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2019年3月の記事一覧

そのプロトタイプは価値検証のため?ユーザビリティ検証のため?

そのプロトタイプは価値検証のため?ユーザビリティ検証のため?

こんにちは、moyoです。東京のとあるベンチャーでデザイナーをしています。

今回は実装前のUIプロトタイプでのユーザーテストについて、具体的な質問例を用いながら書いてみようと思います。前職・現職から得た経験的観測なので、フィードバック大歓迎です!

ユーザビリティって?ところでよく耳にする「ユーザビリティ」ってどういう意味なんでしょう?こちらのサイトによると、国際規格では以下のように定義されてい

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サービスデザインの“サービス”とは?

サービスデザインの“サービス”とは?

※この記事は2012/12/13 グラグリッドの投稿記事の再掲です。

「サービス」という言葉には、いろんな意味がある。
概念があまりに一般的で、さまざまな視点から、それぞれ定義づけされてきたからだ。

「お客さん、サンマもう一匹サービスしちゃうよっ。」という“無料”という意味を表すものから、「衣服のクリーニング・サービスやってます。」という仕事のまとまりを捉えて呼ぶもの。
「ラッピングは、サービ

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サービス開発がエクスペリエンスドリブンとなる理由

サービス開発がエクスペリエンスドリブンとなる理由

講演主体INEVITABLE ja night presented by Google Cloud

主旨サービス開発がエクスペリエンスドリブンとなる理由や背景の解説

ステージ上の人物1.深津貴之氏
2.小島英揮氏

繰り返し発言された内容黎明期はテクノロジードリブンだが、普及しきるとテクノロジーだけでは差別化しにくくなるため、ほかの差別化方策が求められる

主旨と発言内容を照らした結論(私見)

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サービスに求められるものを、6段階に分類する

サービスに求められるものを、6段階に分類する

先日、Google Cloudさんのイベントで話した「サービスの段階」の補足。

「サービスの体験をよくする」というのが、漠然としてどうすればいいかわからないとき、まずユーザー体験を6段階に分類するのをオススメします。

この図をベースに、

・あなたのプロダクトの現状
・やろうとする施策やアップデート

が、それぞれどのレイヤーに属するかを見て、基本は低レイヤー(機能より)のものから、充足させて

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ユーザー体験を加速させるテクノロジは何か?

ユーザー体験を加速させるテクノロジは何か?

Googleのイベント「INEVITABLE ja night 第 8 回 エクスペリエンスドリブンへの不可避な流れ」で対談をしました。その補足1。

僕が注目する、体験を向上させるテクノロジについて。

モデレーターの小島さんは、VRや5Gといった答えを想定していたようですが…ちょっと捻って、以下の3つのテクノロジを挙げてみました。

・データ分析
・SAAS
・サブスクリプション

データ分析

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INEVITABLE ja night 第 8 回 エクスペリエンスドリブンへの不可避な流れ

INEVITABLE ja night 第 8 回 エクスペリエンスドリブンへの不可避な流れ

イベントに足を運ぶことが増えてきて、SNS以外にアウトプットする場所を作ろうかなあと思っていたけど、いまさら普通のブログってのもピンと来なくて、ちょうど今回登壇されていた深津さんがnoteに関わっていて、ずいぶん前から気になってもいたので、ぼくにはちょうどいいかなと思って始めてみる。

INEVITABLE 対談THE GUILDの深津さんとパラレルマーケターの小島さんの対談。
テクノロジーが先行

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プロダクトを最初から最後までいい感じに ~飽和した世界に大切なのはエクスペリエンス!! - #inevitableja night #8 @fladdict @nobsato @taquo 【生データ版】

プロダクトを最初から最後までいい感じに ~飽和した世界に大切なのはエクスペリエンス!! - #inevitableja night #8 @fladdict @nobsato @taquo 【生データ版】

 ある分野が飽和していくと大切になってくるのが「経験」である。サブスクリプションでもちょっとで悪い経験があるとユーザが離れてしまうことから「経験」重視にならざるをえない。

 ビジネスマンには「儲かりまっせ」、創業者には「意義/意味は」、技術者/職人には「あなたの技術/技を一番活かせるのは」と、相手に合わせて切り出す。みそ汁の例え、タコさんウィンナーの例えなど、それこそ「経験」に裏打ちされた見事な

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私の考えるプロダクトマネジメントとUXデザインの関係

私の考えるプロダクトマネジメントとUXデザインの関係

この記事は、2019年2月26日にレバレジーズ社で開催された BIT VALLEY -INSIDE- Vol.6 で発表したスライドおこしになります。

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こんばんわ。
まずは自己紹介させてください。

竹田 哲也と申します。デザイナーをしていまして主にユーザーの体験の部分などのサービスデザインをメインにしています。カンタンに僕の経歴なんですが、

UIデザイン会社のグッドパッチでPMとし

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