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【仕事術】田中みな実にお世話になっている

田中みな実さんを活用した、私のアホな仕事術のお話です。
ちなみに、特別田中みな実さんのファンではありませんが、貫き通している姿は素敵であこがれます!

以前の私

3か所目の職場の上司が、とにかく自分勝手で人の言うことを聞き入れないタイプの保健師でした。
2人いた上司はそれぞれを嫌っており、職場内での人間関係のバランスはとっても難しかったです。
そんな上司に対して、私はとにかく「理論武装」で徹底抗戦しました。
例えば、自分の担当している家庭で、近く虐待が起こってしまう可能性があるので対応したい!と報告・相談しても、
「大事にして、虐待が起きなかったらどうするの?」…それはいいことでは?100%起きるって決まっていないと対応しないの?と、とにかく難しい人でした。
私の方もカチーーン!!と頭に来てしまい、そこからはとにかく法律や制度、マニュアルを総ざらいして、自分の言うことを通すために徹底的にやりました。
途中からはとにかく上司をぎゃふんと言わせたい!と思って根拠を集めていました。
結果的に、法律には逆らえないので自分の言う通りになり、私は気が晴れますが、上司との関係も上司がイライラすることで職場での雰囲気もあまりよいとは言えない状態になっていました。

何のために?

何度もそういったやり取りを繰り返していくうちに、あれ?私はこの人に「参りました!」と言わせたいからやっているのでは?と思うようになりました。
『自分の思う通りにしたい』というのが目的なら、わざわざ上司を嫌な気持ちにする方法を取らなくてもよいのでは?と気づいた瞬間がありました。
心のどこかで、嫌いな上司に恥をかかせたいとも思っていたと思います。
こんなことも知らないで仕事してたんですか~?という態度を見せていたかもしれません。
自分の虚栄心や満足のためにやっていない?と思うと、なんだか今まで「仕事だから、市民のため」にやっていると見せかけて、自分のために動いているように思えて恥ずかしくなりました。

方法はこれじゃなくていい
気付いてからは「どうしたら聞き入れてもらえるか」ということにフォーカスして考えるようなりました。
媚びを売る必要はないですが、聞き入れてもらうには嫌われるよりは好かれている方がよいです。
かわいがられる方が得だ!と、ここにきて覚醒…。
どうしたらいいか?考えた末に行きついたのは、かわいがられるタイプの人の観察と実践です。

それが難しいんだってば。

言うのは簡単で、本にも書いてあるんですが、そうそうできるもんでもない…が、やらねば変わらない!ということで、
マネるという概念から、「その人になる」のイメージで行くことにしました。

「私が言ってるんじゃない、みな実がいってるんだもん」笑

このスタンスで行くと、あざとい言い回しとか、ちょっと上司をおだてちゃう発言も、みな実が言ってるだから仕方ないよ~~と、言えちゃう。※私は。
おなじ方法で、怖いお客さんには「私の中のアネキが許さん」のスタンスで、「ダメなもんはダメなんで。以上」と、隙を与えない対応が…ちょっとだけできました。


その後は、先輩から「どうしちゃったの?最近めちゃくちゃ成長してない?」と言われるくらいうまくいくようになりました。
目的を見失わない、目的を思い出す、感情に持っていかれないように気を付けています。
あまり役立たないお話でした。
お読みいただきありがとうございました。

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