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2021年に失敗したこと5選

プリちゃん | 『どんな毎日も、宝物になる日記』




12/30の日記。朝の7時台に乗っていた夜行バスは、大阪駅付近にやって来た。無事に到着できてよかったのと同時に、思いがけずバスの中で隣り合わせだった方と楽しく会話もできたことも嬉しい思い出となった。普段バスにあまり乗らない親子で、「ここのバスの席はとても狭いですよね〜」とフランクな語りかけから始まり、気づけば消灯の時間までお互いのことをシェアしあっていた。その3人とは、京都駅でお別れ。私は名刺をお渡しはしたけれど、相手の名前や連絡先は知らないし、教えてもらっていない。でも、これも何かの縁と思って、刷り上がったばかりのポストカードサイズのアートは3人分プレゼントさせて頂いた。いつかどこかのタイミングで、再会できることを願って。


私が生まれ育った実家は、和歌山県や関西空港の方が近い南大阪。大阪駅から電車で、40分ほどかかる場所にある。向かっている道中、今年の振り返りをしていた。とにかく今年2021年は過去一番というくらい走りに走り続けた年だったので、前半何をしていたか記憶に乏しいほど。振り返ってみると、たくさんの良かった出来事も多かった。けれども、それは応援してくださったり、協力してくださった方のお陰様。後は、それと同じくらい失敗したことも結構ある。今回の日記は、「個人的な2021年の失敗5選」を書き残しておこうと思う。




①2021年4月の横浜個展の搬入時、想定していた展示プランが実行できなくなってしまうことがあった。展示作品がワイヤーフックに吊り下げた時に、重さで絵の面が全て真下を向くという事態。さらに、搬入一週間前にメインビジュアルの木枠裏面に必要とする紐がないというハプニングも。結局、展示プランを練り直して別の魅せ方で実行。メインビジュアルに関しては、業者に紐を付け直すことで間に合わすことでカバー。1日でも気づくことが遅ければ、もっと大変な目に遭っていた。改善策としては、事前にチェックする回数や項目を増やすこと。それ以降は、このようなことでミスすることはなくなったので、今後も注意していきたい。


②4〜5月にかけての出版クラファン時。40%の達成率時点で、思うように伸び悩んでいた。いろいろとアクションを起こすも、支援が全く入らない日も幾つか出てきた。目標達成額を期限までに満額達成しないと、全てご返金というAll or Nothingの方式+周りからのプレッシャーも強く感じ、ご飯を食べられなくなるくらい、メンタルがボロボロになっていた。そんな時に限って、否定されたり、批判されたりするものだから参っていた。予め、伸び悩んでメンタルが想像以上に落ち込んだ時の対処方法を、もっと用意しておいた方が良かった。幸いにも、この落ちぶれていた時期に、親身に相談を乗ってくれる友人の存在でメンタルは整い、お陰で最終日には117％のサクセスで着地できた。今でも本当に感謝でしかない。



③クラファン挑戦時も、アートブック出版時も、プレスリリースの発行は効果が全然なかったこと。「たくさんの人に知ってもらいたい！」という想いから、いろんな施策をしていくと思う。その中で、私にとってプレスリリース発行は、全くといっていいほど費用対効果がなかった。知ってもらうのに取り組み続けてきて良かったことは、TwitterやインスタといったSNS。クラファンも、アートブックもそうだけど、支援や購入という「応援」は、すでにある繋がりから拡がっていったことがほとんど。今回の経験を基に、プレスリリースを発行するお金があるのだとしたら、その分、インスタ広告の方が圧倒的に反応が良かった。なので、来年以降はプレスリリースを打たない方向へシフトしたい。


④2021年9月、アートブックが無事に出版した後に、「読者同士が繋がり合える、オンラインコミュニティがあればいいのでは？」という気持ちから、PALETTE & FRIENDS(略して、パレフレ)を立ち上げたときのこと。ここでは、主にアートブックの掲載作品の裏話や、今後の展開についての情報を真っ先にシェアしたり。オンラインサロンに近いもの。それまでに、幾つかコミュニティに所属していた私であったので、ジョインしているメンバーさんの多くが、基本「見る専」になってしまうことに焦りと悩みが爆発していたこと。いいねやコメントする、アクティブなメンバーさんが中々増えないことに対して、「どうしたら良いのだろう。。」と思い悩んでた。時には強く求めてしまった反省もあり、今では苦くて恥ずかしい。試行錯誤していく過程で、メンバーさんの中には、所属しているだけで充分満ち足りている。という事実が分かり、「他のコミュニティのような、活気のあるコミュニティにしていきたい！」という理想を勝手に押し付けてしまっていたところがあった。実際、反応があるときはあるし、ない時はない。今では、「メンバーさんからの反応はあったら嬉しいけれど、それを必要以上に求めないようにする。」という心構えに切り替えたので、気持ちよくコミュニティ運営もできるようになった。

⑤この秋〜冬にかけて、出版したアートブックの販路を広げるために、メールや対面で営業したときのこと。まず、想像以上に断られるということを前提にした方が、メンタルは保ちやすくなる。私はどこか「良い本ができたから、受け入れてもらえるはず。。！」という気持ちがあり、苦手とする営業も果敢とチャレンジした。でも、ことごとくメールが無視されたり、「売り場が縮小して厳しいです」「上の者に確認しますね」と取扱の話が流れてしまったり。自費出版の書籍を取り扱っている店舗で、「ここなら大丈夫でしょ！」と期待していたところも、ご縁なくて置けなかったことも。。こういう良くない結果が立て続けにくるものだから、流石にメンタルダウンになった。さらには、最初の書店営業へ足を運んだ時のこと。新刊の取扱についての詳細を記載した書類(掛け率云々が書いてある)を用意していなかったことが原因で、せっかく取扱できそうな店舗とのチャンスを完全に失ってしまったこともあった。その失敗以降は、書面はきちんと用意しつつ、「断られても次があるよね」という前向きなマインドセットで再びチャレンジすると、お取り扱い店舗は徐々に増やしていけることができたからよかった。



他にも小さな失敗は数えきれないほどあったけれども、中でも印象深く残っているのは以上のことだった。(長い日記を読んでくださってありがとうございます。。。！)

2022年も何かしら失敗していくことが予想できるけれども、失敗は成功するために必要なものでもあるから、「また経験値を増やすことができた」という楽観的な姿勢で、これからも失敗を糧にしながらチャレンジしていこうと思う。。！


プリちゃん
「今日も最後まで読んでくださってありがとうございます。何か響くものがありましたら、コメントとっても嬉しいです！ 明日も書きますね。どんな毎日も、宝物になる日記。」



- INFORMATION from プリちゃん -

①1/1 0:00 - 1/3 23:59まで、感謝企画のLucky Bag(福袋)スタート。。！


②2022年の新プロジェクト、「虹色スマイル」はじめます🌈


③ 1/18 ~ 1/30まで銀座個展します。。！


④ 優しい時間を味わうアートブック好評発売中。。！(発送は、1/12以降から)


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