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海外生活振り返り日記-ニュージーランド前編-#14

ボクシングデー

 初めてボクシングデーと聞いてなんのことだか分からなかったけど、クリスマスの次の日のビッグセールだと学校で聞いた。日本の初売りのような、アメリカのブラックフライデーのようなセールだ。名前の由来は諸説あるらしいが、私が聞いたのはプレゼントの箱を開ける日だからと誰かが言っていた。でもプレゼントを開けるのは25日じゃないのか?と疑問も持ちつつ、その時は "セールの日" という事だけ覚えた。
 昨日日本から来てくれた友達二人と合流し、この日は一日中ショッピング。街は昨日とは打って変わって大盛りあがりだった。見て回ったのは基本的に服屋さんだったが、どこのお店も店内をすれ違うのが大変なくらい混雑していた。2人とも楽しそうに買い物をしていたので一安心。
 ひとしきり服などを買った後昼食をとり、今度はスーパーでお土産探し。以前リサかソフィーに教えてもらったニュージーランド産のチョコを友達に勧めたらめちゃくちゃ気に入って何個も買っていた。実はそのチョコを後日別の日本人の友達にも勧めたらやっぱりその子もどハマりしていたのでそれ以来、海外で同じものを見つけたら必ずお土産に買って帰ることにしている。私は普段チョコを食べないのでそこまで感動はしなかったがたまに買って食べていた。Whittaker’sというメーカーのずっしりした大きめの板チョコでアーモンドやドライフルーツやココナッツなど色々なフレーバーが出ている。何がそんなに魅力的なのかと言うとドライフルーツやアーモンドがごろごろ入った感じが良いそうだ。中でもベリー系のドライフルーツが入ったものが私の友達の中では人気だった。日本の店頭では見たことはないがネットで高く売られているのを見たのでどこか海外で見かけたら試してみると良いかもしれない。ちなみに香港のスーパーでもよく見かける。香港では良心的な価格で購入できるのでチョコ好きな人で機会があれば試してみると良いかもしれない。
 他にも試したお菓子がある。黒くて長いグミのようなリコリス。日本人でも意外と美味しいという人がいるが、どうだろうと3人で食べてみる事にした。3人いたら誰か美味しいと言うかもしれないと思ったが案の定皆うぇーと吐き出した。
 あとはニュージーランドと言ったらマヌカハニー。よく日本でも高級な蜂蜜として売られているがニュージーランドではマヌカハニーのブランドや種類が豊富で結構お手頃な値段で買えるものもある。ARATAKIというメーカーの緑のカップに入ったマヌカハニーはホームステイ先でも常にあったしお手頃価格だったのでこれもお勧めした。ただ、ホームステイ先にはマヌカではなくクローバーブレンドというフレーバーの白いカップの蜂蜜も常備されていて私はそっちの味の方が好きだった。
 他にもポケットティッシュを見せたら何だこれと言っていた。見た目は厚手の長四角、中身はレストランのテーブルとかに置いてある紙ナプキンの様で一枚一枚しっかりしている。実はこのタイプのティッシュはニュージーランドに限らず日本以外の国ではよく目にしたので、こんな小さな事でも日本独自のものって意外とあるんだなと感じた。
 少しお土産紹介の様になってしまったが、外国のスーパーは土産の宝庫だ。何時間でも居られる。

翌日の予定

 一日中買い物をして疲れたので、併設されたカフェで一休み。既に夕方となっていたので次の日の予定を確認して解散となった。翌日は長距離バスに乗って遠出する。私も行ったことのない場所なので大冒険だ。
 今回来てくれた2人の友達は5泊6日の旅行で6日目の朝には日本に帰ってしまう。着いた日と帰国の日は数えないでしっかり遊べるのは4日間。オークランドのみで過ごせばのんびりとした旅となるが、折角ニュージーランドに来て自然を見ずに都会の街並みだけ見て帰ってしまうのは勿体無いという想いもあって、1日だけ街から離れて自然豊かな地域に行こうと計画していた。ニュージーランドの大自然と言ったら南島なのだが一泊だけでは難しいので北島の中でも自然が豊かな場所に行く事にしていた。
 目的地はベイ•オブ•アイランズというエリアのパイヒアという街。名前の通りその地域には大小様々な島が沢山点在していて海と森がきれいそうな場所だ。
 事前にバスのチケットは買ってあったが実際どんな感じの所なのかよく分かっていなかったので、現地に着いたら考えようというラフな感じで行く事にしていた。とりあえず自然を満喫してニュージーランドっぽい思い出が作れると良いなと思っていた。

予定メモ

つづく


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