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【低姿勢】腰を低くするとチップの量が増える!を証明した研究


先日、息子がショッピングモールでジュースを落とし、床を汚してしまいました。



このとき助けてくれた清掃のおばさんが、嫌な顔せずに床に膝をついて一緒に拭いてくれたので、とても感動したことがありました。



今回は『腰を低くするとチップの量が増える』を証明したアメリカの研究を交えて、低姿勢でいることの大切さを紹介していきます。


チップに関する実験


ヒューストン大学のマイケル・リン博士は、中華料理店にやってきた270名のお客さんを対象にある実験を行いました。


あらかじめ中華料理店の店員に、半数のお客さんには『腰をかがめて注文を受けてください』と伝えます。



残り半数には、「立ったまま注文を受けてください」と頼んでおきました。



その後、リン博士が会計時にもらえるチップの額にどのくらい差が出るかを調べたのです。

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◆もらえるチップの額にどのくらい差が出るか?



①『腰をかがめて受付をした』場合は、3,28ドル(約358円)


②「立ったまま受付した」場合は、2.56ドル(約280円)となりました。


実験の結果は、低姿勢で受付をした店員のほうが印象がよく、チップを多くもらうことができたのです。


低姿勢が人の心を撃つことは実験で証明されたので、次にわたしたちが知っている仕事を例に紹介していきます。


ホストクラブは片膝をついてあいさつする



ホストクラブでは、片膝をついてお客様を迎えます。



冷静に考えると『やりすぎだな』と思うくらい、おおげさなしぐさですが、お客さんの女性からしてみるとイケメンホストが片膝をついて自分より低い姿勢で迎えてくれるほど、うれしいことはありません。



イケメンホストのスーツが高ければ高いほど、効果は大きくなります。



結果として、お客様の財布がゆるんでしまうのです。


成功者ほど腰が低い


有名な企業の創業者は、総じて腰の低い人物であったと様々な記録があります。

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【実るほど頭を垂れる稲穂かな】


稲が成長すると実を付け、その重みで実(頭)の部分が垂れ下がってくることから、立派に成長した人間、つまり人格者ほど頭の低い謙虚な姿勢であるという事を意味することわざです。


Panasonic(松下電器)の松下幸之助も同じように腰を低くすることを、2代目にすすめていました。



腰を低くすることは、成功者のマインドでもあるのです。

最後に

今回は『腰を低くするとチップの量が増える』を証明したアメリカの研究を交えて、低姿勢でいることの大切さを紹介しました。


アメリカのマイケル・リン博士は、立ったまま受付をする店員より、腰を低くして受付をした店員のほうがチップが多くなることを証明しました。


成功している会社の創業者も、みんな腰が低い人物ばかりです。


地面に膝をつける行為は、相手を一番大切にしていることの証明ですから、プライドがないなんて捉えるのは大間違いで、プロの仕事なのです。


わたしは、清掃のおばさんに一流の仕事を教えて頂きました。


この記事を読んだアナタも、おおげさでも腰を低くしたほうがメリットは多いので参考にしてみてくださいね。

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