記事一覧
ぱソんこがライターとして書いた取材・レビュー記事一覧(2022)
2022年はTGS2022でVRが躍進したように見えて、一方でQuest 2が値上がりし、北米でVRがそれなりに定着する一方で日本と欧州がまだ追いついていないなど、振れ幅が大きい年でした。
この記事では主にゲームのレビューや取材記事をサイト毎の時系列順に載せてあります。自分で数えたら2022年は9本の記事で、2021年が12本だったので3本減りました。
●IGN JAPAN(7本)2021年を
【#ぱソ天】Half-Lifeを初代からAlyxまでプレイした二人が感想を語る:Half-Life 2とPortal編
2021年7月24日、Twitterのトーク機能であるSpaceにてぱソんことアロハ天狗の二名によってHalf-Lifeシリーズが語られた。口頭の対談を読み物として最適化した上で記事にしました。
Half-Life初代については【#ぱソ天】Half-Lifeを初代からAlyxまでプレイした二人が感想を語る:Half-Life初代編をご覧ください。
登場人物ぱソんこ
VRに強いゲームデザイナー
『Half-Life: Alyx』は「恐怖」でプレイヤーのテンポ感を制御してVR酔いを防ぐ。
この記事は上記のHalf-Life: Alyxコラム記事の省略版である。
前置き
2020年3月24日、VALVEよりVRゲーム『Half-Life: Alyx』が発売された。AlyxはFPS『Half-Life』シリーズの13年ぶりの新作でありながらVRゲームで珍しい超大作で、Alyxが今後のVRゲームの基準になることは間違いない。
ただし、シリーズのファンからは「あきらかに過去作よりホラー
VRゲームの理想と限界を見せる『Boneworks』物理演算と身体感覚のシナジーが生み出す没入感を探る
本記事はHalf-Life: Alyx発売前の2019年12月~2020年3月に書かれたもので、Half-Life: Alyxと比較してやや古い記述があるかもしれない。Half-Life: Alyxとの紹介を合わせて「VR元年の逆襲」というテーマで執筆していた。
前置きVRゲームの開発者やプレイヤーに付きまとう一番の問題は「VR酔い」だ。VRゲームの開発はVR酔い対策との戦いであり、VR酔いが起
【コラム】至高のVRゲーム『Half-Life: Alyx』はなぜ怖くて面白いのか?VALVEがとった逆算のVRゲームデザインを考察しよう。
この記事は2020年の春から夏に執筆されたものだが、諸事情により1年の時を経て公開することとなった。この記事の執筆後にリリースされた開発者コメンタリーモードを経てもなお、この記事で述べる意見が変わることはない。Half-Life: AlyxもといHalf-Lifeシリーズはどうしても日本での認知が低く(スピンオフのPortalシリーズはかなり人気なのだが)、本作の考察らしい考察の記事も日本語ではほ
もっとみる「没入型シミュレーション」と「創発的ゲームプレイ」のひみつ
この記事は2020年10月12日にVRSNS「Cluster」で開催されたイベント「#VR元年を終わらせる会」で筆者が発表したスライド「物理演算の次は化学演算だ!Immersive Simの秘密」をもとに加筆・修正したものです。
この記事では、日本語の情報が少ない「没入型シミュレーション(Immersive Sim)」および「創発的ゲームプレイ(Emergent Gameplay)」の簡単な解説
ウォーキングシミュレータとしてのOuter Wildsと断片的なストーリーテリング
2019年5月に発売されたアドベンチャーゲーム『Outer Wilds』は海外では発売当初から批評家の評価は高く、数多くの賞にノミネートされていたが、日本での知名度はいささか低かった。
2020年4月、個人ゲーム開発者のもっぴん氏がTwitterで絶賛し、これにつられてWebメディア「ねとらぼ」副編集長の池谷勇人(てっけん)氏がOuter WildsにドハマリしてTwitterで布教を始めたこと