逃げ道づくり

健診で対応した保護者の方から、苦情まではいかないまでもご意見をいただきました。

自分の担当しているお子さんではなかったので、同僚や先輩にフォローをしてもらうという…。

「健診の時の保健師に、うちの子に障害があると言われた」

(もちろん 障害 という言い回しはしていないですが)自分としてもそれなりの信念を持って、健診時の対応をしているので、正直堪えました。

こうなってくると、自分の信念が間違

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嬉しいー><
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障害受容って何様だ

保健師の大事な仕事の1つに、障害の早期発見・早期支援がある。

保健師として年数も重ねてきて、ある程度の精度をもって支援が必要なお子さんを把握できるようになった(と思っている)

それでも相手が人間である以上、私たちの思う通りに支援が進むわけがない。

私が陥りやすいのは「なんでわかってくれないんだ」という保護者への責任のなすりつけ。

そんなとき、My本棚から手に取る本はこれ。

主に支援者向け

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ありがとうございます。
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感情労働を見える化したい…が

肉体労働は体を使う仕事

頭脳労働は頭を使う仕事

感情労働は心を使う仕事

だけど

もしかして感情労働って人に伝わりにくいのでは?と考える。

肉体労働

とってもイメージしやすい。

体を動かす=疲れる と、ほとんどの人が経験しているから。

物を運搬する仕事なら、進捗状況が一発でわかる。あと体を動かすと汗をかいたり、筋肉がついたり。

プロセス(例:汗)や結果(例:マッチョ)が客観的にわか

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ありがとうございます。
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生きることは、決断すること

保健センターには、さまざまな相談が寄せられる。

死にたい、子どもを殺してしまいそう、というヘビーな内容は想像されやすいと思う。でも、実はそういう内容より多い訴えがある。

【例】
・今日は洗濯物を外に干してもいいか
・腰が痛いが処方されてる湿布を貼っていいか
・風邪気味だけどお風呂に入った方がいいか

しかも相談してくる人達は、いたって大真面目で真剣。

湿度何%に保った方がいい?

※相談内容

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ありがとうございます。
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これからの母子保健 こども保健行政に懸ける思い

すでに厚生労働省のホームページでも出ていることですし、何も隠すことはないと思いますので、少しずつお伝えしていきたいと思います。

昨年度、「上手な医療のかかり方を広めるための懇談会」がありました。

そこで検討されたことが、今年度事業として実施されることになっています。

役所の方も請け負った業者の方も、いまきっと連日遅くまで残業しながら(働き方改革から始まったことで矛盾していますが)取り組んでく

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わーい、ありがとうございます(⌒▽⌒)
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見送る人

どうして、なんで、この人ばかり、不幸な事ばかり起こってしまうんだろうと思う時がある。

虐待、家族間の不和、病気、いじめ、リストラ、配偶者の死。

一般的に不幸だとか、マイナスだとか、一人の人が背負うには大きすぎるイベントが重なる人がいる。

各支援機関が動いたとしても、どうにもならない場合も多い。

その人を取り巻く環境があまりにも複雑すぎて、本人や支援者の努力だけでは変えられない。

かと言っ

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あなたにとってハッピーな1日でありますように!
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「苦手」のルーツを辿ると自分が見えてくる

先日、いかにも男児らしい男児を見かけた。

見えない何かと戦い、一人でごっこ遊びをしている、ザ・男児。

私は「楽しそうだなあ」

夫は「ああいう男の子苦手…」

夫は温厚で優しい。小さい子供も嫌いではない。そんな夫からザ・男児が苦手という言葉が出るなんてと、ビックリした。理由を聞くと「いかにもアホっぽい行動」が気に障るらしい。

そういえば私も苦手なタイプの子がいる。

「自分が女の子であること

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人は手に入るモノより失うモノに意識が向く

がん検診の受診率向上 と併せて、最近よく聞く言葉がナッジ理論

最新の受診率向上施策ハンドブックにも

得る喜びよりも、失う痛みを回避する人間の特性を使って、望ましい行動につなげられるようにせよ、と書いてある。

検診の受診率向上のため以外にも、さまざまな事に当てはまると思う。

ナッジ理論とは、まったく関係のない内容だけど
少し前に 傲慢と善良 を読んだ。

婚活をしていた男女が婚約まで至るのだ

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死にたいわけじゃなくて、生きたくないのである。

「死にたい」って相談電話がかかってくることは、珍しいことじゃない。

事情を聞けば「なるほど、それは自分が体験したとしても、死にたくなるな」って理由がきちんとある。

ひとりの人間が背負うには、あまりに大きい荷物を抱えてる。

誰に託すこともできず、八方塞がりの人。

死にたいと直接的には言わないで「心の相談をしたいんですが…」という人もいる。

家族がいない、一人暮らしで不安、人と話すのが苦手で

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その一言で、受診が変わる

昨日の群馬県小児科医会のセミナー報告に、「病気のときに使ってね」の一言で変わったある区の実例と、書きました。

そこを詳しく、とリクエストいただいたので、書きますね。

とある区の保健センターと当会で、子どもの医療のかかり方についての冊子を作ったことがあります。

その際に、出産バッグ(母子手帳とともにもらういろんなパンフレットが入った紙のバッグ)の中に入れないで、とお願いしました。

そして、「

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