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できることを持ち寄って
私の実家は兼業農家で、田植えや稲刈りなどの繁忙期には、無口でいつもにこにこしているちょっと不思議なおじちゃんが必ずお手伝いに来ていました。
うちだけでなく、ご近所の農作業のお手伝いをしているようでした。
そのおじちゃんに知的障害があること、お兄さん夫婦と暮らしていて、近所の農作業を手伝ってお金をもらっていることを知ったのは大人になってからだったと思います。
そのことは関係なく、今私は発達症(知的
支援をみんなで楽しもう
テレビで、ダンスをしている人たちを見ていました。
輪になって、真ん中に出てきた人が踊る。
周りの人たちは真ん中で踊っている人を称賛して盛り上がる。
それを見てふと思いました。
発達支援の支援方法っていろいろな方法があるのに、自分のしている支援が1番だと思ってしまうのはなぜだろう?
ダンスをしている人たちは、自分と違うダンスも振り付けも受け入れて楽しんでいます。
もし、真ん中に出てきたその人の
そのままで暮らせる社会を
東田直樹さんの本を読んでいると、自閉症の人は自分でもコントロールできない特性を持っているんだということがわかります。
記憶に時間がないのでいつのことかわからない
道を歩くことは楽しいから走る
不安な中で知っているものを探す
答えが欲しいのではなく言葉を聞きたいから何度も聞く
パターンがインプットされていないから行動できない
なぜしなければいけないのかわからない
自分がするより人がしている風景を見
支援者奢ることなかれ
支援者だからって人を変えることはできません。
奢ってはいけない。
人を変えることはできないし、変えようとすることがおこがましいのです。
放課後デイで職員がよく言います。
「あの子のここが気になる」
「あの子のここを何とかしたい」
「あの子はこうなった方がいい」
子どもにより良く成長してほしいから、課題に目が向きます。
私たちの仕事は、子どもの成長をサポートをすることです。
でも、それは子
浮いてもいいじゃない
「浮く」って何だろう?
ふわふわ浮かぶことだったらいいのに。
宙に浮けたら楽しいけれど。
人と違うこと、集団からはみ出てることを悪い意味で使われることが多いから嫌な言葉だなぁと思います。
浮くって悪いことなのか?
浮いちゃだめ?
みんなと違って目立つことはだめ?
みんなに合わせないといけない?
みんなと同じことをするのがいいの?
みんなからはみ出ないことがいいの?
凸凹さんの集まる放課
子どもに楽しんでもらいたいから
夏休み。
放課後デイでは朝から子どもが利用します。
職員はイベントを企画して実施します。
1日が長いため、夏休みだからできる経験を提供することや子どもが時間を持て余すことを減らすことなどのためです。
ただ、イベントは子どもは喜びますが、実施する大人は大変で疲れてしまうこともあり、そんなに頻繁には難しいです…
それでも、理想の子どものためと現実の大人の労力との折り合いをつけて企画・実施をしていま