気分の波は自分でコントロールできるものではない

21歳女が生まれて初めて精神科に行った話Part2

前回は自分の気分や自傷癖についてお話ししましたが、今回はメンタルクリニックに行ってみてどうだったのか、処方された薬についてなどについてお話していきたいなと思います。

ちなみに私は、割と評判の良かったこのクリニック一つしか行っておらず、タイトルにある通り今までに精神科心療内科受診歴はありません。他のクリニックにも初診予約の電話をかけましたが、直近の自傷のあるものは親の同伴が必要と言われたためやめました。加えて、コロナの影響もあり、初診受付開始がどこも8月以降となっていた上に、患者が押し寄せ、直近ではなかなか予約がとれそうになっかったので、ほかのメンクリも予約していないです。

今まで仲のいい友達一人には少し心の体調がよくないことは告げていましたが、もちろん詳しく全容を誰にも話したことはないし、冬にアームカットを始めて半袖の季節にはもう自粛期間で大学に行く必要がなかったので、知り合いで私の自傷跡に気付いているのはその子一人です。今まで人に直接言ったことなかった話を何十分にもわたり、吐き出すというのは思いのほかかなりかなり労力のいることで、何となく何を言おうかあたまではまとめていましたが、精神科に行って自分のことを話したその日には、かなり気分の落ち込みがひどかったです。行く数日前から少し元気だったので余計に落差が激しかったです。また同じ気分の沈みを経験するのはかなりしんどいので他のクリニックに行ってみることは今のところ考えていません。このまま薬を飲み始めてそれでも体調が変わらなかったら、そのうち他にも行ってみて複数のお医者さんの意見を聞いてみたいとは思っています。

ではでは本題へ。受付を済ませ簡単なテストみたいなものを二つ受け、診察1でソーシャルワーカー(精神保健福祉士)の方に話を聞いてもらい、診察2で処方する薬を告げられ、処方箋を渡され終わるという流れで、特に病名や疑われる精神疾患を告げられたわけではありません。まぁ、初診ですし、気分の沈みがあるのは確実でそれは直さないといけないね以上ってとこでしょうか。

行く前は、頼むから病名をつけてくれ免罪符をくれそしたら少しでも解放されるんじゃないか自分のせいだけじゃないんかといった感じでしたが、よくよく考えると正式に病気だと医者に言ってもらうことが免罪符をもらうことにあたるという考えが危ういですね(笑)。疾患名がついて、診断書があれば、もうあなたは病気なのだから、普通に学校に行って普通に働かなくても、しっかり休養を取る権利を社会的に承認してあげますよ、負の烙印を押してもらうことで普通に頑張れなくてもいいよ、もうあんたはしゃーないね、みたいな意味合いです、免罪符をもらうとは。(決して精神病を患うことは負の烙印を押されることだと言いたいわけではないです。あくまでも私の私個人一人だけに該当する考え方だと捉えてくださいお願いします)

2018年春にどんより雲が始まり、2019年夏から死にたいがデフォルト化していたので、一応自分でも、自分はこれに該当するんじゃないかと心の病気についてインターネットで今年に入って何回か調べました。というか、「死にたい」「希死念慮」「自殺」「自傷」「セックス 自傷」と検索ボックスに何回も打ち込んでいると、いやでも"うつ"についての情報など入ってきます(笑)。私の中では、非定型うつ(新型うつ?軽症うつ?)、持続性抑うつ障害(気分変調症)、双極性障害Ⅱ型このあたりからなと、症状から勝手に推測していました。気分の沈みがあるけど、普通にご飯は食べられるし、友達と出かければ楽しいし、睡眠時間は長くとも起きてバイトに行けるので、大うつではないのは確実で、でも軽度のうつが慢性化し、加えて突然の希死念慮や自殺念慮がやってくるといった感じだったので。

結局、お医者さん曰く、「気分の波はもう自分でコントロールできるものではないので、お薬で安定させていきましょう。とにかく今は好きな時に寝て起きて好きなことをしてゆっくり過ごしましょう。」とのことです。まぁ誰も病院でしんどいって言ってる人に、もっとがんばれなんて言わないですよね(笑)。しかし、ネット情報によると、定型うつ(大うつ)は絶対に安静にしないと行けないのに対し、否定型うつ(私がこれに該当するかわかりませんが)は無気力なところを少し頑張れるようにサポートしてあげるほうがいいと書いてあったりします。現在は大学生で時間が自由に使えるので、もう2018年からぼんやり散歩したり昼間で寝たりと好きに旅行に行ったり自然を見に行ったり、もう2年以上ゆっくりすごしている私なのでさすがに、「もう2年以上ゆっくり過ごしてるんですけどこれ以上ゆっくりして大丈夫ですかね?(笑)」とつい聞いてしまいました(笑)。「もうそれくらいの長いスパンで見ていきましょう。」とのお返事が返ってきました。裏を返せば、やはり、この気分の沈みは今後もそうなくなるものではない、長く付き合っていかないといけないということであったりもするので、何とも言えない気持ちになりますね(笑)。

現在、大学四年生でコロナで留学もいけそうにないのでもうすぐ卒業です。今までは大学生といういい御身分を親に買ってもらっていたので、ゆっくり過ごしていましたが、卒業後はどうなるのかちっとも見えません(笑)。さすがにこのスローライフ(笑)を続けるわけにはいかないですし、国立大学まで卒業して新卒一括制度の恩恵を受けずにフリーターはこれまた余計な不安材料になりますね(笑)。早く進路を決定しないと、そろそろ親が不審がる上に、病んでる原因に親との関係も一要因として入っているので、早くそこらへんもどうにかしないとです。経済的な親への依存は親への後ろめたさのもとでですし、親に逆らえない状況を作っているので、早く親元を離れて経済的に自立すること、彼らと距離を置くことが、わたし的には自分の気分を良くする策の一つだとはわかっているんですが、なんせ、絶賛無気力&過眠状態にあるのでなかなか就活も院試準備も進まないです(笑)。親のおかげで囲われたスローライフを送れるスペースを得られていましたが、あらあらゆっくり過ごすにはお願いして囲われ続けないといけないので、どうも気持ちの面では晴れそうにないですね~(笑)ごみかて、じぶん。

あれれ、処方されたお薬とその薬獲得までのストーリーを話すつもりが、またもや長くなってしまったので、一旦切り上げます~。ではまたパート3で!本日もお付き合いいただきありがとうございました!!!

私なんぞにご支援いただける方がこの地球上におりましたら、もう控えめに言ってあげみざわエクスプローションします。