見出し画像

なにかに頼りたい人をピンポイントで狙う『霊感商法と開運商法』

霊感商法や開運商法特集を見ていると、なんでこんなものを買っちゃうんだろう?と思うことがありますよね。

ひとは焦りや不安を感じやすい生き物なので、家族の死、離婚、事故、病気などの不幸を経験すると冷静な判断力がなくなり、なにかに頼りたくなってだまされてしまうのです。

今回は、なにかに頼りたい人をピンポイントで狙う『霊感商法と開運商法』について紹介していきます。

霊感商法と開運商法


霊感商法とは、単なるつぼや印鑑・置き物などに、あたかも超自然的な霊力があるように、言葉たくみに思わせて、不当に高い値段で売り込む商法です。

開運商法とは、「身に付けるだけで運気が上がる」「大金が手に入る」「宝くじが当たる」「能力がアップする」などと謳って、高額な開運グッズ(数珠、財布など)を購入させたり、不安を解消するなどの名目で、高額な料金を払わせる商法です。

画像1

どちらも、ひとの不幸や弱みに付け込んで高額な商品を売りつけるので悪徳商法とも呼ばれています。

悪徳商法は、ターゲットが「不安になりやすい」や「神秘的なものを信じやすい」人間で、仮に1000人に1人という極めて少ない個体をターゲットにすることでなりたっています。

1万人いれば10人のカモが存在し、1億人いる場合は10万人がターゲットになります。

悪徳商法は、はじめから正常な判断ができる人は狙わずに、精神的に弱った人をターゲットにしているので今もなくならないのですね。

占いは最強のマーケティング実践事業

悪徳商法に似ている商売は、世の中にたくさんあります。

たとえば、ショッピングモールの占いエリアです。

占いの鑑定料が安めに設定されているのは、客を広く集めて、その中からカモを見つけるためなのです。

相談者が占いに頼るのは、精神的に不安なことがあるからで、鑑定を続けていく中で占い師に精神が弱っていることがバレれば、不幸を乗り越えるための「モノ」を購入させられます。

さらに、相談者の中から「あなたは特別に素質があるわよ」と教育をして、高額なコンサル料を手に入れるのが占い師の本当の収入なのです。

画像2

マーケティングでよく使われている「集客⇒教育⇒販売」の流れが昔からあり、占い師の目的は「客を生徒化して搾り取る」ことだったのです。

占いは、オンラインサロンのようなコミュニティー帰属意識までカバーしているので最強のマーケティング実践事業なのかもしれませんね。

お金を稼がないとこのままでは不幸になる!という意識を強く植え付け、焦らせる副業ビジネスもマーケティング手法は同じなので気をつけましょう。

最後に

今回は、なにかに頼りたい人をピンポイントで狙う『霊感商法と開運商法』について紹介しました。

ひとは焦りや不安を感じやすい生き物なので、家族の死、離婚、事故、病気などの不幸を経験すると冷静な判断力がなくなり、なにかに頼りたくなってだまされてしまいます。

霊感商法と開運商法は、ひとの不幸や弱みに付け込んで高額な商品を売りつけるので悪徳商法とも呼ばれています。

占いなどの悪徳商法は、ターゲットが「不安になりやすい」や「神秘的なものを信じやすい」人間で、仮に1000人に1人という極めて少ない個体をターゲットにすることでなりたっています。

悪徳商法は、はじめから正常な判断ができる人は狙わずに、精神的に弱った人をターゲットにしているので昔からある商法なのに現代でもなくなっていないんですね。

この記事を読んだ後に、占いエリアをみかけたら警戒してみてくださいね♪

この記事が参加している募集

#noteでよかったこと

48,019件

#お金について考える

37,180件

80歳まで生きるとすると、人生の残り日数は3万日です。 40歳だと1万5千日、仕事・睡眠・プライベートの3つで分けると5,000日 プライベートタイムを家事・風呂食事・趣味の3つで分けると1,666日しかありません。 そんな貴重な時間を使って読んで頂き嬉しいです!