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サイコパス社長に出会い、逃げるまでの100日間の話【第一章】
サイコパスとは?
- 良心が欠如しており 他者に冷淡で共感性が無い 平然と嘘をつき 表面は魅力的 -
2019年春、サイコパスに出会った。
メガネをかけた普通の男性。
初めて会った時の印象ではどのような人柄であったかと聞かれると
特に覚えていないほど普通。
社長をしているだけあり、結構大きな家に住んでいた。
新たな仕事のはじまり
昨年春頃、久しぶりに友達からメールが届いたことから始まった。
サイコパス社長に出会い、逃げるまでの100日間の話【第二章】
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不要不急の電話仕事を始め一か月ほど経った頃。
社長から、社員である30代の男性、40代の女性の二人を音声通話越しに紹介された。
私としてはこの二人は話しやすそうだという印象を受けた。
仕事を紹介してくれた友達が言うにも、やはり二人は優しいとのこと。
よかった。
優しい社員が二人もいてくれるのだから、私はこの仕事を
サイコパス社長に出会い、逃げるまでの100日間の話【第三章】
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障がいがあることを疑う仕事を始めて二か月が経とうとしていた。
辞めることを全力で止められた友達も私も、まだ仕事は続いていた。
明け方まで仕事をすることについて社長に断りを入れると、夜間は何をしているのかと深く問い詰められ、何度も電話がかかってきた。
通話越しに上手くあしらえるようになったのかというと、まったくもって
サイコパス社長に出会い、逃げるまでの100日間の話【第四章】
第一章〜最終章まで一覧⇒ サイコパス社長に出会い、逃げるまでの100日間の話
サイコパスの誕生この仕事を始めて二か月半に差し掛かろうとした頃だった。
私と友達、二人で電話をする時間を設けた。
日々怒鳴られ、泣き、どれだけ疲れていても、不満を吐き出す時間は必要だと思ったからである。
わざわざ話をするために時間を取るのはお互い珍しかった。
友達は「あの人、サイコパスだと思う」と話した。
サイコ
サイコパス社長に出会い、逃げるまでの100日間の話【第五章】
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友達が逃げることに成功仕事を始めて三か月が近づこうとしていた。
いよいよ友達が逃げることに成功した。
私が知る限りでは、友達は3度ほど辞める旨を申し出ては人手が足りないからと却下されていた。
ところがサイコパスに給料が振り込まれていない旨を話すと、その日は特に機嫌が悪かったようで揉めた勢いに任せてようやく辞めることが
サイコパス社長に出会い、逃げるまでの100日間の話【最終章】
第一章〜最終章まで一覧⇒ サイコパス社長に出会い、逃げるまでの100日間の話
最終計画この仕事をはじめて三か月と少しの月日が経った。
初めて2~3日の休日らしき日ができた。
逃げるならここしかない。
私の家からサイコパスの自宅兼事務所まで、車では1時間ほどかかる距離があった。
仕事をしていた期間中に、サイコパスはパソコンなどの機器を連絡もなく私と友達の家宛てに頻繁に郵送してきていた。
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