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観察日記143

観察日記143
おはようございます。
今日は「タテマエ抜きの教育論: 教育を、現場から本気で変えよう! 」の第2章より。

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通常学級と特別支援学級とに分けるから、通常学級の子ども達は、「おれらは普通。あいつらは格下」と思い込まされたまま、社会に出ていくことになります。
…分けられて学ぶことで通常学級の子どもたちが失ってしまう学びって、あまりにも大きいんです。
私は今、すごく言葉にこだわっていて、「教師が子どもを育てる」という言葉は過去のものだな、と思っています。
なぜなら、主語が教師になってしまうと、育てることに満足し、育てることで終わってしまうからです。
でも、大切なのは、目の前の子どもがどう育ったか、子どもが育つ事実をどうつくっているか、育った事実はどこにあるかなのです。
(Q.いじめが増えているのは)
調査方法の厳格化ということもあるでしょうが、やはり、悪しき一斉指導によって、子どもの「個」が確立していないことが、最大の原因ではないかと考えています。
個が大事にされて育っている教室では、トラブルやいじめがあっても、絶対に後ろ向きには捉えません。
教室にはプラスの空気があるから、友達とぶつかるのは当たり前で、その衝突が成長のためになるのだということを理解しています。
だから、「こういうトラブルがあったから、ここの部分は変えよう」という話が子どもの側から出てきます。
合理的配慮と言いながら、多様な特性を持った子をどんどん特別支援学級へと移し、排除しています。
画一的な子供だけを授業の場に残して、どうやって「主体的・対話的で深い学び」を実現して、社会力をつけるというのでしょう。
「見える学力を優先すると見えない学力は付かない、でも見えない学力を優先すれば、結果として見える学力は付いてくる」
先生(大人)自身が変わらないで、子ども達ばかりを変えようとしていることが大きな問題です。
…そもそも「この子が私に反抗しているのはなぜだろう?」ということを教えてくれるのは、その子しかいません。
ですから、先生がその子から学ぶしかない。
どんなに悪ぶっている子でも、先生が自分に学ぼうとしている姿や空気というものは伝わりますから、絶対につながることができるはずです。

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