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ぽる日記

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2023年7月の記事一覧

ヨーヨー釣り、300円。

ヨーヨー釣り、300円。

近所の夏祭りに子どもと行ったら、体験価値について実感できたことがある。

大人になると、祭りは飲み食いするのがメインになるだろう。僕自身も、牛串やクレープ、チョコバナナ、かき氷を食べながら、レモンサワーを飲みつつ、最後には気持ち悪くなって倒れそうになってしまった。

それに対して、子どもは食べ物ももちろんのこと、「モノ」を欲しがる。お面や風船、くじなど、普段、目にできないものが並んでいるからだろう

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生放送直後の本音

生放送直後の本音

生放送終了後の興奮冷めやらぬまま、筆を進めている。

20:00-21:00にschooというオンラインプラットフォームで、英語の学び直しの講義をし終えたところだ。

19:00にスタジオ入りしたと思ったら、気づけば本番3分前。放送がスタートして、今何時かと確認したら、終了6分前だった。

1時間の講義はあっという間で、自分自身は楽しめた「はず」だ。その熱量は、受講生に伝わっているように思う。

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健全な劣等感を持っているか?

健全な劣等感を持っているか?

学習を継続する上で、「他の人と比較しない」ことが挙げられます。他の人と比較するデメリットは、自分の欠点が目につくからです。そして、それらがモチベーションを下げます。「あの人はあんなにできるのに」と自分に限界を感じさせてしまう。

これは辛い。

「どうすれば他の英語学習者とうまくやっていけるのか」と考えていたところ、200万部超のベストセラーである『嫌われる勇気』の一節に出会いました。

ふむ。比

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ヨーグルトのフタが犠牲者になった。

ヨーグルトのフタが犠牲者になった。

大きめのヨーグルトの蓋を外すと、ペロッと明ける内蓋みたいなものがありますよね。まじまじと見たことがありますか。僕は、今日、初めてじっと見つめることになりました。目にイラストとトリビアが飛び込んできたのです。

「ミッキーの名付け親はウォルトの妻」

蓋を開けた当初はスルーしていたのですが、僕の目はそれを見逃しません。なぜなら、お役立ち感が蔓延っていたからです。

一応、企業とのタイアップでの記載だ

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自己啓発本100冊読んで「意味ない」人の末路

自己啓発本100冊読んで「意味ない」人の末路

自己啓発本の存在意義は否定しません。むしろ、有益です。ただ、読むだけでは「意味ない」です。僕がその好例です。

成長実感がないFacebook の投稿を見て「活躍しているね」という言葉をいただきます。 嬉しいことですが、その投稿は「自分が活躍した場面」だけを切り取っているので、そう見えているだけです。実際は、「うまくいかない」とか「なんでこんな自分なんだろう」とか、思い悩むことも多くあります。

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一生一緒にいてくれ、と思えた本。

一生一緒にいてくれ、と思えた本。

こんなに緊張する書評は初めてかもしれない。先日、1章でページを捲る手を止めた、という本だ。

書評に緊張感が走る理由は、「この世は明ける。書けば、必ず」と帯に書かれているからだ。「書く」ことに対する本に対して、何かを「書く」というのは非常に勇気がいる。

僕もライターとしてお金をいただいて働いているだけあり、それこそ言葉を選んで勢いよく切り込みたいところ。端的に言わせていただく。

2章から「娘の

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お役立ち感に胃もたれする日々。

お役立ち感に胃もたれする日々。

カバーの写真を見ただけで、「エモーショナル胃もたれ」しませんか? このnoteを見たタイミングによりますが、「お腹の減り具合にかかわらず、感情的にお腹いっぱいで無理」という意味の造語です。

この「エモ胃も」は文章でも生じます。

「TOEICのスコアアップに効果的なのは」
「Twitterのフォロワー数アップには」
「一番大事なのはプロフに」

この手の字面を見た瞬間に「ああ、無理」となりません

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情報過多の現代の処方箋は「自分に取材して書く」こと。

情報過多の現代の処方箋は「自分に取材して書く」こと。

2023年、最高に楽しみにしていた一冊が手元に届きました。

note業界には知らぬ人はいないであろう、古賀史健さんの新著『さみしい夜にはペンを持て』です。

ごめんなさい、第一章で無理やりページを捲る手を止めました。このまま朝を迎えそうになったからです。

まだ結末を迎えていませんが、「自分に取材をしよう」というメッセージが強く組み込まれているように感じます。

ライターという職業は、他者に取材

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「知らんでいいことがある」ワン

「知らんでいいことがある」ワン

情報が溢れている時代に、かならず覚えていくといい言葉に出会った。

「人間の脳は1万年、まったく進化していない」という話を聞いたことがあるだろうか。1万年前の情報の多さを知ることは、今不可能であるが、現在より少なかったことは間違いないだろう。

引用元にも書かれている Twitter のトレンド機能。自分がツイートをしようと思ったのに、ついついトレンドに目が入ってしまうことはないだろうか。僕はたび

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