました。
清朝以後はガウンタイプの“長衫”や“唐装”